たりぃさんの山旅

山旅を愛するたりぃさんが超軽量の道具とデジタルガジェットを使って奥深い山域を旅します

vivomove styleをトレイルランで使う(トレイルラン)

-- on 2020/6/6

一部がアップデートで修正されたので、取り消し線とコメント追記で更新しました。しかし、トレイルランで使うためのポジティブなアップデートは何もないので、このまま生活時計(笑)として使います。ライフログをとって健康的な生活を送るためのスマートウオッチとしてはかなり良いのですが、AppleとかFitbitと比べてどうなの?と言われると、そんなにアドバンテージがあるようには感じていません。

-- on 2019/11/2

今のところ1週間、約30kmロードで走ってみて感じた欠点を正直に書いておきます。想像より多めだったけど、期待の裏返しだと思ってます。

その期待の大きさというのもありますが、率直に結論から言うと、今のバージョンではトレイルランで本格的に使うのは難しいと思います。 

しかしながら、殆どはソフトウェアアップデートで直せると思う機能なので、後でgarminに改善要望を送ろうと思います。まあ、まだVer1.0なので、これからのアプデに期待ですね。思えばvivosmart HRJも2~3度アップデートの後にまともに心拍計が使えるようになりましたしね。このアプデが降ってくる世界では普通だと思います。 

・文字が小さい

これはとにかくペースなどを表示する下部分の数字が見にくい。あくまでvivosmart HRJと比べてしまうんですが、ぱっと見てすぐに見えないんですよ。もう少しギリギリいっぱいにするか、フォントを見やすいものにして欲しい。私が遠視という事もあるのですが、スマホのように大きさが変更できると助かるのですが。

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もしかしたら日本語以外のフォントなら見やすいかもしれないから英語に変えてみたけど同じだった。。フォントのカスタマイズできるかな。してもあまり変わらない気もするけど。 

・高度を表示できない

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これはvicosmart HRJも出来なかったけど、高度の測定はされていて上記画像にあるようにスマホからは参照できるのだから、デバイス上でも表示を選べるようにしてほしい。登山家にとって高度計は必須装備です!よってトレイルランナーにとってもかなり必須装備です!!

・Activityの順番をランを最初に移動できない、名称変更が出来ない、トレイルランを追加できない

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殆どランしか使わないので一番上にしたいし、トレイルラン用はロードとは別の表示順番にしたい、例えば仮に高度計が表示できたらロードでは不要だからトレイルラン専用にしたいし、とにかくカスタマイズ可能にしてほしい! 

・ディスプレイを常時オンにできない

これはジェスチャーしてから表示するまでに若干タイムラグがあるため、若干確認時間が長くなり危険度が少し増すから、トレイルランで使うのにためらいを感じます。あらかじめ腕を上げるジェスチャーをしてから数秒待ってから見れば一瞬だけ目線を変えればOKだけど、その動きが無駄に感じます。vivosmart 3,4なども同じ仕様なのですが、vivosmart HRJは常時表示ができました。これが最大の利点だったと言っても過言ではなかったのでずっと使ってました。これを解決するには、腕を下ろしたら輝度を最低にする事で対応できると思います。というより、そういうオプションを追加して欲しい。 

・Activity時、ゾーン表示用アナログ針が、見るたびに針が動いて見にくい

これは常時オンがないのも関係ありますが、仮に消灯したとしても、アナログ針は元の時計表示には戻らずに動かないでほしいのです。そうでないと針がいちいち動いて目障りでランに集中できないし、ディスプレイの文字も隠してしまうし、電池の消費も増えてしまいます。再度まとめると、Avtivity時にはアナログ時計を表示しない、という選択枠を設けて、アナログ針をゾーン表示専用にして欲しいのです。 

電池持ちが悪い →これはv.3.00から大幅に改善されています!(1.5日→4.0日!)

今は何もしなくても1日で半分程度無くなり、3日一杯持つことがまだ無いです。まあ、Apple watchよりは持ちが良い気がしますが、vivosmart HRJが4~5日持つから週末2回か、週末+平日の2回充電するだけで済む事を鑑みると、ちょっと残念な数字です。

これは、上記改善点に書いたアナログ針の移動を最小限にし、バイブもなるべく短い鼓動にし、ディスプレイ輝度の自動制御を低めに設定できるようにすれば改善できると思います。

ちょっと手動設定にてバイブの強さとか輝度とかジェスチャーとかカスタマイズしてバッテリー持ちを改善させてみます。ただ、チャージは1時間もあればフル充電になって素晴らしいのですが、vicosmart HRJも新品の頃はそれぐらいだった気がするので普通かもしれません。 

Bluetoothコネクションが頻繁に切断される

 →これもv3.00で自動再接続されるようになってかなり改善されていますが、切れる事自体は完全には治っていません。

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これは突然やってきたり、データ量が多かったりするとエラーが頻発しています。上の画像のように右上のステータスが赤くなって同期できなくなります。使っているテクノロジーBluetoothなので、他の電波の影響で切れまくるのは織り込み済みですが、それにしてもヒドイ現状。切れても良いけど閉塞の仕方がヘボすぎるんです。切れたら切れる、素早く再接続する、それが適当処理だから毎回変わってしまっていると思います。

対処方法として、バイス側からペアリングやり直したり、BTオンオフしたり、アプリ再起動したり、iPhone再起動したりして治る時もありますが、ずっと治らない時もあります。特にConnected GPSのデータを取ってデータが大きいとき(とはいえたかだか8km走)の場合でも、同期中にエラーが出て閉塞してiPhone再起動でも治らない事が2回も発生しました。まあ、走った後だからまだ良いけど、相当イライラします。

最後はデバイスリセットだけども、ハードリセットボタンがないvivomoveは電源ケーブルを差してしばらくするとリセットされる仕様。fitbitとほぼ同じですね。外出先だとほぼ絶望的な状況に置かれます。モバイルバッテリーをもって走らないと、スマートウオッチとして通知を受けたりすることができなくなる事を意味します。まあ、モバイルバッテリーを持って走っているから私は良いのですが、普通の人はそんな人いないと思われます。なお、走るときは超軽量薄型のダイソー500円バッテリーを持ってます。

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最後はデバイス登録削除して再登録。そうしたら、こんな風にアナログ針の停止位置がグチャグチャになったり、

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再登録後の同期したログが、GPSがスタート地点から動いていなかったり(これは別の理由かもしれないが2回目)、いろいろまだ残念なデバイスです。早くアプデ降ってこないかな。

こんなレベルじゃあもうしばらくはvivosmartHRJにしばらく戻してアプデ待ちかもしれない。まあver1.0なんてこんなもんだけどね。やはりver3.0でしょう。 

そうこうしているうちに、昨日、ライバルのFitbitがgoogleに買収されたニュースが飛び込んできた。あああ。。garminには頑張ってほしいけど、amazonsoftbankとかに買収されないといろいろ辛い立場になるなあ。憧れ期間を含めたgarmin歴が結構長いので頑張ってほしいんですよね。

でもね、同じGoogle陣営と言えるWear OS採用のCASIOの中身がFitbitのデザインで出たりしたら最高になるじゃないかとか妄想すると、そっちはそっちで凄いカッコいい山デバイスができるようなぁと思ったりしてます。CASIOの、あの、Fなんちゃらだった気がする名前も覚えられないデバイスは、中身は最高だけれども見た目が全く興味ないデザインでかっこ悪いからほんとに期待しちゃう。あれだとYAMAPをカラー表示までできちゃうしバッテリー持ちも良いしね。でも、あれを付けてスーツで会社に行く気になるのか?いや、はっきり言って僕はなりません。CASIO大好きだし今でも山に行くときはCASIO着けていくCASIO愛好者だけど、会社に着けていく気には全くなりませんね。

-----on 2020/1/18-----

上記をつぶやいてしばらくしたら、SuuntoからWearOS搭載機が出ちゃいました。これはヤバすぎます。 

最新のv3.20情報はこちらです。実はv3.30も降ってきていますが、違いが判らないので割愛します(笑)on 2020/6/6

お正月に降ってきた超特大アップデートv3.00の記事はこちらです on 2020/01/03 

ランニングの基本機能はどうなのよ?という方は以下の記事を読んでみてね。

これは私がいかにこの手のガジェットが好きか、という事を長く書いている記事なので、どうしても読みたい方だけクリックしてください。その下の記事も同じく。

vivomove Styleをトレイルランで使う(ランニング)

-- on 2019/10/28

前回は歩いた事を書いたので、今回は走った感想をレポートします!

今回も山ではなく夜間のロードで帰宅ランです。週末は山に行きたいですねえ。

前回のレポートはこちら。基本操作/表示内容とウオーキングの表示画面の事を書きました。

(2020/6/6追記)半年以上走るときに使ってみて、このGPS接続動作を何度もやった結果、初めて行くコース以外はGPSを使わなくなったので、詳細を更新しました。

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ランニングモードをオンにするには、画面を表示させてから(腕を持ち上げるジェスチャーするかダブルタップ)、画面を長押しするとアクティビティ(Activities)が現れます。結構面倒。。
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最初がウォーク(Walk)なので、右にスワイプして(スマホの設定でカスタマイズできますが、ランをデフォルトにはできませんOrz)ラン(Run)を選択してタップします。

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ConnectedGPSを聞かれるのでオン(チェック)をタップするのですが、以下に述べるように時間がかかるので、いつものコースをジョギングする場合は×を押してGPSオフで使っています。その場合、すぐにスタートできます。
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スマートフォンGPS(ConnectedGPS)をレ(チェック)でタップすると、自動的に接続されるのを待ちます。この時実はGarmin Connect Mobileアプリを起動して表示しておく必要があります。そうしないと次のグルグルで延々と1分ぐらい待つ事になります。あとからアプリ起動しても待たされるときがあるので、時間があって初めてのコースを走るときのみオンにしています。

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これはほんの一瞬だけ表示されます。Connectアプリを起動していないと、しばらくずっとこの画面になってしまい、走り出す事ができなくなります。
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アプリをあらかじめ起動しておけば、ものの数秒でスマホのA-GPSが取れます。

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画面をダブルタップして開始!これ、意外と忘れるのでダブルタップしてください。本来、不要と思うのは私だけでしょうか。きっと走らないデザイナーの人が作ったんでしょうね。

また、ConnectedGPSを使わない場合は、いきなりこの画面に来るので、やはり同じようにダブルタップしてください。
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上に心拍ゾーン計がグラフィカルに表示され、下に経過タイムが表示されカウントアップされます。

これでもう、GPSランニングウォッチ(私はエプソンGPS(SF210))での60秒ぐらい腕を上にあげならGPS衛星を捕捉するのを待つあの儀式が不要になりました!曇りの日でも大丈夫。格段にクイックスタートできます。ConnectedGPSはコレが凄いんですよ!🤣

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走り出したらこんな感じです。

この画像では、心拍163と表示され、さらにメーターがゾーン5を指していて、赤のところが下側に少し広くなってあるのが分かります。アナログで直感的に見えるのはありがたい!

いきなりレッドゾーンに突入させてみました(笑)
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これは心拍142でオレンジのゾーン4。下のディスプレイはスワイプさせて距離0.55を表示したところ。単位表示が無いので少し分かりにくいですが、vivosmartHRJ同様にスワイプ回数で分かるかも。
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心拍134でゾーン3。下のディスプレイはペース表示ですが、腕を持ってきて表示されてすぐの時は比較的真っ当な値だけど、そのまま走ってるとみるみるペースが落ちる。30秒単位ぐらいで。なにか予測してるぐらいに速すぎ。正直ほとんど当てになりません。
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時間とカレンダーとバッテリー残量。ちょっと文字が小さいから不要なカレンダーは非表示にしたいところ。走りながらカレンダー見る人いないと思う。
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このように腕を下ろして振っている時は、ディスプレイが消灯します。腕をグイッと前に持ってくるとディスプレイが表示されてアナログ針がグイーンと動いてメーター針になります。これはワールドクロック時計をセカンダリに切り替えた時と似ている感動が有りますが、振動はなく速度は速めですね。アナログウォッチ好きなのでニヤニヤしちゃいます。あー、もう、アナログ時計に戻ることはないかもしれない。欲を言えば針をブレゲ針にして欲しいです(笑)
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Auto lap時の表示。とても見やすいけど、タイムがlap timeではなくtotal timeなのが残念なところ。それ、いらない情報でしょう。カスタマイズ出来るのかな?(とりあえずまだ見つけてない)
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ゾーン5を、振り切らせてみようと思い全力疾走しましたが、疲れたのでまた今度(笑)
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このようにGPSのおかげで距離の精度が上がり、vivosmartHRJの歩幅から計算する距離よりも1-2割ほど短くなりました(笑)

しかしGPSログが途中で切れてる。。。なぜだろう。バッテリーが時計もスマホもギリギリだったのでローバッテリーモードになったんだろうか。

今日は電車の中でずっと触っていたから1日でバッテリーがほぼ無くなりました(笑)

やはりディスプレイ輝度と表示時間は低めにしようかな。

カスタマイズは意外と項目が少ない印象です。ソフトウェアアップデートに期待します。

次は山ですが、アクティビティにトレイルランニングも登山も無いんですが、なぜだろう。これもアプデ期待します。高度表示は出来ないのかな。。これが無いと登山でもトレランでも使えない。。

トレイルランで使えるかどうかは次の記事で書いています。

お正月に降ってきたv3.00の記事はこちらです。 on 2020/01/03 

vivomove Styleをトレイルランで使う(基本機能)

2020/9/6 v3.50最新ソフトウエアが来たので記事を追加しました

ところでタイトルの「トレイルランで使えるのか?」と思ってこちらの記事をご覧の方は、下記の記事を読んでください。

-- on 2019/10/27

台風の営業で届いたのが発売1週間後となってしまいましたが、vivomeve Styleが昨夜届いたので早速クイックレビュー行きます!

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これを待ってました!

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基本のアナログ時計状態。前作Vivosmart HRに比べて一回り小さくなったので着け心地は格段に向上しました!

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左:先代のvivomove HR 右:vivomove style。双方共にリューズなどの突起が一切ないので腕のストレスが少ないし、変に押し込まれて誤動作する事もありません。これは地味ですがタッチスクリーンにした効果として、とてもうれしい事です。

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ディスプレイ表示時。有機ELで美しくなりました!

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ベルトはナイロンながらしなやかでシリコンと大差ない着け心地ですが、見た目がゴムっぽくなくていい感じです!スーツにも意外と合います!金属ベルトを別途購入予定でしたが、このクオリティなら不要かも。

また、ベルトホルダーが二つになって収まりが改善されました。

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ウォッチフェースはスマホアプリからいろいろ変えられます。

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6個のデザインから選べます。アナログウォッチ的なデザインが選べて嬉しいな〜。しかもパワーリザーブメーター的なのが特に好きなんですよ。

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表示内容はいろいろ選べますが、Time&Dateが無いのが残念。

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メーターの色が10色から選べます!これを変えるだけで気分も印象も変わります!

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さて時計モードの表示項目は個別に選べて並び替えもできます。見たいものに絞るのが重要ですが、全表示から使ってみて、不要なものをだんだんと外していきます。

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基本のステップ数。上部のメーターがアナログのパワーメーター風になっていて、目標に対してどのぐらい達成しているのか、一目でわかる!これが一番嬉しい!

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通知機能も全面表示。仕事中一番使う機能だから、ここが見やすくなったのも大きなポイント。でも漢字は相変わらず読みにくいから英字だけ読み取るか、実際読むのはスマホかな。まあ、誰から何が来たか分かるトリガーを引いてもらうのが主な目的なので問題なしです。

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心拍表示。まあ、現在の心拍はほとんど見ないから非表示でも良いかも知れない。

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カレンダーの次予定表示。漢字も高精細でカラーになり見やすくなりました。スマホ見なくても良いから地味に重宝します。

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ストレス計。心拍の数値と上下動から割り出しているっぽい。呼吸をすると下がるし、ストレスが高くなってくると深呼吸ナビが自動的に起動してスーハ―スーハ―深呼吸を強制される。満員の通勤電車に乗っているとしょっちゅう起動するから、よっぽどストレスなんだろな(笑)PCに向かって仕事してると下がってくるから楽しく仕事しているという事かな?(笑)イイね!

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これがvivosmart4から付いた話題のボディバッテリー機能。100が体力満タンで、ストレスや運動でバッテリーが減少し、睡眠や心拍の低下で増加してくるようだ。まだ1日しか使っていないけど、なかなか面白そう。

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ストレス計とボディバッテリー計はスマホだとこのように表示されて傾向が分かります。

追記(2020/6/6):お酒を飲みすぎて寝ると、なかなか心拍が下がらずにボディバッテリーも回復しません。また、たくさん寝ると回復するのが数字でわかるので、お酒を飲みすぎないためにも良いですよ。

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充電ケーブルは、90度差し込むダサいやつ。装着しながら充電できない。防水考えたら仕方ないのかな。

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血中酸素濃度計(パルスオキシメーター)も作動させているのだろうか。白い方が緑色にたまに光るのでこちらは心拍計だと思うから、黒い方が血中酸素濃度計で、赤色に光るはずですが、まだセンサーは1度も光ったのを見たことがないです。やっぱり日本では薬事法をクリアできずに死んでいるのかな。技術はスゴイのに法律のせいで使えないなんて至極残念。そもそもパルスオキシメーターは日本人が開発したものなのに。。。

下記のブログにこのあたりを追記しましたのでよければぜひ読んでみてください。

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時計のバッテリー残量計もとても見やすい。まさにアナログウォッチのパワーリザーブ計!!1日中触っていたら流石に無くなってきました😅

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さあ、いよいよ走ってみます!と言いたいところでしたが事情により今日はウォーキングのみ。これは歩き出してすぐの、ゾーン1で歩いているところです。メーターがゾーン5分割で色別になっていて、ものすごく見やすい!

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少し速く歩いてゾーン2に入る。基本的にゾーンを見てしか走らない人なので、これはものすごく嬉しい!!

腕を下ろすとディスプレイオフになり、見ようして腕を上げると、この画面が素早く表示されます!

 

今日は事情により走れませんが、明日帰宅ランして続編書きます!!ペースとか表示されると思う!!

このデバイスに至るまでの活動量計の遍歴はこちらから。これはリスト型になった後の近世版です。リスト型になる以前の中世版は執筆中となっています(笑)

この記事の続編であるランニングでの使用結果は以下です。

黒は相変わらず人気で39,394円(6/6時点) です。僕はトレイルランで使うなら黒がスポーツ時計っぽいから、という理由で黒にしました。あ、無難だから、というのも多分にあります。

GARMIN vivomove Style Black Pepper Nylon / Slate 010-02240-73

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  • 発売日: 2019/10/16
  • メディア: スポーツ用品
 

シルバーだと32,877円ですね。普段使いメインならシルバー(Moss Green)の方がむしろ良いかもしれません。もし今購入するならこっちを買うかなぁ。

GARMIN vivomove Style Moss Green / Silver 010-02240-71

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  • 発売日: 2019/10/16
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vivomove Styleを紹介~からのたりぃさん活動量計遍歴その1

 

早速vivomove Style Blackを入手したのでレビューします!と言いたいところですが、注文はしたけれども、発売日は10/17(木)です。なので、注文に至った経緯、というよりも、たりぃさんの活動量計遍歴を紹介します。長いです(笑)

vivo move Styleがアナウンスされたときに書いた前回記事はこちらです。vivomove Styleって何がすごいの?という方はこちらを読んでください。今回の記事はそこに至るまでの遍歴(近世)の物語です(笑)

そもそもvivomove Styleとはなにかというと2018年に発売されたvivomove HRの後継機種です。

vivomove HRとは、軽量薄型のアナログ時計に隠しディスプレイを装備した活動量計として2018年に登場したGarminの新シリーズでした。これは普段はアナログ時計として使いつつ、必要な時だけ液晶白黒ディスプレイを使って心拍計やステップ、睡眠などを記録でき、それでいてバッテリーが5日間持つという素敵なデバイスでした。

そして約1年後にリリースされようとしている後継機種のvivomove Styleは、その欠点であった小さい白黒のみのディスプレイと、GPSが使えないところを克服して出てきた、たりぃさんが考えるところの最高級の活動量計です!

今回は上下2か所に有機ELディスプレイ(OLED(Organic ELectro-luminescence Display))を装備し、スマホGPSセンサーをBluetoothを経由して使用するConnected GPSを装備した点が素晴らしいのです。

デザイン的には、vivomove HR Sports blackの長針が黄色で目立つのは当然アイデンティティとして最高であったわけですが、スウォッチ的な少し年齢層が若いデザイン(黄色/黒色というところが)であったため、中学生の息子用には最適だったわけですが、今回のStyle blackは針の先端だけがグレーになっているだけのシックなデザインとなっており、代わりにディスプレイを表示した場合にカラフルなカラーの文字やグラフなどが黒い背景に浮かび上がるという、ちょっと大人なアナログデザインの中に最先端のデジタルディスプレイが表示されるという素敵なデザインになっています!このアナログとデジタルのギャップを瞬時に行き来できるという、なんとも夢のような未来型デバイスです!他のゴールドやシルバーの背景のモデルもかなり大人なデザインで面白そうです!

なお、luxeはsyleのアナログ時計としての材質の豪華版、vivomove 3はvivomove HRを踏襲したデザインにConnected GPSを使えるようにしたものです。3でも良かったのですが、HRとほぼ同等なので要らないかなと思いました。それにOLEDの美しさに心惹かれました。こんなに美しく表示するのにバッテリー持ちは従来とほぼ同等というアナウンス。OLEDの実力は如何に。

現在メインで毎日使っているのは、約3年前に購入して今でも現役だけれども、バッテリーも外観もかなりやつれてきているvivosmart HRJ。ここ1年は、通知が来なかったり、バイブがたまに動かなくなったりしていたので、スマートウオッチとしての利用が難しくなる場面も出てきていました。そろそろ潮時なのはわかっていたんです。でも新しいデバイスでないと触手が動かないアーリーアダプターの私。旧製品をもう一度買うという選択枠はそもそも無いのです(笑)そんな時、リークされたvivomove styleの記事を読んだ瞬間に、ほぼ買う事を決めました(笑)

このvivosmart HRJとは、2017年初頭に発売された腕で心拍が計測できる活動量計で、活動量計としてはGarminで初めて心拍計を搭載したモデルでした。(GPSモデルにはすでにありました)

 この時ライバルのfitbitが先行してcharge HRという心拍計付き活動量計をすでにリリースしていましたが、これは実に未来的なデザインの素晴らしい活動量計で、出た当時はブイブイ言わせていて、ガジェット付きなアーリーアダプターはみんな着けていました。なにかおしゃれなブレスレットのようなChargeHRをしている腕を、顔の前にスッと持ってくる動作をするだけで液晶ディスプレイがキラーン!と表示するという、なんとも素敵な仕様がインプリメントされていたのです!

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見たことありますよね?このカッコいいフォルム。上部のディスプレイ部分に向かって下部から少しずつ傾斜が付いていて厚さが異なっているんです。横から見ると惚れ惚れするデザインです。色合いがなんとも絶妙な設定。私のは青でしたが、妻が付けても違和感のないものでした。

イメージで言うと、まるでナイトライダーの劇中で、主人公のマイケル・ナイトが、最先端人工知能を備えた車ナイト2000に向かって「キット!来てくれ!」と呼びかけると、車の先端部に埋め込まれた赤色のLEDがキラーン!レロレロレロと流れるように表示されて、「どうしたナイト!すぐに行く!」とか話しかけてくるシーンが、腕を傾ける度に走馬灯のようによみがえってくるという、夢のようなデバイスでした。最初、良く話をするお客さんが会議中にそのデバイスを着けてさりげなく腕を傾けてキラーン!と表示される様をみて、僕の心は踊り、心を奪われてしまったのです。なんてカッコいいデバイスなんだ!と、打合せ中に夢中でこのデバイスの話を聞きまくり、速攻でchaege HRを手に入れて、また語り合ったのでした。その強面でズバズバモノをいうお客さんもアーリーアダプターだったから、その後の仕事の話でもツーカーになったのは言うまでもありません。新しい事、よくわからない事、楽しい事はまずたりぃさんに話そう。ときどき話がそれて遊んでいるように見えるワタクシですが、すべてはつながっているのです!でも一般人に言うとフンと鼻で笑われる事が多いので言いません。私、社交性に配慮する一般サラリーマン風で、一見まじめな人ですから。えらいなー(笑)

ナイトライダー シーズン 1 バリューパック [DVD]

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ほら、そっくりでしょ(笑)

しかし使ってみると欠点も多いデバイスでした。スワイプできない極小ディスプレイで、極小ボタン1つのみで次表示にすすめるという仕様であったため、遠視のたりぃさんとしては走行中に使う事は至難の業で、ランニング用途には向いていなかった。もっともこのデイバスは日常生活のフィットネスのお供というのがfitbitのコンセプトですから仕方のない事でした。このデバイスは妻の睡眠記録用として余生を過ごしました。

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一方、スポーツ計測から来ているGarminは違いました。常時点灯式の横長の大型ディスプレイを備えているため、見やすくスワイプ操作がしやすい最高のデバイスで、指をデバイスの上に持っていき、右や左にサクサクとスワイプするだけで狙った表示が出来るばかりか、表示される順番や内容をもフルカスタイマイズできる仕様でした。そしてそのままタップすれば追加情報が表示されたり、コマンドを送ったりできる。走りながら使うのに、これほどまでに便利な時計は今でもないと思っています。バックライトまでついているからナイトランでも問題なく認識できました。

また、独特の形をしているから、どこから見ても時計には見えず、未来型の最新デバイスの形を表しているデザインが大好きです。昔は「それは何ですか?」と言われましたが、最近では、「(最先端の)デジタルデバイスですね?」と言われる事も多くなりました。これは、アーリーアダプターが最も欲しい言葉達です。こう言われると、よくぞ聞いてくれましたぁ!と心躍るのです。

今でも最高だと思っているデバイスですが、残念ながら後継機種のvivosmart 3/4/sportsはどれも常時消灯式でディスプレイが小さくなり、とてもトレランで素早く確認しながら使える代物では無くなってしまっていました。vivosmart HR+というGPSを装備した後継ものもあるのですが、これは微妙に大型化してバンドの互換性もなく、そもそも不要なGPSがついているという、僕が選ぶには微妙な位置づけのデバイスでした。なぜGPSが不要かというと、バッテリー消耗が激しいし、どうせ使うなら精度のいいA-GPSが使えるスマホアプリで使ったほうが、よっぽどいいナビゲーションや記録ができるし、バッテリーもスマホならば充電しながら使う事もできるし、そもそも大容量バッテリーだから使いやすいのです。

でも、vivosmart HRJのバッテリーはさすがに3年間毎日使っただけあって疲れの色が隠せなくなってきており、ラン途中でバッテリー切れが起こる頻度も上がってきており、バッテリー交換ができないからそろそろ買い替えを考えないといけなくなってきており、、HRJの最後の在庫品を買うのか、HR+をGPSオフにして使うのか。でもまた3年も前のデバイスを買うってどうなの?という葛藤の中、スカッとしたデバイスが出ました。それがvivomove styleでした。

果たして、この最新デバイスは、トレイルランで走りながらでも使いやすく見やすいのか?ドキドキ・ワクワクで夜も眠れません!(笑) 

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早くとどけてね~、Garmin Japanさん!近いんだから取りに言っても良いよ!なんならレビューも先にw

 

ここまで読んでほしくなった人は、下記リンクから買いましょう!

 女性向けもかっこいい!ゴールドディスプレイ。

シルバーディスプレイモデル。

 ちなみにたりぃさんはアナログ機械式時計も大好きです。

 ブレゲとか。

 ブランパンとか。

 フレデリック・コンスタントとか。

ティソとか。

スリムでクラシカルなシンプル文字盤が大好きです。手巻きだと最高ですね。でもたぶんもう買う事はないと思っています。重いし、時間進むし、オーバーホールでお金かかるし。

vivomove styleが来たら満足する気がしています。早く来ないかな。

 

最新のGarminスマートウオッチ記事はこちらです on 2020/5/18 

 

トレランの下りでゾーンに入る方法

今日はとてつもない台風が来ています。すでに最大限の備えは実施したので、後は神に祈って待つだけです。いや、本当に怖いけれども、絶対に生き延びる。

 

でも、不安で待つだけだとつまらないだけなので、トレイルランニングの下りが怖い方に、最も安全に下る方法を贈ります!

 

私が長年研究してきた事が、ここ数年でほぼ完成しつつあります。今日はそれを惜しげもなく公開します!

 

その方法とは、集中力を最大限に高めてから最大限にリラックスする事でゾーンに入り、スーパーサイヤ人に変身する事です!

ほんとか?おまえ?頭は大丈夫か?そう思うかもしれませんが、是非試してみて欲しいですね。そしてあなたも変身できたら教えてください。ちなみに僕はこの方法で今ではほぼ100%スーパーサイヤ人変身する事ができます。いわゆるスポーツ界のトッププレイヤーも行っていると言われている「ゾーンに入る」という状態を意識的に作り出すのです。

上記はスーパーサイヤ人の参考情報ですが、ここで言っている方法も、これから僕がお話する内容に少し似ているところがあります。

 

僕の方法は、以下の通りです!

トレイルの下りを目の前にして、走りながらそのすべてを完璧に下れるイメージを一瞬にして呼び覚まし集中力を高める。「俺はすごい。絶対に行ける。テクニックも経験も最高だ。神様が味方してくれる。俺は神の子だ!」それぐらいの気持ちで異次元の世界まで集中力を一瞬で高めます。ただし、そのためには理屈を常日頃から妄想し、繰り返し頭の中に叩き込んでおきます。こうやってブログを書いているのも、実は自らの頭の中を再度整理して深く染み込ませるためでもあるのです。日々の練習でもきちんとした下りの練習と考えて実施して頭の中に叩き込んでおきます。あくまでやる事は、下りを目の前にして1秒に足らないぐらいの間にその下りのイメージを思い出す事だけです。

ちなみに僕の下り方をまとめた記事はこちらです。

その後、目を大きく見開いてそのすごい自分のすべてを体現する。市川海老蔵をも超える事が出来るぐらいに大きく目を見開きます。そして心地よい頬を伝う風を感じながら、胸を開き、両手を開き、大きくゆっくり息を吸い込む。脳みそに大量に酸素を送り込み、最大限のリラックスをする!おおお!ゾクゾクしてきたら雄叫びを一発ぶちかませ!「うひょー!」僕の場合はこれ。わかりやすいイメージの例としては、ラグビー最強チームのオールブラックスが試合前に披露するハカのイメージ。彼らは「ああああああ!!!」と舌を出しながら雄叫びを挙げますよね。まさにあれです。あれはセレモニーでやっているのではなく、ゾーンに入るためにやっている事なのです。しゃべって踊っている時が集中力を高めるためのルーチンで、あの雄叫びはリラックスしてゾーンに入れるためにやっている事だ。そうだ、思いっきり、誰よりも大きく雄叫びをあげるのだ!野生の本性を思い出せ!自分を信じろ!ぶちかませ!我々ホモ・サピエンスは走るために生まれたホモ・エレクトゥスの進化系なのだ!

※実際には「ヒュー」ぐらいでもゾーンに入りますが、イメージがわかりやすいように多少脚色した表現になっています。実際の山で実施するときは通報されないレベルでお願いします。  

ホモ・エレクトゥスって何ですか?という方は、こちらの記事を読んで妄想してください!

 

これで完成!今こそあなたはスーパーサイヤ人になっているはずだ。体が軽く、ジャンプもいつも以上に出来て、着地もスムース。滑る?そうしたらその軽いステップで踏み替えるだけ。崖を降りているのに、駆け降りる事が出来ているはず。そう、3倍ぐらいのパワーが出てくるのです。そしてメンタル的には10倍以上の余裕が出来ているはず。まるで路面が平らで止まっているかの如く見えるはず。それでもその状態から8割の実力で押さえて行ってください。なぜなら安全のために残り2割を使うから。それでもメンタル的には普段の8倍ぐらいの余裕が出来ているから、その結果、超安全に下る事ができます。

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この写真はこれは僕がゾーンに入ってから下りながらカメラを取り出して後続メンバーと自分を撮影したものです。その時、僕は一度もカメラのボタンを見ていないし、画角も無意識な腕の筋肉の動きに任せただけで、普段通りの動作をしただけ。その後、僕はこの道無き道をカモシカのごとく飛び跳ねて下りました。

GO WILD 野生の体を取り戻せ!  科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

 

さて、僕が紹介したこの方法は、いわゆるアメリカで発展した医療プログラムとしてのマインドフルネスの実践の一つの形です。上記のGo Wildの中でジョン・レイティ教授が語っている、マインドフルネスを行う事で野生の力を呼び覚ます事。僕はジョン・レイティ教授が克明に記述したトレイルランニングにおける山中でのマインドフルネスの実践を読み、なんども妄想を繰り返して、どうやれば最高の状態を作り出せるのか、身体の中に意識的にアドレナリンを増加させることができるのかを繰り返し実験してきました。その成果が、上述の方法です。もちろん、上述したハカも観察して彼らの肉体的・精神的パフォーマンスをみた。そして山形の蔵王連峰の麓で生まれ育った私は、元々野生の感性が高めなんだと思う。それは僕の強みだから、あの、岩に飛び移って遊んでいた子供時代には、どんなルーティンをしていたのか、どんなリラックスの方法を用いていたのか、思い出して実践してみた。トレイルランをやり始めてから、身体の中から自然にそうしたという欲求が高まっていたんだ。そう、内なる野生を呼び覚ましたくて仕方がなくなったんだ。

この方法で僕はほぼ確実にスーパーサイヤ人、つまりゾーンに入った状態を作り出せるようになった。だからどんな路面でも怖いと思う事はほとんどない。特に試走をした路面であれば、6割ぐらいのスピードで行っても先行者を安全の範囲内でどんどんパスできる。それはいつも僕が心がけているカモシカステップに絶対の自信を持っているからでもある。

 

ちょっと振り返ってみると、知っている事の中で、意外とやっている人は多いのです。ピクサーの映画カーズの主人公マックイーンもトラックの中で「俺はすごい。」とブツブツとつぶやしていました。相撲の土俵入りも、ゆっくりとルーチンをしながら呼吸をして立ち合いのその瞬間に向けてゾーンに入れてきているはず。一番うまく見えるのは、やはり白鳳。目を見ればゾーンに入っている様子を伺えます。かれも口元を見ているとブツブツと何かしゃべる事が多いですね。そして目を見開きゾーンに入れている。イチローがバッターボックスに入るときのルーティンは特に有名ですが、かれはゾーンに入っても見た目は変わらず、饒舌になるというのが特徴なのかな。わかりにくいけど間違いなくゾーンに入っているのでしょう。

トレイルランニングの世界では、山本健一さんが、「野生になると最強になれる」ことを公言していますね。彼もゾーンに入っているのだと思います。 

トレイルランナー ヤマケンは笑う。 僕が170kmの過酷な山道を“笑顔”で走る理由

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似たような事は、仕事でも社会でも、実はやっていて、無意識にやっている人もいれば、意識をしてやっている人もいる。キーワードは、自信を持てるだけの普段からの準備をし、今に集中しリラックスするためのルーティンを持ち、前を向き未来を信じる姿勢を基本とする事。セルフ働き方改革の一つの方法に、なかなか効きますよ、これ。実践する上で難しいなと思うのは、座りっぱなしのオフィスではゾーンに入れるためのルーティンがやりにくい事、雄叫びを上げられないので別のルーティンを用いなければならない事があります。たぶん、ほとんどの人はゾーンに入れる必要など感じていないから、オフィスがそう言う作りになっていないんですよね。でも、これからのオフィスはそうは行かないと思うんですよ。見通しのいい広い机と椅子が各自に割り当てられたオフィスがいいのか、今一度立ち止まって考えてみる必要があります。それより重要なのは、実はシャワー室かもしれませんよ。プールかもしれませんよ。バンジージャンプのロープかもしれませんよ。個室でカラオケ設備かもしれませんよ。

 

私の場合のルーティンは、川沿いを歩いて出勤する前に気を高める、香り高いコーヒーを飲む、書き溜めた要点メモ(パワポとかOneNote)を読み返して更新する、などですね。雄叫びの代わりは、もしかしたら挨拶の発声だったりするのかな?カラオケも結構効くけど、ビジネスとタイミングを合わせるのが難しいのが難点です。その点、川沿い通勤はアカペラカラオケとか、英会話のオーバーラッピングとか出来るから良いですね。

まだまだ試してみることが多そうです!

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なんともキャッチーな名前のワインが近所の酒屋で売ってました!!そのままですね(笑)

しかも当店人気No.1と書いてあったから本格的な味かも!→味はふつーでした(笑)

飲むおにぎりを補給食にしてみるテスト

うわ!

初めて見たとき、正直そう思いました(笑)

「飲むおにぎり」つかみはOKです!

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でも、なんでも試してみるアーリーアダプターを自称するたりぃさんとしては食べてみなくてはならないのです。さっそく購入して試してみました。

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成分はほとんど糖質です。一袋で48.2gも糖質が取れます。これはおにぎり以上ですね。

お味は。。。正直、おにぎりではないです。

大変塩っぱくて酸っぱい昆布風味のジェルです。つぶつぶも入っているようですが、飲む、というほど柔らかくなく、手で絞り出さないと半分ぐらいから先はかなり飲むのが辛かったです。

美味しいかどうかは正直微妙でしたが、これだけ塩っぱくて酸っぱいから、疲れてヘトヘトの時にはいいかもしれません。カップラーメンとかインスタント味噌汁って山の上だと塩分が多めで嬉しいじゃないですか。そんな感じかもしれません。

ただ、少なくとも甘くはないので、組み合わせ次第ではアリだなあと思いました。

今回は平日の昼食にお弁当がわりに食べてみたので、大した良さを感じませんでしたが、次は全力トレランの時に試してみます! 

 その他、行動食、携帯食の記事を貼っておきます。参考まで。

 

 

GPSセンサーを外付けで利用するスマートウオッチ!

Connected GPSという機能をgarminがリリースします。

これを使えるのは、リスト式心拍計付きのスマートウオッチである、vivosmart4とvivomove3。つまり、軽量でバッテリー持ちが売りで、普段使いもできるため僕が愛用しているデバイスである、心拍計付き活動量計が、なんと、必要な時だけスマホGPSセンサーの情報にBLEでアクセスして、ランニング/登山用GPSウオッチに変身してしまうのです!!! 

9/15追記: fitbitにはMobile Runという同等の機能がすでに実装されているそうです!😅早速Charge2で試してみたら、スマホアプリにGPSを許可する設定するだけでご覧のように活動量計の上部にスマホマークが表示され、即GPSウオッチに変身!GPSの補足は思った通り瞬くぐらいの速さ。すぐにペースが表示されました。これはスゴイなぁ。

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 さて、スマホGPS利用としては後発のGarminでの使いかたは下記です。

上記はvivosmart4でのConnected GPSの使い方を紹介してる記事。

なんでもクラウド化、なんでもas a service化、なんでもsubscription化するのがデジタルトランスフォーメーションの文脈の中で当たり前のように用いられてきている世の中で、カメラやセンサーやいろんなデバイスからスマホを経由したクラウドへの連携は当たり前のように実現されてきましたが、これに加えて逆にスマホのセンサーをスマートウオッチへ連携するとは。そこは想像できなかったけど、これは恐ろしく便利です。

僕が持っているスマートウオッチは、上の記事にも詳しく書いていますが、Garminの vivosmart HRJ、vivomove HR sports、vivosmart 3(あまりに使えなくて速攻で売った)、fitbitの charge HR(壊れた)、charge2、です。

なぜ僕がGPSがついていないスマートウオッチを使うのか、それはGPS付きウオッチだとバッテリーの消費が激しすぎるからです。そして充電しにくい専用充電ケーブル。それが、スマホであれば元々大きなバッテリーを積んでいるし、モバイルバッテリーが充実しているから、充電しながらの運搬も容易に出来てしまうから、ソーラーバッテリーなどと組み合わせる事で、GPS機能を半永久的に使う事ができます!なお、ロードを走るときはEPSONGPSウオッチでペースを見ていますが、アプリが使えなさすぎて腕時計単体でペース見るだけに使っています。でも、いちいち見るのも面倒なので、本当はスポーツグラスに表示するものが欲しいですね。

 もう一つのスマホGPSの素晴らしい点は、GPS精度がGPS時計に比べてとても高いことです。スマホでグーグルマップを立ち上げると、ものの数秒どころか、すぐさま現在地を表示してくれますよね。あれはスマホがAssisted-GPS(A-GPS)を使っているため携帯電波の入るところならばその電波を使って位置情報を補正してくれるからなのです。だから高層ビルの合間でGPS衛星が取れないとか、みちびきに対応していないから真上に衛星がいなくて取れないとか、曇りだから今日は取れないとか、時計のベゼルが小さいからアンテナが小さくて取れないとか、そういうのとは一切無縁で確実に速く高精度のGPSを使うことができるのです。ランニングや登山の前に、もう何十秒もGPS補足に時間を費やす必要がなくなるのです。このスマートウオッチは間違いなく最も速く位置情報が取れてスタートできるランニングGPSウオッチになります。時計をした腕を天に向かって上げ続ける必要もありません。スマホにConnectしたら走り出すだけです!

更に付け加えるならば、GPS精度が高いため、登山記録をしたときのルート情報の精度も上がりますGPS衛星だけで取得した腕時計型GPSウオッチのgpxデータは、大抵登山道を大きく外れて、崖の上をトレースしたりして、逸脱アラート機能を使っているとよくアラートが鳴り響いてヒヤヒヤしたりしますが、A-GPSで記録するスマホGPSの軌跡ならば、ほぼ登山道通りにトレースしてくれます(ただし携帯電波が入らないと精度は落ちます。それでも記録間隔を細かくできるから精度は上がりますけどね)。これらはあり得ないぐらいに革新的な事です。今後、すべてのランニングウオッチはこれになると思いますよ。ソフトウエアで対応するだけで実現できちゃうことですし、そもそもスマホ持たずに山に行く人っていませんよね。ランニングではあり得るかもしれませんが、私は常に持って走ります。ジョグならパンツポケット、本格的にランニングするときは腰ベルトに入れてます。なので、ConnectedGPSがあれば時計にGPSセンサーは不要な人なのです。

 

 

逸脱アラートって何?という方は、以下の記事を参照ください。 

ここから下は、vivomove3って何?というお話。この聞いたことがないvivomove3とは、シンプルなアナログ時計の中に隠れデジタルディスプレイを埋め込んだvivomove HRの後継機種である事を紹介している記事。つまり、残念ながら僕が持っている初代vivomove HRではConnected GPSは使えないという事でした。残念。。。でも、はやまってvivosmart HR+(GPSセンサー付き)を買わなくて良かった~。危ない危ない。amazonのカートに入っていましたから。。

vivomove 3の発売日いつかな~と思っていたら、garminサイト(global)で、本日、予約できるようになりました!

結局、

  vimomove luxe(42mm,$499-549)

  vimomove style(42mm,$299-349)

  vimomove 3(44mm,$249)

  vimomove 3s(38mm,$249)

という4種類の展開のようです。おそらく後から新色が追加されるでしょうから楽しみです。

大きさやディスプレイが異なるのに、バッテリーの持ちは全部5daysとしか書いてませんが、おそらく差は大きいと読んでいます。まあでも、GPS外付けなのであまり関係ないです。それにgarminのバッテリー持ち時間はいつも適当表示なので、興味ないんでしょう。僕もさほど興味ないです。なぜなら使い方によってずいぶん変わりますし、車の10モード燃費表示と一緒で、あくまで目安であって、欲しい機能を使っている時にその値になる事はほとんどないですからね。

www.youtube.comConnected GPS対応に加えて、NFC対応、カラー&デュアルディスプレイ対応、Palse oxメーター装備が主な変更点ですが、中でもスゴイのが、カラー&デュアルディスプレイ対応!これは上記動画を見てください!これはバッテリー残量とかステップ数の達成度がダッシュボード的に動いて表示されるのです!アナログ時計好きな方には、パワーリザーブメーター装備!と言えばわかると思います。アナログ時計好き、かつデジタルトランスフォーメーション好きなたりぃさんには、これはたまりません!!!未来を感じる~(笑)

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これにマイク付いてスマホアプリで通話できたら、もうダメ(笑) garminに向かって「Hi, Siri!」とか(笑)ナイトライダーも思い出すな~(古すぎ)

気になるのは日本版の発売時期ですね。英語版で3-5weeksだという事なので、日本は11月ぐらいかな。我慢できず英語版発注してしまいそう。。(苦笑)

2019/9/21追記:

9/16付けの記事。わかりやすい紹介でしたので参考まで。

 

安達太良山トレイルラン(トレーニング10.0km/2.8h/768mUP)

7/27に行った安達太良山トレイルランの記録です。今頃ですみません。。(汗)

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低気圧が日本列島を覆う中、新幹線+バスでアプローチ
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東京からの行きの新幹線車中からは豪雨の車窓😱ま、とりあえず登山口まで行って温泉でも入るか、と駒を進めてみた。本当は会社のトレイルランニング部の公式練習会だったのだけれども、天候悪化のため前日夜に中止を決定。私はOwnリスクで低気圧が通過して晴れると読み、朝一の新幹線に乗り込み、郡山へ。

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大宮駅で。なぜかこの連結部分を写真に撮ってしまうんですよね。だからなに?という写真ではあるのですが、なぜだか撮りたくなる。とっている人も多い。見に来ている子供も多い。なぜなんだろう。
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グランクラスの車内。これも撮ったところでどうするわけでもないのに、なぜか興味津々で撮っちゃう。でもこれは「呑み放題」という危険な仕組みなので、あえて乗らない事にしています。特別においしいワイン175mlとおいしい生ハムだけあれば十分です。そうなったら乗っても良いかもしれない。しかしこの内装は誰向けなんでしょ?相変わらずセンスがなさ過ぎて驚きます。特に色彩感覚がちょっと引きます。
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郡山駅東北本線に乗り換えて二本松駅へ到着。しかし、雨です。でも小雨になりました。なんとか晴れないかな。
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 登山口行きバスは二本松駅から1日1便のみ、8:15分発。朝一東京発に乗り込むとちょうど良い時間に設定されています。久しぶりに見たバスの紙切符をとって車内へ。3人しか乗っていません。

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直通のバスで小一時間揺られて奥岳登山口へ到着!ほら、予想通り、登山口に到着したら晴れてきましたよ!西から来ていた低気圧による豪雨の雲が東の方に無事に去っていったようです。素晴らしい「ほんとの空」が垣間見えます!!この後の予報も悪くないので、登山開始!

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今回は奥岳バス停から、反時計回りで安達太良山を周回します。 YAMAPで過去に行った人の軌跡をダウンロードして登山開始。

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しばらく馬車道と言われるダブルトラックが続きます。まあ、そこそこの斜度なので、たまに走りを入れて速足で登ります。f:id:tullysuzuki:20190903194552j:image

ところどころにシングルトラックの旧道があるので、ショートカットして進みますが、なかなかハードな登りで良いトレーニングになります!
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時折、ロープウェイがある安達太良山方面が見えると、だんだんと晴れ間が広がってきましたね。かなり暑くなってきたけど、気分が上がってきました。
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旧道が終わると、ずっとダブルトラックが続く。森林限界が迫ってきて、木々が低くなって見晴らしがよくなってきた。
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そうしているうちに晴れてきました!😄なんという気持ちの良いダブルトラックでしょうか。こんなに走るのに向いている登山道もなかなかないですね!😆

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空はますます青くなってきました!!!😍
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ダブルトラックですが、おそらく車は入ってきません。もし来ても山小屋運搬用だと思われます。たまーに登山者を追い越す程度です。
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くろがね小屋に到着。味のある山小屋。特に立ち寄らずに通過。開いてるのかな?人気はなかったです。

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くろがね小屋の正面にそびえる鉄山は、1,709mで安達太良山より9m高いそうですが、この斜面は火山性ガスの危険性から立ち入り禁止となっており、この後左側へ登り峰の辻を目指す。この斜面の先に源泉があるそうです。
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峰の辻に向かって登っていくと、二本松市街が見渡せるようになってきました。広い空です!
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峰の辻から安達太良山方面に進むと、山頂が見えてきました。しかし、山の陰からものすごい勢いで雲が湧き出てきます!目視で風速20mほど!!!

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この後、山頂に進むも、雲が大量に来て辺りは真っ白、5分ほど待ったけど晴れず、少々危険も感じたので早々に下山しました。今回はソロだし、尚更無理は禁物です。それに、本当のピークハントをする事にあまり意義を感じません。レースでも仕事でもないので自由気ままに写真を撮る事、気持ちよく走れるところを走る事が目的ですから、まったく問題ないんです。ピークハントはピークハントしたい人と来た時の楽しみに取っておきます。
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下山は薬師岳を経てゴンドラ横を下ります。ゴンドラ付近はご覧の木道で快適でしたが、それ以外は岩がゴツゴツしていて、人も多く、むしろ難易度が高かった。くろがね小屋の方から登る方が断然おススメです。
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スキー場ゲレンデ横を通って下山。そんなに走れるわけでもなく、あまり面白くないコース。ゴンドラの人がいないので空いてはいます。

さて、下山したらバス停の目の前が奥岳の湯です。ここはほんとうに眺めのいい展望露天風呂が楽しめます。虫が多いのもここが山奥だという証拠ですね。逆にそれ以外は何もないです。また、くつろぎスペースがないですし、自販機でビールも売ってません。眺望は最高ですが、ちょっと使い勝手が悪い温泉施設です。

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向かいのロープウェイ乗り場方面に少し登り、手前の食堂奥にあるお土産屋で缶ビールが売っています。食堂で食事もあります。

福島県・磐梯朝日国立公園 あだたら高原

Webが今時見ないぐらいの見にくさで驚きますが、重要なバス情報などはこちらから行くしかないです。奥岳バス停から二本松駅への直通バスはないので、岳温泉までバスで行ってから二本松駅行きに乗り換えますが、12:20と15:30の1日2本だけです。事実上、トレイルランナーなら12:20、登山者なら15:30を狙わないと帰れません。運用期間も注意が必要です。夏は土日祝のみです。詳しくは上記ページのリンクからチェックしてください。

東北の山は、バスでアプローチが難しくなった山が多いから、これでもとても助かります!がんばれ福島県!また来ます!このブログ見て安達太良山に来る人が少しでも増えてバス運行が継続されるとうれしいな。

しかしこのバスがクーラー効いてなくて暑いのなんの。。せっかく風呂に入ったけど、結構汗だくになりました。今日はそのぐらい暑かったです。ちなみに乗客は1人だけでした。トレイルランナーはみんな車で来ているみたいだったから、登山者だとこの時間に下ってくるのは無理ですね~。ロープウェイで散策する人向けかもしれませんが、そういう人もみんな車っぽかったですね。なので、15:30のバスは行きに一緒だった3人ぐらいが乗るかもしれませんね。1人ガチなトレイルランナーおじさんがいたから、おそらく縦走して反対側かもね。みんな電車とバスも乗ろうよ!ビール飲めて最高だよ!😎

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山道を揺られて20分ぐらいでこちらの岳温泉駅へ到着。今時見ない、カード式公衆電話があります。しかもとんがり帽子で渋い。今時カード使えるのか?ICタイプになったんじゃなかったっけ?(買わないけど(笑))こういうときは10円でしょう。ってどこに電話する?ノスタルジーという言葉がぴったりな風景を味わえます。

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バス停前はすごい坂道です。店が斜めに立ってます。それにしても人がいませんねぇ。震災後はかなり減ったようです。

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いろいろ魅力的なお店もありそうですが、バス駅となりの雑貨屋(?)さんへ行くと魅力的なビールが。インテリアはかなりオシャレです。
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こちらでは福島の地ビールが頂けます。迷わず福島名物の桃のラガーを注文。想像通り甘口ですが、おいしかったです。次は米麦酒を飲んでみたいな。

今度来た時は、奥岳で普通の缶ビールなど買わずに、すぐにバスに乗って岳温泉に来て、温泉入って、ここで地ビールを飲むほうが幸せかもしれません。岳温泉から二本松駅に行くバスは1時間に一本以上ありますから。いや、二本飲まれても何の問題もありませんが😅

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二本松駅は小さな駅ですが、そこに智恵子さんの銅像がありました。理系で幼少期を育った私はメジャーな小説しか読んだことないのですが、「智恵子抄」は2番目に好きな小説です。安達太良山で「ほんとの空」を体験することができて感無量です!!うっすら涙が出てきてしまいましたよ。「東京には本当の空がないという」ほんとにそれをしみじみ実感しました。

ちなみに一番好きな小説は「老人と海」です! カジキマグロ釣りたい。

閑話休題

しかし、二本松駅前・駅中にはセブンイレブンと自販機しかなくて残念感が半端ないです。ちーがーうーだーろー!JR!!!これだから公務員のセンスは。。。と悪態をつきたくなります(笑)会津鉄道を見習ってほしいところです。

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活動時間 2:49 (9:08~11:58)

コースタイム 5:20 (53%)

消費カロリー 1,625kcal

累積標高差 729m

 

今回は、12:20のバスに乗りたかったから、結構走りました。だってこれを逃すと次のバスが3:10後ですから!食事をしても良かったんですが、3:10も待てませんて!ビール飲み過ぎて出来上がっちゃう(笑)

 

福島県の登山記事は下記からどうぞ~。まだまだ、吾妻山とか、尾瀬とか、会津駒ケ岳とか、魅力的な山がたくさんあるんですよね。

会津磐梯山は宝の山よ〜からの会津鉄道ローカル線の旅(8.3km/1.9h/235mUPでDNF)

さあ、今日は磐梯山にチャレンジします。会津磐梯山は宝よ山よ〜と歌にも歌われた磐梯山。それほど有名ですが、福島県で登山というと、飯豊連峰や安達太良山に行ってしまいがちで、磐梯山には登った事がありませんでした。でも、ブラタモリ見たら行きたくなったのが正直なところ。会津磐梯山の恵みで豊かになった事がわかります。地理学最高。

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さて、前日の夜は、いつもの会津産パワードリンクを頂きます。

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とある会合で、会津アクティベーションアソシエーション株式会社の方々にAIZ'S EYESを振る舞ってもらいました。この会社は元々ある会津の素晴らしい日本酒を、パッケージデザインやプロモーションの仕方にこだわり、ICT技術も活用して県外・海外に会津のお酒の素晴らしさを知ってもらおうと活動している会社です。

パッケージも素晴らしいですが、中身のチョイスも素晴らしく、基本的に厳選された純米吟醸のみを扱っています。どれも素晴らしすぎて、たくさん試飲させてもらいました。先日開催された会津若松初のスパルタンレースでも試飲を出したそうです。主に県外から来る人が多いレースでのプロモーションには最適ですね。
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その後はいつもの居酒屋で、また新入荷のおススメを頂きます。どれも旨口!

・ゆめのつぎ 純米大吟醸生原酒 喜多の華酒造(喜多方市)※ハンプ会専用のお酒らしい。純米大吟醸とは思えない味わい深さ。

会津娘、短稈渡船 純米吟醸 高橋庄作酒造(会津若松市)※短稈渡船とは山田錦の父にあたる酒米とのこと。うまいです。

・大和屋善内 純米生原酒 峰の雪酒造(会津若松市)※今回AIZ'S EYESで初めて頂いてファンになった峰の雪酒造さんの一品。これも絶品ですねぇ。
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さて、やっと登山の話です(笑)

翌朝、一番電車で会津若松から猪苗代へ向かいます。駅改札横には、良く見るあいづっこ宣言什の掟をベースにした現代小学生用のもの)がありますが、お隣に「会津 日本一おいしいお酒が飲める郷宣言」の看板が。本気度を感じます。しかも自然体なのが良いですね。
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磐越西線猪苗代駅へ。駅前は実に寂しく何もなく、朝6時過ぎなので当然お店も開いてなく、人影もない。
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そこから快適に猪苗代リゾートスキー場を目指して歩きます。途中にのコンビニに立ち寄り、まだ7時だというのに、晴れ間が広がりそうで暑かった@亀牙城公園
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亀牙城公園を過ぎると急に斜度があがり、まもなく土津(はにつ)神社へ。白い鳥居が特徴的でした。白い鳥居を初めて見ましたが、かなりいいコントラストを感じます。会津のセンスの良さは大昔から受け継がれているものなのかも。
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 奥の院に向かう石畳。歩きにくいけど良いトレーニングになります。

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奥の院を過ぎると斜度は本格的に急斜面に。スキー場が近い。まもなく猪苗代リゾートにスキー場到着!猪苗代湖が眼下に見渡せます!

しかしながら、暑すぎでもう500ml以上水を消費している。そして雲はすっきり晴れず、山頂には黒い雲とガスがかかりつつあった。風速も増してきたから、山頂は予想で5m以上は吹きそうな予感。おまけに予想以上に急登直登のゲレンデが目の前に広がっている。

さらに、今回は痛恨のドライレイヤーとBuffを忘れるという失態。すでに盛大に汗冷えしているのに、この先更に滝汗をかいたときに体温を保つ自信がどうしても持てなかった。

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う事でUターン決定!目の前にして悔しいけど、安全第一!仕方ない。

時刻は7:55。たしかバスで裏磐梯に行く8時台のバスがあったはず、と時刻表を見ると8:20に中央病院入口とある。来るときに立ち寄ったコンビニの近くだ。25分だとギリギリか!すぐさま走りだします。暑い中でのロードダウンヒルの練習だと思うとやる気も沸いてきます。そして走る事20分。気持ちよくロードダウンヒルを楽しみ、2分前に著着!と思ったら、なんと8:09と書いてある。え?うそ?時刻変わったのか?ざんねーん。暑くて水を飲んでうなだれていると、反対車線からボロいバスが通り過ぎる。ああ、反対側の猪苗代行きかなぁ、と思って猛スピードで走り去るバスを見送ると、裏磐梯って書いてある。あれ?裏磐梯は逆じゃないのか?は?反対側のバス停に行ってみると、8:20裏磐梯行きの表示が。がーん、僕が待っていたのは猪苗代行きのバス停であった。バスはどうやら駅から回り道していくルートになっているようだった。。。ルート図なかったし~確認できんやん。ショック。次のバスは9:45。あと1時間半近くも待てないので、電車で帰る事にしてまた走り出す。
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電車も1時間に一本なので乗り過ごすと待ちが長い。計算したら軽くダッシュで行くと9:08に間に合いそうです。またしても練習がてらダッシュ!そしたら電車が遅れていて比較的余裕で間に合いました😅その後、会津若松駅で朝ラー@たちあおい

走った後にはもうちょっとしょっぱくても良いぐらいにやさしい味でした。ご馳走様でした。
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さて、ローカル線の旅に切り替え!只見線だと残念ながら帰り着かないので、会津鉄道普通一両編成に乗って帰る事に。一両編成に乗るのは実は生まれて初めてです!駅前にある富士の湯さんに2日連続で入り、汗を流してビール飲んで出発!普通列車は学生さんが多く、とてもビール&弁当を広げられるような雰囲気ではなく、おとなしく乗って車窓を眺めます。
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会津まで、このような田園風景が続きます。癒されますなぁ。
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途中の車窓からは、こんな奇岩の渓谷を見下ろせます!こんな景色なのにスマホいじっていたり寝ていたりするのは実にもったいない事です。私はカメラを構えてシャッターチャンスを狙います。
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さて、主目的はこれです!会津田島駅の駅弁!松茸二段弁当が一番有名ですが、今日は生産者の都合でお休みとのこと。ご苦労様です。でもこちらのおふくろ弁当も負けていないぐらい有名なんです!まだ2つありました。それと地元国権酒造さんのワンカップと、めずらしいくるみようかんを購入。 

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ここで東京までの切符を購入しますが、紙の切符しか出ないし現金払いのみなんです。そして車内検札のハンコがYG。ここは野岩鉄道(やがんてつどう、と読みます)のYGなんですね。ダイゴと同じレベルのイニシャルトーク。だいぶレアなアイテムです!🤣

 実はこの先の会津高原尾瀬口駅から新藤原駅までは会津鉄道ではなく、野岩鉄道が運営しているのです。

 

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そして会津田島駅から先もローカル線に乗り込みます!見てください、この赤いシート。そして、ザ・昭和レトロな天井のライト。誰もいない車内。いいねー!

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車両がボロすぎて泣けてきます😅アブソーバのエアもおかしくてピョコピョコ跳ねながら山道を登っていきます。しかし、車窓からはダム湖の絶景が広がります!

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トンネルも何本も超えます。秘境探検みたいでワクワクしますね!

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眼下には渓谷が広がっています!

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新藤原駅に到着した後は、東武鉄道になるので乗り換える必要があるのですが。。ご覧の列車に乗り換えると。。

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また同じボロい車両🤣🤣🤣もうお腹いっぱいです。

東武6050系電車で、1985年から順次製造されている車両のようです。なんと35年ぐらい使用されているのですね。

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景色を楽しんだ後は、会津田島駅で購入したおふくろ弁当を頂きます!

中身は南会津産のものを中心にした素朴な味。国権酒造さんの辛口ワンカップに合います🤣でもしんごろうだけは甘めで苦手でした😅シソおにぎりが実に美味しいんですよね。 

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途中で最新型のリバティとすれ違うけど、いかつい最近のワンボックスカーみたいなデザインで、全く興味がありません😅電車も気動車も車も、あらゆる工業デザインは直線基調が好きなので。最近はコンピュータ処理のためなのかわかりませんが、残念なデザインが多いです。

という事で、磐梯山は残念でしたが、その後のロード練習とローカル線の旅を堪能して帰京しました!

 

湯沢スカイエクストリーム2019 55km

今日は大型台風一過で、各地ものすごく暑くなっていますね。こんな日は朝の涼しいうちに走ろう!と思ったけど3kmで汗だく。おお、すでに31度もあった。涼しくない。早々に切り上げエアコン室内にこもって写真と音楽整理と、たまったブログを更新♪

さて、もうすでに2か月前の6/15に行った、湯沢スカイエクストリーム55km(ロング)について書きました。

越後の山々には、昔からスキーでお世話になってきました。バブル時代には相当混んでいたらしいですが、バブル崩壊後からこのエリアに行き始めたので、程よく豪華な施設がある割に、ブームが去り、閑散としている越後のスキー場は快適に滑るには最適でした。

この大会は、会社の部活の年次イベントである白馬国際トレイルランニングレースが、雨天でのコース荒廃により本年度中止がアナウンスされてしまったので、代替の大会として選んだ大会なのです。

※白馬国際2020は10/18開催に決まりました!(2020/2/8追記)

まだ第二回開催の若いレースですが、なによりも「エクストリーム」と名が付く登りと下りのみが延々と続くエグイコースに、何か、懐かしさもあり惹かれるものがあって、間違って出ることになってしまった湯沢のスカイエクストリーム55km。

いやー、結論から言うと、距離では選ばない方がいいです。白馬国際より断然キツイ

55kmながら累積標高差は3,540mあってITRAポイントは4P。ちなみに白馬国際は3,020m。武尊山SkyViewTrail60の4,390mに比べたら楽勝じゃない?とか思っていたのが間違いだった。制限時間が違います。武尊60は21時間かけてたっぷり歩けるけど、湯沢スカイエクストリームはわずか12時間(笑)キロ当たり13分で行けという事。そりゃあ白馬のように走れればそんなに難しくないタイムだけど、山岳路、もっと言えば送電線巡視路の悪路とゲレンデ酷道が主ですよ?!そんなわけで超刺激的なレースに出る事になりました。まあ、過去のブログを見て知っていたわけではありますが(笑)

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ガーラ湯沢スキー場の施設がメイン会場。ここはスキー場というタイトルからわかるように、ほぼ何も営業しておらず、自販機さえも使えない。当然コンビニもありません。トイレとロッカールームと受付があるのみ。大会のブースは2つぐらい。しょ、ショボい。噂には聞いていたけど、今までで一番ショボね。現地補給はほぼできないので、越後湯沢駅Newdaysですべてを補給してから来てください。ここはなんとMontbellのアウターとかも売ってます。あと送迎もないので駅前からタクシーで移動です。これは結構プールしているので助かります。ちなみに、夏はガーラ湯沢駅へは新幹線では行けません。当然新幹線専用のレールなので、在来線も走っていません。なんだかな~。

参加賞はこのSKY EXTREME帽子とJEEPエコバック。Tシャツ出ないんだ、この大会。どうせ持って帰ってもキャップは使わないので、今日使用する事にしてかぶって写真撮ってみた(笑)
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スタート前、半パン率も高いなぁ。ずいぶんガチっぽい人しかおらんなぁ、とこの時から感じていた。それは別に特別な事ではなかった。ただ、事実だったという事を後で実感するだけだった。

荒天予報で、風速はてんくらで13mを超える予報。懸案の神楽ヶ峰は積雪のため回避される事になったが、それでも2,000m級のスキー場を巡る旅である。

http://s-mountain.com/wp-content/themes/s-mountain/images/2019yuzawa_newcourse3_980px.jpg

コースはこんな感じです。ガーラ湯沢スキー場を出発して下り、かぐらみつまたと田代エリアをぐるっと一周して帰ってくる感じです。みてくださいこの高低差マップの角度。異常です(笑)ほぼ平地がなく、延々と急斜面が続く道のり
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スタート!スキー場の急斜面をいきなりひたすら登る。男子のみならず女子もガチな人が多いなぁ。。。
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序盤は飛ばさずにゆっくり行こうと思っていたら、いつの間にかビリになっていた(笑)
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最初のガーラ湯沢スキー場を超えて下ると、しばし川沿いのトレイルランっぽい道を進む。
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ほうら、トレイルランニングっぽいでしょ?でもここだけだったんですよ、トレイルランは。
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道の駅みつまたエイド付近。この橋を渡ってしばらく行くと、かぐらみつまたスキー場に入ります。本格的トレイルラン、もとい、変態トレイルレース初出場の遠山先輩。この方、ロードは100kmを超えてどこまででも突っ走れる人ですが、今回のトレイルコースは無理だとおもいまーす(笑)もしかしたら登りで追い付くかな、とこの時少しだけ思っていました(笑)
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登るのは、まんま、かぐらスキー場からの下山コース。見覚えあるけど、楽ちんに滑り降りてきた記憶しかないから、足で登るのは辛過ぎた。ほぼビリだし、モチベーション最悪(笑)なんでこんなところ歩いているんだろう(爆)
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ほうら、見覚えのあるリフト乗り場が見えてきた。積雪補助用の白いプラスチックイボイボシートが、最高に歩きにくく、足にも優しくない。トレイルじゃないから気分もダダ下がり。まあ、スタート前からずっと下がってますが(笑)
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はいはい。かぐらみつまたのゲレンデはものすごく長いんだよね。スキーでも漕がなければ進まないところもあるぐらいで、飽きるぐらいだよね。しかし、こんなに斜度あったのか。ハアハア(*´Д`)
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ハアハア(*´Д`);A 道は合ってるかな。一応看板あるしね。
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ここは田代湖を見下ろす絶景エリア。冬はこのポールの間に「この先田代エリア」って書いてあるんだよね。ここでカップラーメンつくって田代湖見ながら家族で食べた事ある。でも、今日は真っ白だしカップラーメンなんかエイドで出ないんだよね。バナナとオレンジと塩むすびだけ。しょ、ショボい。コーラもスポドリもないのも噂通りだった。モチベーションは引き続き底辺を彷徨っていますが、リタイヤはしたくないし、完走して4ポイントが欲しいので、歩いて完走する戦略でした。
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広大な田代エリアのゲレンデをひたすら登って下る。眺望はほぼなし。
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レストハウスですね。かっこいいですがやってません。エイドもゲレンデにつくられてるからレストハウスはうらやましく眺めるだけです。これを使ったら豪華な大会になるんですが、そういう大会運営ではないのが現状ですね。もったいないなぁ。。マウンテンバイクに乗っているときもそう思っていました。夏季の設備活用は昔から変わらず課題なんでしょうね。でもこれじゃあね。
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田代湖からの登りは、あの逆バンクが付いているのが見える送電線巡視路。キツイんだろうな、というのが一目瞭然。
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湖面はフラットな林道なので、走りを入れてタイムを稼ぐ。でも蒸し暑くて途中少し歩いたり、写真撮ったり。前後に人がいないというのは本当にモチベーション維持が難しいものです。前に人がいれば追い付こう!後ろから足音が聞こえれば引っ張って行こう!そういう事がないから、歩き放題(笑)登山道でもないから登山者さえいない。うれしくないです。こんな経験初めてです。大会じゃなくて普通に悪天候で登山しているみたーい。マジでモチベーションがゼロです。
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送電線巡視路の始点。これはエグイ。道じゃない。想像通り。足の踏み場を自分で見つける感じ。これも先導がいないので辛い一人旅。ギャーとかいう仲間もいない(笑)
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上に登りきると田代湖が眺められるけど、この時風速13m(自己体感風速値)ほどの風が吹いていたから、頂上に差し掛かって突風が吹いたとき、参加賞のキャップがあっという間に飛んで行きました。あれー。でもいらないかな(笑)どうでもよかった帽子ですが、ゴミになっちゃうし、このあと万が一晴れた時には役に立つだろうから送電線路を外れて走って拾ってきました。まあ、外れても外れなくても足場は同じようなものでしたけどね。
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そのあと少し快適になったのもつかの間、またしても送電線巡視路に入り、40度ぐらいの逆バンクが付いている道とか、根っこしか足場がない道とかがあり、本当に道があっているのか少し戻ったりして時間を使いながらなんとか沢に下ろうとすると、崖が立ちはだかり2回も滑落しました。その後沢におりて、本気の沢渡!ロープの張りが緩くて落ちそうになったからスキップでなんとか渡りきりましたが、その後また崖の登り返しで、もうお腹いっぱいな状況の中、上に到着し、ご覧の珍しく快適な下りの道を「はー、やっと快適な下りだ~」と怠慢にぶっ飛ばしていたところ、木の根っこで躓いて前方に転がり捻挫。今までの疲労がたまっていたところだったからしばらく動けなくてうずくまってしまった。

マズいなぁ。もう誰も来ないよきっと。でもテーピングで足首ガチガチに固めているから大事には至っていないはず。5分ぐらいすると痛みが引いて歩けるようになったので歩くの再開。もう走る気力はありません。これ以上怪我せず下る事を最優先に行くことにする。
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道の駅みつまたの関門にギリギリ到着し、補給を最低限にかきこみ、もうリタイヤすると言っている人達を尻目に、ギリギリ19:00の5分前に出発。あと2時間で18km。キロ6分半ぐらいで行かないと間に合わない(笑)ほぼ絶望的だけれどもリタイヤするのは嫌なので出発!ほら、虹も応援してくれているしね!ポジティブに!走れるロードが現れるかもしれないよ!
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実際、走れる河原の道を走り、先を急ぐも、ラストエイド栄太郎峠に向かって登る山は実にエグい道だった。半端ない急斜面、崩れる道、そして日没。ライトは夜短いからと登山用のものを持ってきたから、ワイドビームとか使えなくて崖の上がよく見えない。ああ、今頃になって晴れてきているからガンガン行けるけれども、もうすぐ20:00を過ぎる。栄太郎峠の関門時刻は20:15。あの山の頂に届けば頂上でロードかな?!と真っ黒い山を眺めながらぼんやり考えていたら後ろからスイーパーが追い付いてきた。僕「もうすぐ頂上ですか?」す「いや、まだですね。。。」実際、長かった。そしてロードに出たからそこからガンガン走ったけど、もう、時刻は20:15に近く、ロードも長く、真っ暗いロードを走っている途中で20:15。タイムアップとなった。

残念。 

UTMFの悪夢がよみがえった。あの時はあと5分だった。あの時も早朝の本栖湖畔ロード路をガンガン走って「間に合う!!!」と叫びながら走ったけど間に合わなかった。戦略が悪かったんだ。今回もそう。最初は少し突っ込んで、ある程度走力が同じグループの中で切磋琢磨しないと、速く走ろうというモチベーションが維持できないんだ。無念だけど、学びも大きかった。次なる大会に活かそう!次は絶対完走する!

その後、回収車に乗せてもらうも、えらい遠い道のりだった。絶対に間に合わなかった(笑)

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ガーラ湯沢スキー場では、焼きそばとフランクフルトと豚汁(夢中で飲み干しちゃったから写真無し!)を振る舞ってもらって生き返った。いやしかし、これがあるならもっと前のエイドでも出してほしかったなぁ。そうしたらもう少しやる気になっていたかもしれない。とくに塩辛さMAXのフランクフルトはおいしかったなぁ。次出るときはしょっぱいものを持参しようと思う。鮭とばとかかな。

 

 

 


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さて、ガーラ湯沢からは、送迎も路線バスもないのでタクシー呼んで約15分ほど待ち、越後湯沢駅との中間ぐらいにある宿に戻り、風呂に入って汗を流すと時刻は23時頃。超おなかが空いているが、すでに普通の飲み屋が閉まっているので、越後湯沢駅近くに歩いて行ったところにある、こちらの奥のカラオケスナック圭へ(写真は翌朝撮ったものです)。27km組はとっくにゴールしてもう3件目だとか。

入った瞬間から酔っ払い集団(仲間ね)に絡まれるし、食べ物はLO済みだから飲み物しかないし、烏龍茶をと思っていたらいきなりテキーラ20杯ぐらいが出てくるし、55km走った後で疲れているはずではあるが、レースでのアドレナリンがまだいっぱい流れ続けているので、完走できないくやしさもあり、負けずにフルスロットルでONE OK ROCK/The Beginningを熱唱する!(笑)Just Give Me a Reason!!

いやー、久々のカラオケスナック、さすがの音響の良さと、大きなリゾート的VIPステージで楽しめました。
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お腹が減った25時頃、お次はこちらの大衆居酒屋さん、どん呑さんへ。もうここしか開いていなかったのですが、大変おススメです。こちらでは新潟のおいしい日本酒がたくさんあったので、大変美味しく頂きました(笑)つまみも新潟ならではのおいしい料理がたくさんあり、アットホームなスタッフのみなさんが温かく迎えてくれ、大変満足でした。こんな深夜にあほみたいに食べて飲んですみません!でもまた来たいです(笑)

いやー、今回のレースはリタイヤしましたが、これらの夜のお店があったからものすごく充実した良い旅になりました。日本のバブル時代に炸裂したであろう田舎リゾートの実力を見ました。越後湯沢は東京から新幹線でわずか1時間10分で来れて、山が目の前だから、うまくトレランコースとか作ったら結構楽しめると思いますね。時間だけで言えば、高尾山口に到着するのとほぼ同時刻ですよ(笑)
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 最後に、閉まっていましたが、このお店、店名が刺さってしまって、頭の中でグルグル繰り返しています(笑)電話に出るときも「はい、呑みすぎ謙信です」というのかな。それとも「はい、呑みすぎです」かな。気になって気になって夜も眠れません。飲みすぎ謙信!

 

飯豊山神社への修験道で御山駆けに挑む訳

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山形県新潟県、そして福島県の県境をなす飯豊連峰。その山塊はとても奥深く、アプローチも長く、営業小屋がほとんどないため、長い休みの少ない日本人にとってとてつもなく遠い山である。山形県に住んでいる時も、新潟県に住んでいる時も行きたいと思っていたけど、麓から写真を撮った事しか無かった。それが冒頭の写真。それ以来、ずっと憧れの山であった。

そして今、半分会津人として働いて暮らしている今だからこそ、日々行きたくなってきていました。飯豊連峰。

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毎朝ランニングに行くと、ご覧のように雄大な飯豊連峰が見えます。若松からわずか1時間ほどで行ける喜多方市山都町。行かない理由がない!Why not!

※東山温泉からの下り坂を疾走中に見える飯豊連峰

さて、以下長文です。覚悟してください(笑)

会津と言えば、白虎隊を育てたと言われる、10才から進学した會津藩校 日新館が有名で、その日新館に進む前の集まりである什の掟(じゅうのおきて)が特に有名です。特に、什の掟に必ずあるフレーズ「ならぬことはならぬものです。」は八重の桜でも有名になった言葉ですが、これは、自分たちで掟を制定し、掟を破った場合の制裁(私刑)をも規定していたもので、現在でも各小学校には独自の什の掟が校門横に提示されていて、しっかりと受け継がれています。なので、会津では道を歩いていると、見知らぬ子どもから「おはようございます!」と元気に挨拶されます。ボケっとスマホを見ていて無視してはいけません。大人は元気よく返事する必要があるのです。東京でしか育った事がない人にぜひ体験してもらいたい。本州でこのような挨拶をされたのは会津が初めてかもしれない。

私刑と聞くと、私たちはリンチを思い出し、残虐な意味のないいじめを思い出すのが通常ではあるが、きちんと自分たちを律するためにそれらを規定して執行していたその姿は、躾・振る舞い・修行・Disciplineこそが大事だと思う私の価値観に合致し、その実践の良き例であることを実感できる土地なのです。

江戸時代。経済学を学んだ時からこの時代が大好きだが、会津に来たらそれが実感できてさらに好きになった。それは近代日本の文化の源であり、日本人が高度で独創的な事を考えていたピークの時代だったのだ。その後、入ってきた西洋文化のおかげで日本の古き良き文化の多くは失われてしまった。それなのに私たちは明治維新のおかげで近代的な文明をもらたし生活が豊かになったと教えられて小さいころは育った。本当にそうなのか?経済学の教授に「経済学は経済学者に騙されないために学ぶんだ。」と最初に言われた。ほんとかこの教授。大丈夫か?そう思ったけど、学ぶにつれてそれは本当であることが分かった。だってそうだよね、アダムスミスの見えざる手で市場が正常に常に上手くいく、とか、ケインズ公共投資をすればするほど乗数効果のおかげで国が発展していく、とか、どう考えても成り立たない極端なことをさも普通であるかのように広く薄く流布する事で、儲かる金融と美味い公共投資をつぎ込んで金儲けをすることを正当化するためにやっているんだから。

飯豊山の「御山駆け(おやまがけ)」(通過儀礼 - Wikipediaより引用)

”江戸時代、会津や米沢の子は14 - 15歳になると飯豊山を登山し、「御秘所(おひそ)」と呼ばれる難所を越えられたら一人前の男として認められた[2](飯豊山神社も参照)。”

御山駆けは、私の生まれた土地である山形県村山地方(現在の山形市周辺)にも出羽三山詣でというほぼ同じ仕組みがあり、うちの親父も登頂したと母から聞きました。身体が不自由だったオヤジだったけど、亡くなってから聞いたそんな話に出てくる若かった頃のオヤジがちょっと羨ましく思った。子供のうちに、泣きべそかいても自分の足と頭でやり遂げるしかない経験って重要だと思うんです。お金を払ってもできない経験です。肝が据わるというやつです。学校や学習塾に行ってそれが身につくのか?いや、難しいと思うんです。でも御山駆けは先導がいないと死ぬかも知れないのも現実。だからこそ僕は息子を連れて飯豊山に行きたいのです。親が与えてあげない限り、行く機会はほとんどないのが日本の現状です。特に東京の子供らは本当に機会が少ない。

息子が今年15才。子供と言ってもまだ許される最後の年だから、ぜひこの修験道にチャレンジさせたいのです。

なお、私も中学生の時に、母親に連れられて鳥海山を0号目から登り上げた経験があります。「登山は0号目からが楽しい」が母の口癖でした。でもそれがよりによって山形県最高峰の鳥海山(2,236m)とはね。当時なにも山のスペックを知らなかった私は、母との楽しい登山のはずだったのに、5合目までの樹林帯は湿度最高で眺望のない無味乾燥な道のりで、辛かった記憶したありません。何時間森の中を彷徨ったのだろうか。たぶん1日がかり。でもエスケープ路などあるわけのない道をひたすら登った後に広がる、川と雪渓と岩場と青空の絶景の素晴らしいコントラストは今でもはっきり覚えています。そして母が大好きだった、マルちゃんの赤飯をプリムスのバーナーで温めてくれて添付のごま塩を振りかけて食べたその味は、今でもカップラーメンに匹敵する旨さだと思います。そして、人生は山あり谷ありである事を学んだ。我慢すれば必ず道は開けることも知った。僕はそれ以来、自分の身体に刃物を向ける事をしなくなった。どんなにいじめられようとも、生きてさえいれば必ず道は開けると言ってくれた誰かの言葉を信じるようになった。だって実感したんだからね。僕は自分の手と足で何でもできる。だって僕はあの怖い山を自分の足で制覇する事ができたんだ。

不思議な事に、もうあの日から怖いものはほとんどなくなったんだ。人も物も社会も意識の壁も何も怖いものなど存在しないのさ。少なくともあの怖い山に比べたら屁でもないのさ。そうだろう。僕は実感したんだ。もう大丈夫なんだ。進むべき道が見つかったんだ。 

ここまで読んでくれたあなたは、僕がなぜ息子を飯豊山登山に連れて行きたいのか、だいぶ理解してもらえたと思いますが、もう少し続けます。

今の世の中で言えば、僕は自閉症スペクトラムとか、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の疑いあり、と間違いなく言われるんだろうな、という子供だったから、こだわりが強くて、一般の人々によくいじめられていたんだ。同性のみならず、異性も、先生も、彼らにとっては異質すぎたんだろう。僕自身もそう感じていたよ。そしてマジョリティは僕ではなかった。今と違って前から2番目ぐらいのチビで、ガリガリに細くて、女性よりも色白で、フケが多く肩に乗っていて、赤毛と白髪とニキビとホクロが多く、算数以外興味のない運動音痴でゲームオタクの奴だったから、分かりやすいいじめのターゲットだったんだよね。お前は俺たちとは違う、そう思ったんだろう。僕がそこから逃れるのは容易ではなかった。でもね、ファミコンでは誰にも負けたことがないし、ゲームセンターでは大人のゲーマーと張り合えたし、ゲーム買うお金がないから自分でプログラミングしたし、モニタはごみ収集所からかっぱらってきた。そして算数だけは100点取るのが当たり前だと真剣に思ってたんだよね。今思えばとてつもなくウザい奴だったんだよ(笑

だから僕は強いものに寄り添ったんだ。生き延びるためにね。村一番の番長と参謀とよくつるんで悪い事をたくさんした。ゲームセンターによく行き、タバコ、酒、万引き、バイク、他、言えない事を無数にやった。僕にとって死ぬよりははるかにマシだったんだと思う。

そして僕は算数とか出来たから彼らにテストで良い点取れるように特訓するのが役割だった。1日10分ぐらい。後は彼らの家にある親に買ってもらった無数のゲームをやりまくりつつ、たまに聞かれたらゲームをPauseして教える。ただそれだけで彼らの学力が上がり、みんな志望校に入ったよ。まあ、高校なんてどこでも良いと思うけど、本当に好きな志望校に入る事は重要だ。行きたいところに行って輝くのが最も大事なことだ。僕にとっては致し方なく始めた友達だったのに、そのうち何人かは今でも繋がっているぐらいの親友になった。

人生なんてどうなるのかわからないんだ。楽しくするのも絶望するのも自分次第。でも、その時手に入る環境がどんなのかも重要。親のどちらかが山に登らない子供は山に行く機会がほとんどないと思うが、不幸な事だと思う。お金という資産がないことよりも不幸だと思う。そんな子供が息子のクラスメイトには沢山いる。山に行けば、君たちきっと変わるのにね。でも親が登山しない人だと行けないんだよね。高尾山でも良いから連れて行った方が良いよね。おいしい空気を吸って、ちょっと転んで怪我でもすると意識が変わるんだよ。怪我なんて唾でもつけておけば治るしね。そうやってリスクに対峙してリスクを認識し、リスクへの対処の仕方を筋肉と脳みそにしみこませるんだ。自分で対処できたとき、それは大きな自信となる。本当に脳みそが活発に動き出す瞬間なのだ。だからやる気スイッチを入れるなら登山に行くのが一番良い。それは特別な事でも何でもないはずなのだ。

でもね、近い将来、やっと普通であることを求められない世の中がやってくる。普通とは何かはさておき、いろんな想像をすることが求められる楽しい世の中になる。僕の人生は他人と同じ普通になる事を拒否する旅だった。ようやくその理想の世の中が東京にもやってくるんだ。面白いことを考えて実行する人が楽しく生きていける世の中。既得権益をもつ勢力から解放され、自由に生きる事ができる世の中。今の世の中で発達障害としていじめられていた人々はそのメインストリームに躍り出て、今まで全うだと言われていた“普通の”人びとが、「想像力欠如症」「没個性病」などという病名で精神病院に通院することになるかもしれない。だって普通のことはAIがやってくれるから、やる必要がないんだ。みんなと同じ選択をする必要が無くなるんだ。普通です!と威張れるのも今だけ。変態です!という人がもてはやされる日が来る。生きている間にそのような時代になるとは思ってもいなかった。

でも、ずいぶん前からトム・ピーターズが言ってましたけどね。イクスクラメーション(!)が大事だって。でも、日本語でタレントっていうとショボい印象が強すぎですね(笑)偉才とか異才に翻訳すればピッタリなんだけどね。すげー才能、とかもピッタリ。日本のテレビばかり見て物事を鵜呑みにしている人たちはタレントはヤバいとしか考えられない脳みそになっているけど、たまには本も読んだ方が良いよね。できれば海外の本をね。息子はハリーポッターにはまってます。しめしめ。

トム・ピーターズのマニフェスト (3) タレント魂。 (トム・ピーターズのマニフェスト 3)

トム・ピーターズのマニフェスト (3) タレント魂。 (トム・ピーターズのマニフェスト 3)

 

そもそも個性を没して社会的になる近代教育制度で大学まで出て優秀だと言われている人は社会性があるともてはやされているけど、そこからはみ出る人、すなわち近代教育制度という名の壮大なウソを信じないで独自の道を歩む人はみんなどこかに反社会性を持っている。そんな人は今の世の中、他の要因によってはサイコパスとも呼ばれている。僕も診断されたらサイコパスかもしれんね(笑

でもね、シンギュラリティがやってきたらサイコパスっぽい人しか生き残れないと思うんだ。シンギュラリティを超えたAIがネチネチと意見を言ってきたらどうやって戦う?俺たち人間を超えた世界最強の存在なんだぜ?と思ってしまったウザいAIなんだよ?サイコパス以外に勝てるキャラが見当たらない。普通のキャラは全部先読みされて笑いながら対策されるよね。

少なくともテストで100点なんて、AIの方が確実にできるに決まってる。コンピュータ・サイエンスが出来た時から、それはわかっていた事。SFやアニメの世界ではとっくに超えているしね。100点取るよりも、一人でもデザインシンキングができる脳みそが必要。他人の言っている事をうのみにする事ではなく、まずクリティカルシンキングしてみて、あーだうーだ自由な意見を出しまくって、他にも意見があるぞ、うまくいくわけがない、先生が言っていたから考慮しなさいとか言われても、「そんなのかんけーねー!」って言いながら、瞬時に走りながらやってみて、ああ、やっぱりうまくいくじゃん、楽しいじゃん、と素早く新しいやり方を見つける能力だけが、AIを超え続ける事が出来ると思う。

今、上述した難解な名前の病気かも、と言われている人は、そんなのかんけーねー!って思い自分の道を突っ走って欲しい。そう思えるだけの知識を得るために本を読み漁って欲しい。図書館に行けば、自由な勉強会に行けば、いくらでも知識を得られる。歴史は繰り返すのだ。 

という事で、長く書きましたが、息子には飯豊連峰で楽しく修験をしてもらいます!そして僕も楽しみなんです!江戸時代に想いを馳せながら全力で飯豊連峰を駆け上がる妄想をして、もうお腹いっぱいになりそうです!俺が一番出ぜ!とか言いながら。そして登れなかった奴らに向かって「クソがっ!」って言うんだ(笑

 

クソがっ!

と息子に言われないように頑張りますw

 

sony RX0をトレランで使い倒す

先日UTMF2019に出た時もRX0を持って撮影している人を結構見かけました。静止画撮るならRX0の高画質は魅力ですね。 

そして高画質もそうですが、すぐに撮れるのが最大の魅力。その方法をご紹介します。たぶん、皆さん同じ方法だと思います。

まず持ち方です。

前回の記事では、ポケットからの取り出してすぐに撮れると紹介しました。


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それで、取り出した後の持ち方は上記のようにすると具合が良いです。この時、下の親指には三脚用の穴が真ん中にあるので、そこを持ちます。麻雀知っている人ならば盲牌(もうぱい)する時のイメージで持つ、と言えばわかりやすいでしょう。
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上の二本指は、左が電源、右がシャッターです。電源を押して2秒置いてシャッターを押せば撮れます。明るいならば手ブレもなく撮れるでしょう。

ただ、オートフォーカスだけはシャッターボタンを半押しをしなければならないのですが、RX0のシャッターボタンは結構浅くて、半押しのつもりがつい全押しになってしまう時があるのと、半押しをしても、フォーカスが合う前に全押しするとシャッターが切れません。切れる設定にも出来ますがピントが合っていないので無意味です。

そのためマニュアルフォーカスに設定します。


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Fnボタンからフォーカスモードをマニュアルに設定します。

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フォーカスは、上下ボタンで50cm、70cm、3m、♾(無限大)から選べます。左右ボタンで無段階調整も出来ます。実は無限大よりも右に行けるんです!メモリ余ってるでしょ?そこにずらせるのです。どんなフォーカスなの?気になる〜。

僕は風景を撮るなら無限大、人物やトレイルを撮るなら3m固定で撮影しています。

また、●ボタンにフォーカス調整を割り当てておけば、ワンタッチで呼び出して素早くフォーカス調整することも可能です。割り当て方は下記の通りです。


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カスタムキー(撮影)からフォーカススタンダードを割り当てます。

これでフォーカスを気にせずにシャッターボタンをグッと押し込むだけで素早く撮影できます!チャンスを逃さないで素早く撮る。このカメラの使い方の真髄だと思います!

 

どうでしたか?コンデジで出来ることはほとんど出来るので、絞りがF4.0で固定で変更できない事以外は大概のことが出来てしまいます!プロも納得!という噂は本当でした。とてもsonyらしい逸品に久々に出逢いましたよ!みんな、RX0を買って応援しようよ!(笑)

このような変態カメラですが、先月4月12日に無事にバージョン2のRX0M2が発売されました。動画や自撮りも撮りたいなら最新のRX0M2がおススメ!でもRX0M1は値下がりしている今がチャンス!静止画メインなら軽くて小さいこちらの方がイイ。RX100同様、全シリーズが売れるようになるのではないでしょうか。

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX0

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX0

 

 こちらが値下がりしているM1です。僕は今日の価格よりも約1万ぐらい下がっていた瞬間をポチリました。5万弱です。

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX0M2

ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX0M2

 

こちらは後ろが微妙に分厚いM2です。たぶん、比べない限りは違いは判らないレベルです。どちらにしろ極小です。

M1の方が僅かに5.2mm薄く、22g軽い。私はそれでもUltra Light的優先度でM1が良いと思って購入しました。好みだと思います。

RX0M1:5.9 x 4.05 x 2.98 cm; 95 g

RX0M2:5.9 x 4.05 x 3.5 cm; 117 g