たりぃさんの山旅

山旅を愛するたりぃさんが超軽量の道具とデジタルガジェットを使って奥深い山域を旅します

suunto 5 peak とTATTAをsuunto appから連携する

今年のVirtual UTMF2022でも採用され、他のマラソン大会でも必須となることが多くなった、GPSログ連動アプリのTATTAですが、公式にはsuuntoとの連携ができるとはどこにも書いていない状況です。

そこで、連携する方法をまとめておきます。

ググると、Staravaを始めとして複雑な連携をしないといけないと書いてあり、ビビリながらもいろいろ試してみましたが、最終的には以下の2つのみで連携できました。※iOSのみですのであしからず。Androidは調べてません

1)suunto appからヘルスケアアプリへ連携する

2)TATTAへ連携する

これだけで連携完了です。超簡単。Strava経由だと色々面倒になるのでこちらの方法がオススメです。具体的な設定方法は下の方に載せておきました。

ただし連携のデメリットもあるので注意が必要です。

デメリットその1:トレイルランニングの記録は連携されない

suuntoのスポーツモードで「トレイルランニング」で登録すると、TATTAには連携されません。TATTAはあくまでマラソン・プラットフォームだからなのか真相はわかりませんが、必ずスポーツモードを「ランニング」で登録する必要があります。そうしないとあとから記録を変更してもTATTAには連携されず、走った記録として認定されることはありません。せっかく走ったのに記録がない!!テストでそれが判別できて良かったのでシェアします。

対策としては、スポーツモードを「ランニング」で起動してトレイルランニングをするしかありません。幸い、suunto 5 peakにはウオッチフェイスを無限にカスタマイズできる機能がありますので、それを活用してトレランで必要な高度やウェイポイントまでの残り距離、などのフェイスを追加しておけばOKです。

ランニングの時はペースと心拍メインで、トレイルランニングの時は高度や距離メインで心拍管理すれば、いつでもどんな路面でもボタン一つで切り替えできて、むしろこっちのほうが便利なぐらいです。ついでに現在時刻と距離とステップ数を表示できるウォーキング用のフェイスを追加してもいいかもしれません。

ウォッチフェイスの詳しいカスタマイズ方法は、下記の過去の記事「suunto 5 peakをトレイルランで使う!」をぜひ参照にしてください。

さて、具体的な設定は以下です。

1)suunto appからヘルスケアアプリへ連携する

Suunto App」をタップ、「プロフィール」から「設定」をクリック。少し下にある「Appleヘルスケアに保存」をオン。これだけです。

心配な方は念のためAppleヘルスケアアプリで確認してもOKです。

2)TATTAへ連携する

次にTATTAアプリを起動し、左上の自分の顔をタップし、更に右上の「設定」をクリックします。そうすると以下の画面が出るので、「HealthKit」で連携します。設定は以上で完了です。素晴らしく簡単だけど、行き着くのが少しわかりにくいし、正式サポートでないのでなんとも言えない気持ちではありますが、他のアプリ経由に比べればAppleヘルスケアサービスが無くなるリスクは少ないと思われますので手堅い方法で良いなと個人的には思っています。

実際にsuunto 5 peakで記録すると、ほぼリアルタイムに以下のようにTATTAに連携されます。ただし先に書いたデメリットの通り、「トレイルランニング」は出ずに、「ランニング」と「ウォーキング」のみ連携されます。下の走っているアイコンと、歩いているアイコンがそれです。

そしてVirtual UTMFなどのバーチャルイベントは一番下の「イベント」アイコンから「参加履歴」タブをタップすることで、該当のイベントを確認でき、大体一日一回(?)ぐらいの時間が立つと黄色い文字が連携された合計距離として表示されます。

ここから先はIT屋としての単なる感想ですので、好きな方のみお読みください。

「最終更新日時」の表示とか「今すぐ更新」ボタンなどがなく、裏のサーバーで一括バッチ処理してるっぽい連携なので、とにかく待つしかない仕様になってます。ある意味潔くてシンプルで嫌いじゃない。

メニューも下にアイコンでメニュー第一階層があるのに、第二階層のタブが上に出てきたり、ホームという概念がなかったり、ブレッドクラムもなく選択中の色が青背景に白抜きアイコンだったり真っ黒な極細アンダーラインだったり、左右にスワイプするとタブが動くことがあったり表示期間/コンテンツが動いたりして、いろいろ謎の多いUI/UXですけど、まあ、なんとか連携したら、あとは全自動連携なのでもう触ることはないです。それにしても使いにくい原因を考察してみると、UX/UIデザイナーのセンスがないのか、デザイナーの技術がないのか、もしかしたらデザイナーがいなくてプログラマに丸投げなのか、のいずれかと想像しますが、UX/UIデザインは重要です。色とか先の太さとかに体系的科学的意味をしっかり持たせないと使いやすくなんてならないよ。しかしながら、ヘルプデスクは結構優秀だったので、そちらでカバーするモデルなのかな。わざわざ使いにくいものを作りサポートでカバーしてサポート収益を向上させる。ビルが考え出したこのすばらしいビジネスモデルは、業界に深く根付いていますね♪

それでは楽しいランニングライフをsuunto 5 peakと共に♪

suunto 5 peakをトレイルランで使う - Turn by Turn Navigation(交差点誘導ナビ)

Turn by Turn Navigation(交差点誘導ナビ)とは?

いわゆる、音と矢印で曲がるべき方向を案内してくれるシステムで、アメリカのカーナビなどではメジャーな方式です。日本の道ではアメリカの道のように碁盤の目にはなっていないことの方が多いため、日本のカーナビではメジャーではありません。そもそも日本語訳も適切なものがないのですが、ここでは動作イメージを表して「交差点誘導ナビ」と表記しました。

Turn by Turn Navigationをトレイルランで使うとどういうイメージ?

都市部の舗装路を走るランニングであれば曲がり角はある程度明確ですが、トレイルランのように直角でない曲がり角や、複数の道がある場合、登っている場合などはどうでしょう。それに地形が見えない中で果たしてどの程度使えるのか。興味津々です!

suuntoのパートナーアプリはたくさんある

suuntoにはパートナーアプリがたくさんあり、クラウドサービス上でデータ連携ができるのですが、suunto appに登録すると無料で使えるクーポンが山のように送られてくるので、実質、Stravaを始めとする世界中のスポーツ分析系アプリや地図系アプリが無料で使いまくれるのです。夢のような実際の話で感動しました。ですが、英語が読めないとなんだかわかりにくいのが多いのも事実。日本語訳がいまいちわかりにくいものもあり、少し取っ掛かりの難易度は高いかもしれません。Windowsの代わりにLinux使おうとしたときと同じような感じ。まあ、慣れれば問題はありません。早速見ていきましょう。

suunto appにサインアップすると、「バリューパックはこちら」というメールが送られてきて、たくさんの無料クーポンコードが記載されています。

StravaやReliveなどのメジャーアプリも入っています。

Turn by Turn Navigationを実現するパートナーアプリkomoot

バリューパックのパートナーアプリ一覧を見ていると、その中に、Turn by Turn Navigation(音で方向指示をしてくれる機能)が使えるkomootというアプリがあり、無料クーポンが2つももらえます。これはリージョンバンドル(地域の地図)が2つ無料のようです。

早速iPadAPP Storeからダウンロードして登録。最初ドイツ語だったので少しビビりましたが、英語表記を選べるので大丈夫です。まあ、今どき翻訳機にかけても良いし、そもそも翻訳しなくても、やりたいことは単純なので、だいたい想像できると思います。

suuntoのホームページには「トレイルランニングも簡単にナビゲートできる」と書いてあります。本当かな?グラベルライドとあるし画像もどう見てもマウンテンバイクなので、期待値はますます高まります。マウンテンバイクで行けるのなら、それより遅いトレイルランニングならもっと使えるよね!

このようなウォッチ画面になるみたい。ちょっとダサいかな?矢印がなくて「右」って。。。「左」と区別はつくのかな?黒と青の色は変わるのかな?音とバイブが右と左で変わるのかな?鋭角や鈍角や複数の道の場合、どう表示されるのかな?いろいろ判別方法の体験を想像してしまいます。こういうのはUX/CXが一番肝心ですからね。

komootの設定方法は簡単

設定の手順はとても簡単です。スマホkomootアプリから設定したいコースのGPXファイルをインポートし、saveするだけで、turn by turn navigationが使えるようになったルートデータを生成でき、それが自動的にsuunto appに同期されます。

そしてsuunto appを開いて「ウオッチで使用する」と共に新しく表示されるようになった「Turn by Turn Navigationを使用する」ボタンをポチッと押すだけsuunto 5 peak上で選べるようになり、スタートを押すだけでturn by turn navigationができてしまいます。

以下、具体的な設定方法です。

komootアプリの設定

まず最初はリージョン地図を選択。私はKantoとTokyoを選びましたが、最初から一つ無料なので、合計3つ選べるようです。TokyoはKantoに入っているなぁと後で思ったけど、一度選ぶともうリリースできないので、致し方なく。まあ使えるようなら購入するでも良いですしね。この作業は一回だけです。

suunto appと同じように、OneDriveからGPXファイルをインポートして進めると、このような「ルーティングの課題解決」なる画面が出てきて、GPXファイルの通りにするか、komootが自動的に別の最適なルートに設定し直すかを聞いてきます。試しに後者を選んで見たら、山道は入っていないところが多いようで、かなりグチャグチャな遠回りになってしまったので、改めて前者のOriginal Routeを選択しました。

それでOriginal Routeを選択すると、自動的に曲がり角が設定されて黒丸の番号が付与されます。合っているのか微妙だなぁというのが正直なところ。。明らかに知っている曲がり角にはないし、どう見ても数が少ない。おそらく、手動で補正すると良いのだろうけど、そんなめんどくさいことができないぐらい曲がり角あるし、この彩の国コースなら曲がり角を知っているけど、そもそも知らないトレイルの曲がり角を設定するのは、この地図からは無理です。なので、自動生成のまま保存します。

suunto appの設定

さて、komootでルートを保存すると、すでに同期設定がされているsuunto appにクライド間で同期されます。何も操作は必要ありません。

また、私の場合、iPadのkomootで保存し、ウォッチとの同期設定がしてあるiPhonesuunto appから開いていますが、開いたらもう同期されています。

そして、上記の画面にあるように、これまでなかった「ターンバイターンガイダンス」という項目が増えていますので、このボタンをポチッと押して緑色にして、「ウォッチで使用」もポチッと押します。これだけで時計に同期されます。素晴らしく簡単ですねぇ。

実際にトレイルランで使ってみたときの画面!

で、早速スタート。答えはこれです!ガーン!

まさかの、右と左が同じ画面、色、音、そしてバイブです。ブーっと一回バイブがなるだけ(音を出しても一種類)で、この画面が出るだけ。約5秒表示されますが、その後消えたら、もう見ることはできません。ヲイヲイ、肝心の右か左かの文字が小さすぎて見えんわ。。それに、なんのためのOLED画面採用なんだか。青一色だけの仕様ってあり得ない。。。右が青でバイブ1回、左が赤でバイブ2回、事前警告30m前で通知し、直前3mになったらバイブ3回。文字をなくして大きく色付き矢印をつける。それで良くないですか?


ちなみに、たまにこんなのも出ます。分岐点ってどんな分岐点??右と何が違うのか?判断できます??(ちなみにただの右方面の道でした)

他にも文字がいろいろ出ますが、走りながら見れません。見えてもどうすれば良いのか瞬時にわかりません。

もう一点、POI(Point of Interest:目標物設定)も全く同じデザインで出てくるので、「川」とか「公園」とかも表示されて、一緒に設定してしまうとかなり見にくくなります。

 

その他、使った感想を書いておきます。
・そもそもバイブがなった瞬間に、そこに道が見えない場合があり、あとどのぐらい走ると分岐があるのか不明なときが多かった
・バイブがなったときに、すぐ右に道があることもあり、その場合、急ブレーキをかけるか、「あれ?もう一つ先かなぁ」と進んでしまい戻る羽目になることもしばしば発生

・バイブがなったとき、緩やかに右の道と、右90度の道があった場合、どっちの右かが判断できず、結局iPhoneを取り出して山地図を確認することに。。。

・バイブがなって道がないので走り続けても、全然右の道が出てこないときがあった。

・右って表示されてるけど、どう見ても左にしか道がない時があった。

・明らかに曲がり道なのに案内がない。不安になる。。。ターンバイターンナビゲーションがあるからと安心して地図も地形も頭に入っていない。だからiPhone取り出して山地図見ても、いつもよりも状況判断が瞬時にできなくなっている。。。

・ブーっとなると、いちいちウォッチ見てブレッドクラム画面を確認するから、路面や地形を見てない時間が増えて、ちょっといつもよりもスピードが遅い。。

まとめ

・ターンバイターンナビゲーションを使うまでの設定はすごく簡単

・肝心の確認画面デザインは残念ながら一種類で、右なのか左なのか、ウオッチ眺めるだけではわからない場合が多い

・地形が出ないから、このウオッチだけを走りながら見て正しい道を判断するのが困難

・結局iPhone山地図アプリと併用は必須

・逸脱アラート(50m)の前に分岐点で気がつけるかなと思ったけど、分岐点を正確にkomootで記録すれば可能となるかもしれないが、膨大な設定時間が必要

・豪雨でiPhoneが出せないときには分岐点が確認できるが、そもそも豪雨時にナビに頼っていて頭に地図が入っていないとしたら、それは生きて帰れないかもしれないことを意味すると思われます

今後の展望

ということで、今のところは活用は難しいと思いました。でもターンバイターンナビは正確性が増せば使いようはあるので、以下の2つを試してみたいと思います。

1)komootアプリで本当に必要な分岐アラートだけを手動設定する。ただしこれは本当に必要な分岐の場所を正確に把握している場合のみ有効なので、把握した時点で頭に入るから、あまり意味がない気がします。

2)スマホのスーパー地形アプリにも「ルートナビ」機能があるので試してみる。同じように手動設定するならば、豊富な見やすい地図が選べるカシミール3Dベースのスーパー地形の方が使いやすいと思ってるので、こちらでも試してみます。

 

suunto 5 peakをトレイルランで使う - ルートナビゲーション

suunto 5 peakにはGPSとルート情報を元にしたNavigationシステムがついています。これを、トレイルランでよくありがちな、高低差があり、進むべき道が明確でなく、グネグネしているところで使えるのか検証してみました。

suunto 5 peakのルートナビゲーション

ナビゲーションを開始する

ナビゲーションの開始方法は、以前書いたこの記事を参考にしてください。

ナビゲーション中にルートを外れたところの表示

このように中心地からハズレた場合、ルートが中心地を通っておらず、別の右側の道であったことがわかります。しかしアラームはならず。。これは仕様上100m逸脱しないとアラームがならず、このときは43mだったからです。

ルートを外れたところでスマホを取り出しスーパー地形で確認してみる

同じ場所をスーパー地形アプリで確認すると、43m逸脱していた事がわかります。スーパー地形は太い濃い赤色で逸脱線を表示してくれるので、パッと見てどの方向へどのぐらい戻るべきかが一瞬でわかります。また、自分の向かっている方向もわかり、逸脱距離も正確にわかる(43m)のです。GPSの受信状況によって左右されるGPS精度もわかります。

スーパー地形の優秀な表示に比べると、suunto 5 peakの表示は一目ではわからない感じになっています。

なお、比較のため、山地図を表示しない状態でスクショしています。

登山道を外れて根っこだらけの尾根道に入っていくシーン

登山道は大きく右にカーブして下っていきますが、実は尾根道をまっすぐ行く、この根っこだらけの道が正解なのですが、こういう道はトレランのレースでは結構あることですよね。しかしテープも見つからず、気持ちよく走って通過してしまいました(^^;

下りを50m降ったところでスーパー地形が逸脱アラートを出してくれて、泣く泣く登り返して復帰しました(スーパー地形の逸脱アラートは10m/20m/50m/100m/200m...と設定できます)

suunto 5 peakだと100m下らないと逸脱アラート(オフルートと表示されます)が出ないので、更に下っていたところでした。

簡易表示だと迷ってしまった分岐路のケース

ここは、崖上に左にカーブして登りその後右に進むのが正解なのですが、進行方向矢印は、緩やかに右カーブ表示になっていました。

写真に写っていない右手には別の作業道があり、当初そこに入ってしまい(ブレッドクラムが表示されていますよね)、その後は、左にあるダブルトラックに入ってしまい(これもブレッドクラムが表示されてます)、こういうシーンではやはり標高のわかる地形図が表示されるナビでないとすぐに確定するのが難しいですね。わからない場合はすぐに地形図!やっぱり山は地形を読むのが第一です。

 

suunto 5 peakの基本性能

気圧計がないsuunto 5 peakのGPS高度計精度はどうなのか

飯能アルプス天覚山の北にある大高山493mでの実測値は497m。わずか4mの誤差ですよ。素晴らしい精度です。もはや気圧計GPSよりも精度が高い状況になっています。この精度を可能にしているのは日本上空真上に位置する準天頂衛星システム「みちびき」のおかげですね。みちびきは一般的にはGPS信号を補足し易くするシステムと理解されていますが、何がすごいかといえばその精度で、理屈では2m程度の垂直誤差に収まるし、更に性能的にはCM級の精度も可能とする能力を持っていて、将来、航空機やドローンなどを正確に運用するための仕組みも用意されています。

さらに、補正のために必要な高精度なジオイド高モデルが国土地理院によって2024年までに整備されるので、非常に楽しみです。もう、GPS高度計は気圧高度計に劣るから信用できない、という認識は技術革新によって完全に過去の産物になりつつあるのです。

高度グラフを表示して、どのぐらい登ってきたのかを可視化する

山頂まで700mアップ。今何メートル?そして残りは?頑張ってきた自分の現在地を知ることで、残りの登りのペース配分を調整し、行けるという安心材料を手に入れることでモチベーションになることが多く、僕がCASIO PROTREK PRT-30を愛用してきた最大の理由です。

だいたい停止後15秒前後で標高数値が安定するので、概ね衛星経由の遅延時間と言われる10数秒という数字とあっています。斜度にもよりますが、10数秒ですと10-20m程度の誤差と思いますので、問題ないですね。

GPS高度計によって測定したものをグラフ表示にする方法は以下の記事を参考にしてください。

標高ナビゲーションでルート全体の地形を把握することができる

suunto 5 peakには、標高ナビゲーションという面白い機能があります

ナビを始めると自動的に表示に加わるこの青い標高図ですが、上が現在標高、グラフが予め読み込んだルートの標高図、縦棒が引いてあるところが現在地と左側が進んできた標高図です。

そして一番下の数値が残り累積標高差です!これがすごい。右のボタンで残り累積標高差を登りか下りに変更できます。この写真は登りの残り累積標高差です。これから向かう彩の国トレイルランニング100mile&100kmのSouth1コースを出発した際に、累積標高差(登り)が残り2,581mであることがわかります。登っていくと数値がどんどん減少していくのがわかるし、どんな登り下りがあるのかがわかるのは、残りの体力をどこに使うのかを知るのにものすごく重要なことで、完走を目指すためには最も重要な機能といっても過言ではありません。従来は印刷した標高図で把握してましたが、これからは時計一つで把握できてしまいます。いやー、ダメ人間になりそうなぐらいに便利ですよ、これは。

こちらが今回試走した彩の国トレイルランニングのSouth1のコース。きつさ半端なく、天覚山と竹寺以外は登山者もいない山域。でもなぜか走り終わったあとは爽快感がハンバない。いつ行っても、冒険心を掻き立て、作戦変更を求められ、己の限界というものを常に意識させられる♪

Suunto 5 PeakのNavigationまとめ

今回本格的なトレラン的グネグネ道で使用した感想としてですが、最低限、現在地がルートから外れているかどうかはなんとなくわかりますが、道案内として単体で使えるのかというと微妙でした。

逸脱アラートが25-50mぐらいで出るようにカスタムできれば良いのですが、そうでないならTurn by Turn Navigation(進行方向指示ナビ)が利用できないと道案内としては微妙ですね。

実態

よって、このようにsuunto 5 peakを見て、あ、外れてる、とおもったらスマホを取り出してスーパー地形で、地形や逸脱距離/方向を確認するのが今の使い方です。

でも実はあるんですTurn by Turn Navigationが。これは別記事で書いたので紹介します。

いいところ

・ルートが現在地にあるのかないのかはわかる(外れたらわかる)

スマホを取り出さなくても、腕を前方に伸ばすだけでルート外れが確認できる

微妙なところ

・結局、スマホでスーパー地形を見て判断せざるを得ないことがしばしばある

スマホバッテリーの節約になるとは思うけど、コネクテッドGPSを使っているせいか、スーパー地形利用時のバッテリーの減りが約2倍になる(画面表示が減るので全体としては持ちます)

・100mルートから逸脱しないとアラームがならない固定距離仕様なので、100mも下ったり登ったりしているトレイルランではおそすぎる。25-50mぐらいでアラートしてくれないともう戻りたくないぐらい下ってしまっている

・行くべき方向に白い矢印が出るが、矢印が最大2つしかでず、要約されてしまうため、左に曲がってすぐに右に曲がるような道は、右だけになってしまい、複数の鈍角の分岐道などでは選べないことが多い(結局スーパー地形を取り出す)

・地形表示がないので、尾根を通るのか下るのか登るのかが不明で、ルートが正しそうかどうかが走りながら判断はできない

suunto 5 peak カラーバリエーション

バンドとともに、本体もいろんな色が楽しめるのがsuuntoのいいところ。

suunto 5 peak をトレイルランで使う!

 

Suunto 5 Peakで徐々に設定カスタマイズを試してみていますが、今回はトレイルラン用に設定を変更しました。

完走狙いのウルトラトレイルランナーに必要な機能とは?

通常のトレイルランニングウォッチは、ランニングウォッチ同様、走行に関するペースや平均ペース、距離、時間などが表示されますが、登山家から入った私のような完走を目指すランナーにとってペースはさほど重要ではなく、むしろ登山ウォッチに必要な高度とその推移、心拍数と、残り距離が知りたいので、今まで私は、CASIO PRT-30で高度とその推移グラフを、スマホのスーパー地形アプリで残り距離を、そしてgarmin vivomoveで心拍を計測していました。それが一つの時計で済ませたかったのが、このカスタマイズが自由にできるsuuntoを購入した一番の理由です。ただし、慣れないと良い表示に行き着くまでに挫折する可能性があるぐらい選択枠が多すぎるので、私の設定内容をみなさんに共有します。

スマホで簡単にウォッチフェイスをカスタマイズする手順

Suuntoアプリを起動し、左上のデバイスアイコンをクリックしデバイスに接続します。

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同期が完了するとこの画面になりますね。そして時計画像の下にある「スポーツモードのカスタマイズ」がタップできるようになるのでタップします。

カスタマイズを開始する(スポーツモードを追加する)

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次の画面ではデフォルトのショートリスト(現在選択できるモードのリスト)が「ベーシック」として表示されますが、それはカスタマイズできないリストのため不要で、後で削除します。なぜなら使わないのに時計に表示されてしまうため、この後作成する自分が使うものだけにします。

ここでは「スポーツモードの作成」をクリックし、アクティビティから「トレイルランニング」を選択します。

表示(フェイス)を選択する

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トレイルランニング」を選ぶと、このように予め設定された表示がいくつか表示されますが、これは好きな表示とその中の数値を選ぶことができます。また、表示の枚数も追加できます。デフォルトでは3つで、そのうちのブレッドクラムだけは削除できません。

まず私は心拍ゾーンを見たいので、上記の「運動強度ゾーン」の表示(フェイス)を選び、時刻と高度が数値で表示できるようにします。それぞれの値をタップすると下記画面で数値を選ぶことができます。

表示させたい数値データを選択する

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数値は実に様々な値を選できます。まずはベーシックな高度を表示させてみます。自分の必要な数値を簡単に選ぶことができ、Data Science(データ活用)とVisualization(可視化/見える化)の観点からとても使いやすいアプリだし、アスリートの必要な数字もわかってる人が作っていることが読み取れます。良いですねぇ。

さらに表示(フェイス)のフォントサイズも変更できたら最高かもしれないけれども、様々なフェイスが用意されているので、今のところ足りそうです。老眼のワタシには、フォントサイズが巨大になる「カルーセル」がおすすめかも。

グラフ表示を追加して高度グラフを表示させる

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次に高度の推移をグラフで出したいので、2つめの表示(フェイス)は、「グラフ」フェイスを選択し、2のグラフに2.高度を、それ以外に、数値で1.時刻と3.高度を設定します。

たったこれだけで準備完了!実に簡単にフルカスタマイズができます。

 

実際に走っている時の表示

運動強度ゾーン(心拍ゾーン)の表示

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ゾーンは番号ではなく周辺の帯と色での表現になりますが、かなり見やすく、心拍の把握がしやすくなりました。常時表示なのが非常にありがたい。なお、バックライトは自動で消灯します。

しかし、なぜか時刻が上段に表示されず。。なぜだろう。

8つの数値を表示する欲張りなフェイス

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次に8つの最大限の数値を出せるフェイスを使ってみます。時刻、平均心拍数、目的地までの推定距離、次のウェイポイントまでの推定距離、高度、平均速度、ペース、などを表示してみました。やはり文字は小さくなるので、次は5つの値に変更して見ることにします。推定距離が結構使えるんですよね。

高度グラフ表示

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こちらが高度グラフです!!近所の段丘崖を下っただけなのですが、これですね!視覚的にわかる高度の変化。地形そのもの。予めイメージしていた標高差とあっているかどうか。道迷いにもルートハンティングにもこれが一番ほしかった機能。素晴らしいです。もうCASIO PRT-30の引退の日がとうとうやってきたようです。

高度数値の遅延はどのぐらいか

なお、測定から表示に至るまでのタイムラグは若干あり、だいたい10秒~20秒程度かかります。この例でいうと、11mの平地まで下ってきたとき、10秒後ぐらいにかけて15mから段々1mずつ下がり、14m,13m,12m,11m,10mと推移する感じでした。そもそもGPSの誤差のことを考えると、この程度であることを認識していれば十分に使えますね。また、数値だけでなくグラフで傾向を表示させることで、今平地に降り立ったのか、まだ下降中なのか、今降りた下り坂は何メートルだったのか、などがわかることが重要です。

超小型ガジェットヲタクとしての感想は良好です

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片手だけで完結する時計型デバイスと、片手だけで撮影できる高性能カメラSONY RX0で、もうポケットからスマホを取り出したり、右腕の時計も確認しながら走らなくても良くなりそうです。これは旅ランとしては最強です。ほぼノンストップで情報を確認でき、記録も出来、走り続けることができそうです。

バッテリーの残量は

これで100時間持つということですが、今のところ、5時間ほど走り、2日たったところでのバッテリー残量は62%です。このペースでいくと、5日間は持ちそうです。

設定を触りまくっているのでバックライト点灯でバッテリーを酷使していてこの数字ですので、かなり期待できますねぇ。GPSモードはスタンダード(1秒間に1回測定)でこれですからねぇ。

なお、アクティビティスタート時にGPS信号が取れないとき「コネクテッドGPSに接続していません」というように表示されるので、この時計はコネクテッドGPSも併用しているようです。もしかしたらそれで時計のGPSアンテナ駆動を抑えてバッテリー消費を少なくしているのかもしれません。

コネクテッドGPSって何?という方は以下の記事も参考にしてみてください。

ハングアップして動かないときの対応方法

今のところ、バグったりハングしたりすることもなく、とても好印象です。普通はハングしないのですが、Garmin vivomove styleがスゴすぎたので、ビビっています。山でハングとか本当にしんどい状況になるので。。

2022/12/31追記:その後、ハングしました。操作は、ルートナビゲーションを開始する時に、いろいろ選択したあとに、左下ボタンで何度か戻って設定し直そうとした時に起こりました。どのボタンを押下しても何も動かない状態。。。やはりこういった画面遷移を多用し、戻るボタンで複数回操作するテストは、正常系/異常系のテストパターンで網羅されないことが多いので、発生しましたね。画面数が多く、遷移も多くなってきた最近のアプリでは注意が必要です。

しかし慌てることはありません。suunto 5 peakの場合は、「右上と左上のボタンを12秒間長押ししてから離します」これでソフトリセットされて戻れます。良かった。

スマホ電波が入るなら慌てずググればいいですが、電波入らないと結構悲しいので、下記サイトも参考に、自分のウォッチのソフトリセット方法は頭に入れておいたほうがいいです。

www.suunto.com

ソフトウエアアップデートは自動で降ってきます

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ちなみに先日、ご覧のように2.20.28のアップデートが降ってきて自動適用されましたが、特に何も不具合を感じていなかったので調べもしませんでした。それにしてもLinuxか!というぐらいに細かいVer番号ですなぁ。個人的には好感が持てます!

バックライトの視認性はかなり良好

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夜間に古いスマホ(iPhoneSE初代)で走りながら撮影したのでガビガビの映像ですが、バックライト点灯したゾーン5で走っているときの視認性は抜群です。常時表示、ジェスチャー時に点灯なので、かなり視認性が高いです。

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ちなみにバックライトが消灯していてもこの視認性なので、少なくともゾーンが5で走っているなぁというのは、縁に表示してある赤いバーで確認することができます(ゾーン毎に色が異なる表示)

カラーバリエーションがたくさんあります

バンドとともに、本体もいろんな色が楽しめるのがsuuntoのいいところ。

軽量な冒険用時計 suunto 5 peak が届きました!

おととい発売のsuunto 5 peakが届きました‼️😆
素晴らしいフィンランド老舗ブランド謹製のスポーツ時計。北欧デザインに早速浸っています。

早速セットアップしてみました。明日は山で走ってみます😊

シンプルでワクワクするパッケージ

外観

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シンプルな箱で届きました。Garmin vivomove styleとほぼ同じな感じです。

内箱

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中の箱のデザインが面白い。なぜこの形なのだろうか。取りやすいから?

マニュアルは不要

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中箱の中身はマニュアル。文字印刷のマニュアルは、どうせ字が小さくて見えないので不要なのですが、Kiitos.と書かれた絵を見ると基本操作は一瞬でわかる仕組みです。あとはググるので不要。紙のマニュアルは本当に不要だと思う。見えない、探しにくい、紙の無駄、なくす、プリンタが必要になる原因。

ちなみにKiitosフィンランド語でありがとうございますの意味ですね。北欧好きの友人がよく使ってます。

Designed for adventureという文がいいですねぇ。はい、sportsではなくadventureなのがいいのです。

ベルトの装着感

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早速装着してみると、このボッチがあるおかげで、

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このようにパチっとしっかり止まり動くことがありません。

フィット感については、少し本体裏に凹凸があるためか、garmin vivomoveやCasio PROTREK PRT-30よりは少しフィット感は劣りますが、小さいこともあって困る程ではありません。

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つまり、こういうバンド止めがないので、動く心配もなければ、引っかかる心配もなければ、邪魔なこともないし、いちいち調整しなくてもいいのです!素晴らしい!地味に嬉しいデザイン(この画像はgarmin vivomove)

重さを実測!わずか36g!

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実測36g!garmin vivomoveよりも1g軽量化!本当に100時間バッテリーが持つのか?!疑わしいぐらいに軽すぎるレベルです。

大きさ/色/デザイン

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garmin vivomove hr(これはvivomove style/luxeの一つ前のモデルですが、ほぼstyleと同じデザインです)よりもわずかに分厚くなりましたが、ほとんど気になりません。

時計としてのデザインは、やはりリューズレスでフラットなgarmin vivomoveのほうが上かなと思いますが、ベゼルとケースのマットな緑の色合いはsuunto 5 peakのほうが好みです。これ、ケースも同じ色なんですよ。そこも購入の決め手でした。

この緑色はcave green/緑の洞窟色で、なかなか良い色合いです。カタログよりはだいぶ明るいので、購入迷っている方はご注意ください。とはいえダーク系スーツでも全く問題なく着用できる色合いで、ビジネススーツでも使えるのがいい。

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気圧式高度計により斜度がリアルタイムにグラフで表示されるCASIO PROTREK PRT-30(右側)を未だに愛用していましたが、いよいよ引退する日が来たのかどうかは、今後のsuunto 5 peak(真ん中)の使用感次第ですね。

それにしても、私は大体この小さめと言われるサイズに落ち着いてしまうようです。手首の可動域が制限されにくいのもこのサイズの利点ですね。

コラム】CASIO PROTREK PRT-30

ちなみにこのPRT-30は、1995年ぐらいに発売されたPRO TREKシリーズ最初期モデルの一つで、高度・気圧・温度計測が出来、グラフ表示も出来、2年以上バッテリーが持ち、28年を経た現在でも100%現役で稼働を続けるという、驚異的過ぎて世界中でCASIOしか作れない見本のような時計です。他にも、傾けるとバックライトが点灯するとか、邪魔にならないリューズボタンデザインとか、最先端過ぎて理解を超えています。当時も相当気に入りましたが、今でも気に入っています。電池交換のみで28年間故障せずに稼働を続ける機械なんて聞いたことがありますか?私はCASIO以外に知りません。日本の製造業の中でもトップラクスの品質の良さです。

PRO TREKについて詳しくはこちらのページが参考になります。

さて、次はアプリのセットアップをします。

 

suunto appのセットアップ

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早速iPhoneSuunto appをインストールしてセットアップしたら、アプリの中身はgarminの前に利用していたsports trackerそのもので、ログインしただけで2017年にgarminを使う前の昔のデータログが瞬時に戻ってきました。嬉しい誤算です。これを機会にアクティビティログの一元化を進めようっと。

ナビゲーション用のルートを既存のGPXファイルから作成する

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山に行くのにナビゲーションを入れる必要がありますが、アプリから+ボタンを押すと「GPXをインポート」が出てくるので選択し、OneDriveなどクラウドストレージにおいてあるGPXファイルをタップしただけで、

ルート全体像を確認する

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あっという間にルートを取り込んでくれて、

「ウオッチで使用」をオンに

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「ウォッチで使用」をオンにして「保存」を押すだけでアプリ側準備完了。わずか6タップ。

ナビゲーションを開始する

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次は時計の右上ボタンからナビゲーションを選び、

同期ルート数の表示

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ルートが2になってる!ところを選択すると、

ルートを選択

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もう取り込まれている!!

ルート全体像を確認

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選択するとルート全体像が表示され、

アクティビティ(スポーツモード)を選択する

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トレイルランニングを選び、

GPSのレディ状態を確認してスタート

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ナビゲーションのスタートです!!わずか8タップ!

スタート枠が緑になるとGPS信号が取得できた証ですが、わずかに3秒程で緑になることが多く、おそらくコネクテッドGPSの力なのかなと思われます。

suunto 5 peak まとめ

重要なユーザエクスペリエンス/UXを適切にインプリメントしている

ナビゲーションルートの作成から開始まで実に簡単。長く快適に使う上で、これが最も重要。なんども繰り返し、素早くスタートしたいですからね。デジタル機器はユーザエクスペリエンス/UX、使い心地が最重要。マニュアルを整備しないと使えないような難しい機器は誰も使いたいと思わないものです。UXを学ぶのにとても良いデバイスです。勉強になります。もっと早くsuuntoに来るべきでした。遅くなりました。

スワイプができないスマートウォッチが山用ウォッチとして最適な理由

このsuunto 5 peakは今どきのスマートウォッチとしては珍しく画面スワイプが出来ないタイプなのですが、山に行くと濡れてしまって反応しなかったり、手袋を外さなくてはならなかったりで、結構使いにくいときが多いのですが、これはすべてを5つのボタンで操作するため、濡れようが手袋だろうがボタンを押すだけで一発で操作できる、CASIO PROTREK PRT-30のような使い方(PRT-30は4ボタン)ができそうで、これも購入のポイントでした。

ボタンは軽く押しても反応しますが、逆に(PRT-30のように)強く押すと軽くて丸いデザインの時計が動いてしまい反応しないときがあり、多少の慣れが必要です。右側ボタン押下時は左側真ん中に親指を引っ掛ければ良いのですが、問題は左側ボタンです。これで右側を人差し指で抑えようとしても3ボタンが邪魔して指の置き場所が微妙です。慣れればベゼルの縁に指の甲を引っ掛けて押せますが、角度など、少し練習が必要です。左ボタンを使わないという手もありますが、キャンセルは左下ボタンでしかできないので困ったものです。

続きは明日。

購入した緑色のバンド

購入したのはこのCave greenです。2022/4/2現在43,890円。

特別なバンドRidge Sand Multicolor

このRidge Sand Multicolorは、ストラップ製造過程で出た余剰シリコンをつかって作られた環境廃棄物を減らすデザイン。かなり惹かれたけれども、ビジネスでも常に使うことを考慮して今回は断念しました。本当は、こういうストラップをつけていると「良いですね!」と言われる職場を作りたいという思いが強いのですが、今の私はサラリーマンなので、はい。

suunto 5 peak カラーラインナップ

他にもシックな色がたくさんラインナップされていますよ。これらもケースの色まで異なっているので、ぜひ見比べてみてください。

リモートワークのお供 ~ 12キーマクロキーボードが面白い(Zoomマクロキーボード続編)

先日書いたZoom用マクロキーボードの続きです!さらに12キーマクロキーボードを追加してグレードアップしました!!

f:id:tullysuzuki:20220212134731j:plain・Zoom用マクロキーボードはアプリでカスタマイズできる

前回購入したZoom用マクロキーボードはZoom専用となっていますが、実は2ボタンマクロキーボードにZoomのsayo device設定ソフトウエアでショートカットキーを割り当て、キーボードトップにZoomのアイコンシールを貼り付けてあるものです。

これはUSBに差し込むだけで誰でも使える素晴らしい製品ですが、一方でビデオオンボタンはあまり使わず、それよりも画面共有を瞬時に行いたい時が多いので、今回はビデオボタンを共有ボタンに変更します

sayo deviveという設定用ソフトウエアをダウンロードするとカスタマイズする事ができて、それをキーボード内のメモリに記憶してくれます。下記のブログが詳しく書いてあるので参考にしました。12キーのマクロキーボードも、このページを見ていて欲しくなりました。

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こちらがsayo deviceを起動した画面です。この画面は12キーマクロキーボードを購入した後なので2つのデバイスが出てきますが、Zoom用2ボタンマクロキーボードは、上の 「SayoDevice O2LE」です。

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Connect Deviceボタンを押すと、現在マクロキーボードに設定されている内容が表示されます。やはりZoomのショートカットであるAlt+AとAlt+Vが割り当てられていました。

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変更したい右側のAlt+Vを押すと出てくる上記画面で、Vvの右のペンマークをクリックします。

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キーボードレイアウトが現れるので、今回割り当てたいSsをクリック。

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Ssに変更されました。

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Confirm押すと、設定が反映されますので、右上のSave Foeverを押してキーボードに文字通り永遠に保存します。これで準備完了!あとはどのPCに差し込んでも、ミュート解除と画面共有が素早くできます!!

実は更にKey ModeをTwo-step operationを選び、Alt+Sに続いてTABを投入するように設定を変更しました。こうすると共有画面選択のところに一発で行けるようになります。

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ついでにビデオのステッカーを画面共有っぽいものに貼り替えて完成。ステッカーについては後述します。

先の参考にしたブログを見ていて気になってしまった12キーカスタムキーボードを発注。海の向こうからやってきたのでセットアップします。

このsayo deviceでカスタマイズできるボタンは12キーモデル以外にも実に様々な種類があって、改めてゲーミングの世界は素晴らしい進化を遂げているなと関心なのですが、7キーと12キーで迷って、まず6キーが2列ある12キーモデルを買ってみました。

amazonリンクはこちらです。HHKB以外で無刻印キーの実物を見るのは初めてです。いけない世界に飛び込んだような感じがイイですね(笑)

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sayo device画面で各12キーを上記画面で割当できます。

更に画面下部にあるFN1とFN2にも割り当てできるので11x3=33機能が割当できます。もっとも12キーで十分な気もしますがが、使いこなしによってはFN切り替えキーを使ってアプリ毎に定形コマンドを打ちまくったりできそうです。

なお、上のキー割り当てはお試し中画面です。下の方で最終割当ボタンを発表します(笑)

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この12ボタンはRGBモデルなので、LightsメニューからLEDの光るパターンを設定できます。これは面白い。

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光るパターンも、点滅/Breathを選べたり点滅スピードも5種類変更できたり選べたりと、いろいろ遊べます!

 

キートップステッカーのカスタマイズ

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キーボード用のステッカーがセリアで売っているというブログ情報があったので、大きめのセリアに行ったらありました!これは素晴らしい。どのぐらいニーズがあるか微妙だと思うんですが、これを品揃えに入れるセリア、大好きです。

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ついでにキャンプ用具や登山グッズも大量に買ってしまう。これが狙いなのか、セリア(笑)

さらに数字ステッカーが無かったので自作用の白ステッカーを購入し。。

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自宅には娘の誕生日プレゼントで買ってあげた「ガーリー・テプラ」があるんですね~。

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数字とWindowsキーを表す「田」とか「w」などをいろいろなフォントで試しに印刷して貼ってみて、総合的に他のステッカーとデザインの統一性を考え、以下に決定!

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こんな感じで出来上がりました!切り方が下手でステッカー貼ったな、ということがわかってしまいますので、次回からはきちんと測ってから切ろうと思いました(笑)

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先に購入してたZoom用と合わせて右手用に配置し、右手前から、以下の機能を割り当てて、Zoomオンライン会議時の操作をワンタッチにしました。

右から1番目:「拡大鏡でのズーム時に全体を表示してからズームに戻る機能」※どの部分を拡大しているか示す (Alt+Ctrl+SpaceBar)

右から2番目:「ズーム時に色を反転する」※数回押して画面を強調します。(Alt+Ctrl+I)

右から3番目:「拡大」※ポインタがある箇所を拡大します (Win++)

右から4番目:「縮小」(Win+-)

「w3~w0」の割当はアプリショートカットWin+数字で、ピン留めアプリを起動します。現在のピン留めアプリ位置では、(メール、Slack、Teams、パワポExcelボイスレコーダー)の順に割当ています。これは自由に入れ替えできるので便利です。なお、OneNote(w8)と予定表(w9)は足のペダルスイッチに割当なので割愛してます。

左上ボタンは瞬時に押したい画面スクリーンショットを割り当て。

そのお隣は、FN1切り替えボタンに割当。これで第2面の11キーが新たに使えます。ここにはエクスプローラ操作系のショートカットなどを割り当てて活用しようと思っています。こちらはまた今度。

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左手用に配置して使ってみました。しかし、このKeychron K7キーボードは薄型モデルのため、キーの高さがだいぶ合わず、CtrlやShiftを押した時に12マクロキーボードに指がぶつかってしまうという事象が発生。通常サイズのキーボードのKeychron K6なら大丈夫だと思いますが、今使っているK6は茶軸メカニカルで青軸並にうるさいためビデオ会議をするときに使えなく、赤軸オプティカルK7を使っているのです。更にこのK7に慣れてしまうとストロークの少ない薄型キーボードの方が疲れなくて、長時間打つのにも最適なのです。なので私は右手用で使います。

 

という事で、Zoom会議が多いリモートワークの方々に、改めてこれらのキーボード類はオススメです。追加のドライバインストールが不要で管理者権限のない会社のPCでも使えるのがポイントです

実はこの7キーモデルも欲しいと思っています。一列モデルの方が押し間違いがなく、速く打てる気がしています。妻用にも欲しいので、お試しを兼ねて買います(笑)


 

 

リモートワークのお供 ~ USBフットペダルスイッチ

たりぃさんです。

またまたリモートワーク便利グッズ?として先日のZoomショートカットマクロキーボードに続いてゲーミングガジェットを購入しました。

その名もUSBフットペダルスイッチ。お値段1,500円ちょっとです。

エレキギター用のエフェクターと似ていて少しテンションが上がりますが、色は黒とグレーしかなく、簡易な1ボタン式のもので、ダイヤルとかないです。

https://static.roland.com/assets/images/products/gallery/ds1_D_gal.jpghttps://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/b/boss_sd1x.jpg

懐かし~。BOSSのDistortionとSUPER OverDrive。80年代はロックで生きていたな~。

単発ペダルの方が配置の自由度が高いと思ったのでこちらの1ペダル式を選び、バランスよく両足が使えたほうが、在宅ワークでなまった体を動かすという意味ではより良いだろうと考えて2つ購入しました。

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このように両足の斜め上にペダルを配置。冬は寒いので暖房用室内履きを履いてますが、これを履いている場合でちょうど良い感触かな、それぐらいしっかりした踏み心地という訳ではありません。いわゆるプラスチックを踏んでいる感覚。エフェクターとかピアノのペダルと比べると少し物足りない気がします。このあたりは複数ペダル版を買うほうが安定しているのかもしれません。

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という事で、あまりガチガチ踏むには向いていない気もします。一回コマンド発行するものか、ソフトで複数トリガを有効にして連射に使うか、に使うのが良さそうです。もっともリモートワークで連射は不要だから、一回起動するものがメインになりそうです。

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付いてきたソフトがミニCD-ROMという、もう化石のような時代のドライバCD-ROMとして付いてきましたが、そもそもCD-ROMドライブなんぞをどこにしまったのか覚えていないから探すのが面倒なので、ググって最新版のv7.3.6をダウンロード。インストール版ではなく実行版なので少し安心かな(DLLゴミファイルが残らないという意味で)このペダルをゲームやリモートワーク目的で買う人がググる環境(インターネット環境)がないとは思えないんだけどなぁ。。。その分安くして欲しい。ゴミも出るし良いことないです。

最初はマウスの左クリックを割り当ててみましたが、やはりクリックを足でやるのはちょっと動作が大きすぎるし、頻繁に複数回押すものには向いていないぐらいの踏み心地でした。カチッという感触がないので、心地よく無いんですよね。押せることは押せるのですが。

次に、アプリ起動用にWin+9を割り当ててみた。これは私の場合はカレンダーを表示するピン留めアプリのショートカットキー。日の予定は?と思ったときにカチッと足で踏むとカレンダーがポップアップされ、確認後にもう一度踏めばカレンダーが消えます。なかなか便利。カレンダーって意外とオンライン会議中に見たくなる時が多いので便利かも~。

左足用にはメモアプリOneNote用のWin+2を割り当て。これですぐにメモを見たり書いたりしたくなった時に瞬時に切り替えできます。なかなか面白いですね~。

そしてPCを切り替えて、USBフットペダルスイッチを取り付けたUSB HUBを差し替えると、それだけでショートカットが有効になりました。つまり、フットペダルスイッチ本体にしっかりとショートカットを記憶しているんですね。こんなに小さくて安いデバイスなのにEEPROM積んでるのかなぁ?素晴らしいですねぇ。

さて、次は多ボタンが使えるマクロキーボードにチャレンジしてみようかなと思ってます。アプリケーションランチャーが12個ぐらい並んでいたらいろいろ快適だし、複数コマンドをまとめて登録すると自動化もできちゃいますね。RPAの起動ボタンでも良いけどね。

これは高齢者向けPCでも活用できますね。ボタンにテプラでカスタムした文字やアイコンを貼っておけば間違わないしね。良いね~。スマホより便利だよ~。アナログボタンでデジタルを使いこなす。実に良いね~。

 

リモートワークのお供 ~ Zoom用マクロキーボードが快適すぎる

リモートワークでよく使うのがビデオ会議アプリ。Zoom、Teams、WebEx、Meetsなどいろいろありますが、いずれの場合でも発言をするためにミュート解除操作が必要です。しかし、マウスでクリックするのも面倒だし、ショートカットもZoomの場合はAlt+Aの2ボタン操作で面倒なんですよね。

自前のPCでは、トラックボールの3番4番ボタンにミュートを割り当てたり、キー入れ替えソフトで割当を変えてしまえば対応できるのですが、仕事用PCなどで管理者権限がないとソフトやドライバを入れられずイライラしますよね。ほんとにもう。。

iPad airのZoomでも画面をタッチするだけなのでワンボタンなのですが、iPad airだけで仕事が完結するわけではないので、それも叶わず。

この課題を解決する画期的なITガジェットはないものかな~とリサーチしてみると、ありましたよ、怪しい見た目のマクロキーボードが。これです。

「ドライバーをインストールすることなくすぐに使用できますと明記してあります。これはZoomのショートカットキーのalt+aとalt+vが固定で割り当てられているようです。これが本当ならドライバインストールせずに、USBを差し込むだけで使える!※その代わりZoom専用です

だいぶ見た目が怪しいし、ステッカーも怪しげなものだが、Amazonレビューでもほとんどの人が動いているようだし、2千円ちょっとだけど、赤軸のメカニカルキーボードで、滑り止めもついていてしっかり作ってあります。毎日何度も何度も押下するボタンだから、これは生産性が上がると思い、思いきって買ってみました。

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早速届きましたが、本体とケーブルだけで保証書とか説明書の類は一切同封なし。エコでいいですねぇ。

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早速開けてみると、ステッカーが適当に貼り付けてありずれていたりしますが、まいっか、押せるからというレベルです。見た目が大事な人はちょっと引くレベルかもしれません。

結果、USBに差し込むだけで問題なく動作しました!素晴らしい!

しかし、Zoomウインドウがアクティブになっていないとミュートが解除されません。Win+1などでアクティブにしてからボタンを押すことになりますが、これだと3アクション。

これではワンボタンでの操作にできないので、Zoom設定の「グローバルショートカットを有効化」のチェックボックスにAlt+AとAlt+Vを追加してください。これでどのアプリウインドウを開いていようが、ボタン一発でミュート解除ができます!(これはボタンを購入しなくても効率化になりますね)

設定画面はこちらです。

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さて、愛用のKengington Expert Mouseのすぐ横に配置してみました。

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これは快適過ぎて最高です。話したいと思った0.5秒後ぐらいに話が開始できます。ほぼリアルタイムです。相手にはマクロキーボードが見えていないからきっと驚く事でしょう。ボールを包むように握ってからボタンに指をおいて押下するトラックボールの第三ボタンよりも、バシっと叩くだけなので格段にスピードアップしました

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このようにボタンをバシッと押します。

ただし、間違って右のビデオオンボタンを押してしまうと、オン・オフどちらの場合もちょっと困った事になるため、結局グローバルショートカットはAlt+Aだけオンにして運用しています。これはAlt+Aの一つだけで良かったかもね~。ビデオを秒で写す必要ってないですから、それなら代わりにAlt+Sの画面共有を割り当ててほしかったです。

しかし、ドライバやソフトを入れずに差すだけで使えるZoomミュートボタン。リモートワークのお供に強力におすすめします。

 

さて、Zoomミーティングの便利ガジェットをもう一つ紹介しておきます。

会議中、ちょっと声が小さくて聞き取れないけど、どうしても聞き取らないといけない時ってありますよね。そんな時、マウスでボリュームコントロールバーをスライドさせたり、ショートカットに割り当てられたボタンを連打したりして必死にボリューム上げなければならず、別の人が喋ったらまた戻すとか面倒ですよね。そんな時ボリュームがダイヤル式だと即座に狙った音量に上げる事ができます。

上記のような金属製の専用品がありますので、これでも良いのですが、ここまで本格的で大きいものをZoom会議のためだけに置くのもちょっと無いなと思うんです。

そこで購入したのがコチラのサウンドバー。TVの下に置いたりして使うスピーカーで、モニタの下部分にもスッキリ収まる高さ6cmのコンパクトさなのですが、注目は真ん中についている小さめなボリュームコントローラー。目立たない大きさですが、これが意外と回しやすく、的確な重さで目的の音量まで上げたり下げたりする事ができるんです。

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このように、メインで使っているLG ゲーミングモニター UltraGear 31.5インチの下にピッタリフィットしました。

これで顧客や偉い人などに対して「少し声が聞こえにくいのでもう少し大きな声で喋って戴けないでしょうか」とか絶対言えないよな~と思いつつボリュームアップボタンを連打する世界から、キュッと回して1秒後には狙った音で聞き取ることができる世界がやってきます。意外とあるんですよね、このシチュエーション。

なお、音については素晴らしいと言えるレベルではない普通の音ですが、声はとても聞きやすいですし、少なくともノートPCのスピーカーよりは低音がかなりしっかり出るのでクリアに聞こえます。

SDカードを入れておけば音楽が聞けたり、3.5mmアナログ入力とBluetooth入力の2種類で接続できるのもかなり便利です。遅延があることと、万が一切れた時の事を考えると3.5mmアナログ一択だと思うのですが、他の製品だとBluttoothのみで3.5mmアナログは付いていない事が多いですよね。

バッテリーも内蔵しているので、万が一停電があってもZoom音声が途切れる事もありません。値段の割にかなり充実した内容のスピーカーです。

今回紹介したZoomミュートボタンに加えて、こちらの音量コントロールダイヤルも、リモートワークに大変おすすめです。物理デバイスなのでZoomだけでなくteamsなど他の会議アプリでも使えます。

それでは、またそのうちハッピーなリモートワーク環境を構築したら記事を書いていきます。ハッピーなITガジェットでハッピーな時間を。

追記:もう少し調べてみると、どうもこのマクロボタンと言われるものの中には、ボタン側に設定を記憶できる、とうたっているものがあるので、もしかして一度自前PCで設定を入れ込めば、あとはUSB差すだけで動作するのではなかろうかという気がしてきました。そうしたら12ボタンとか20ボタンあるゲーム用のマクロキーボードを導入したらもっと快適になるのではないだろうか、と妄想中。半自動化環境ができるのかも。

追記:カスタマイズできました!詳しくは下記の記事をどうぞ。

 

RX0M3を待っていたら凄いスマホ「Xperia PRO-I」が発表に

RX0M3を心待ちにしているたりぃさんなのですが、その凄さを予感させるスマホが発表されました。それがこの「Xperia PRO-I」です。

https://xperia.sony.jp/xperia/xperiapro-i/_common/img/top/hero_wide.jpg

20万円!と高額ですが、スペックがすごすぎて、さすがSONY!と唸ると同時に、RX0M3を待つのかどうかかなり迷う内容です。

 
スペックで凄いと思うポイント
  • 物理シャッターボタン!滑り止め加工のミゾもRX0と同じ(半押し、コントロール性の向上、機動性の向上、グローブを外さずに撮影ができる(これ最重要))
  • アンチディストーションシャッター!(動いている物体をまっすぐ写せる)
  • IP68?!完全密閉防水?!(雨天のアウトドアでも安心して使える)
  • ストラップホール!(アウトドア撮影時の転落防止に)
  • F2.0/F4.0切り替えができる!!(ボケ味写真とくっきり写真を2段替え切り替え!)
  • リアルタイムトラッキング!(被写体を自動で追いかけ続ける)
  • 大きな画面(RX0のマイクロ画面と比べるまでもありませんが。。。6.5インチOLED 3840×1644画素!4Kアップスケーリング!120Hz駆動!HDRリマスター!マルチウインドウ表示!(iPadのSplit viewに相当)、ポップアップウインドウ!(iPadのSplit overに相当)。。。とヨダレが出そうなぐらいに豪華絢爛なディスプレイです。iPad Proが片手で使えるぐらいの衝撃を受けてます)
公式サイトによると、シャッターボタンで起動できるらしい
その起動速度は?それぐらいかな、気になるのは。下記の記事によると、シャッターボタン長押しで起動するようです。果たして何秒長押しで起動するのか、ですが、電源オフ時に押すのだからそもそもそんなに待つ必要はないし、秒数をカスタムできるようにすれば最短でハードウエア制限値まで下げられる訳で、もし0.3秒とか設定できるとすれば、その後同じボタンで撮影できる!とか神としか言いようのないスピードで撮影できることになります。。。RX0は電源とシャッターが異なるボタンですから、どちらが早く操作できるかは明白。これはヤバいかも知れません。

 

こうなると、RX0のアドバンテージは、起動速度と片手で撮影できる事ぐらいか?!
もしかしたら起動速度がRX0より速くて、しかも211gで物理シャッターならば片手で持って撮影が可能かも?!そうじゃないと、こんなに雪山グローブ装着での撮影を自慢しないよね、という広告内容。
これってもしかして。。。え?えっ?えっ?!スマホのPROーIがカメラのRX0を全部上回ってきたの??いや、これは、もうカメラです。そうとしか思えなくなってきた。なんてことをしてくれるんだSONY
 
カメラとして考えると、もう少しお金出せば本格的コンパクト一眼カメラのα7cが買えるけど、この小ささが絶妙です。もし買ったらRX0の出番が無くなりそうなのが気になりますが、起動速度次第ですね。RX0は電車や車の車窓から片手でサクサク撮影できるのが気に入っているので。
 
次期RX0M3にも「F2.0/F4.0切り替え」と「リアルタイムトラッキング」がつくと容易に想像ができるのですが、Xperia PRO-Iはスマホの機能、特に画面がスゴイのでちょっとかなりグラグラ来ますね。
それに、PRO-Iを買ったら、もしかして、RX0とiPhoneiPadを使い分けていたものが、全て一つのデバイスで完結させることも可能な気がしていまして。。。なんなら外付けモバイルキーボードがあればで仕事も完結しそうな気がします。iPad mini 6が8.3inch/2,266x1,488画素/297gです。このXperia PRO-Iは211gで電話/カメラ/タブレット的性能が全部入り。うーん、20万円安いのかも、と思えてきました。
 
ちょうどiPhoneSE初代とiPad Air 2を「シリーズ最軽量だから」という理由で使っている私なのですが、来年にはおそらくサポート対象外になってしまうんですよね。今、RX0(110g)+iPhoneSE初代(113g+ケース35g)+iPad Air 2(444g+ケース142g)を全部持つと、844gなのです。これに168gのモバイルキーボードを組み合わせて1,012gとなっているのです。それをXperia PRO-Iに置き換えてみると、本体は211gなのですが、頑丈でケースが不要そうなので、+168gでわずか379gで全てをまかなえてしまうかもしれないのです。「最軽量!」「ライトウエイト」という言葉に激弱なたりぃさんは今、猛烈に悩んでいます。そう資金繰りを。案外「Androidスマホに買い替えたよ~」とか言えば、家内も納得するかもしれません。ええ、見た目はふつーのスマホですから。スマホです。そうなんです。サポートが切れたデバイスは使っちゃいけないって言われています。つまり必要経費ですよね?
 
発売は12/15。困った困った。実に困った。どこかでSONYも本気出すだろうなとは思っていたけど、このタイミングなのか。

 そして2022/4春のあたりにRX0M3が出て、また見たこともない機能が山盛りになって驚愕して買い足す、という未来を予感しています。個人的にはコマンドボタンをぜひつけてほしいですね。ダブルタップとトリプルタップにも機能を割り当てたい。そうすると3ボタンx3タップで9ぐらい機能割当ができる。そうしたら、F2.0/F4.0切り替え、セルフシャッター切り替え、焦点距離切り替え、一発いつものスマホに全部転送、一発転送した写真の削除、などを設定したいですねぇ。デカ文字モードもぜひ。自分で設定した文字だけ表示できればOKです。文字でなくて豊富なアイコンで設定できても良いかも。機動性命のカメラとして進化してほしい。何卒。もしそうなったらXperia PRO-IとRX0M3の両方を買うしかなくなるのか。。。うーん、最高すぎる未来\(^o^)/

 
次次期RX0M4では、スマートグラスと連携して大画面でプレビューでき、AI音声認識を採用してコマンドを発行でき、APS-Cセンサーを搭載!なんなら実は羽を広げてドローンにトランスフォームできても良いね。Xperia PRO-Iがドローンのコントローラになる。いや、時計に内蔵したモーションセンサーとスマートグラスでの瞳の動きから操作させるほうが未来的ですね。。。と妄想が止まりませんね😂
 
いやー、漫画の世界だと思っていたものがいろいろ現実になって嬉しいですなぁ。妄想大好きです。妄想じゃなくて作ろうかな。。

Garminの血中酸素トラッキング機能がついにリリース!

やっとガーミンのスマートウオッチに血中酸素トラッキング機能が来ましたね。英語だとパルスオキシメーター(pulse oximeter) ですね。2年ぐらい前、そう、随分と前からハードウエアとしてはSpO2センサーが搭載されていましたが、日本に入ってくると薬事法とかの制限からか許可されずにソフトウエア的に無効にされていた機能で、友人はアメリカから輸入したりしていました。ですが、本日2021/04/06、とうとう対応が発表されました。4月下旬以降とのことですが、アプデが突然降ってくるんだと思います。良いですね~。 

4/29追記:ファームウエアが4/27から、アプリが4/28 12:00から配信だそうですね。

今回のリリースは、上記の記事によると「診断を目的としない、非医療機器の扱いとして」認可されたらしいです。最初からそれでよかったんじゃね?と思うのは私だけでしょうか?

あくまで医療としては参考程度、とかよく言われています。たぶん絶対的な値としては心拍計同様にいい加減な値なんだと思いますが、絶対的な値を知る事自体はあまり重要な事ではなく、個人に特化して同じ機器で時系列で値の傾向がみられる事が重要です。そうする事で、酸素濃度が減少傾向にあるのか上昇傾向にあるのか、どのぐらいの速度でそれが進行しているのかが計算でわかりますし、時計をいつもどおり着けているだけですから測定時の感染の心配もしなくてすみます。しかもネットにつながっている事が重要で、そうする事で初めてトラッキングと分析が自動化されて、いつでもどこでも誰でもリアルタイムにアラートを受け取り把握する事が可能で、それを通報する手段に連携する事だってできるようになります。

今までのように、大変具合が悪くなってにっちもさっちもいかなくなってから、わざわざ病院に行って長時間長椅子で待たされ、いちいち他人が使った計測器を装着して測定して、「うーん、値が低めですね。いつ頃からですか?」という診断をもらったとしても、もう手遅れになっている可能性が高い状態である事が多いと思います。

Vivomove styleのパルスオキシメーターが死んでいる話は上記記事でも触れました。今はまだ、一番上の記事の写真のように赤色LEDは点灯しておらず、緑色LEDのみが光っています

この技術は日本人が発明したんですよね。やっと故郷に帰ってきましたね。しかし私のVivomove styleは昨年11月に壊れてしまったし、今使っている4年も前のvivosmart hrjにはパルスオキシメーターがついていないのです。これは今が買い時なのかもしれません。

対応機種は以下の通り、だそうです。迷うなぁ。大きいのやバッテリー持たないのはいらないしなぁ。

血中酸素トラッキング対応機種は以下の通り(4月6日時点)

  • ForeAthlete 945/745/245 シリーズ
  • VENU/VENU SQ シリーズ
  • vivoactive 4/4S シリーズ
  • Legacy シリーズ
  • vivomove 3/3S シリーズ
  • vivomove Style/Luxe シリーズ
  • vivosmart 4
  • Approach S62
  • MARQ
  • fenix 6 シリーズ
  • Quatix 6X
  • Enduro シリーズ
  • fenix 5X Plus
  • Instinct Dual Power シリーズ
  • Descent Mk2/Mk2i
  • Lily シリーズ
ガーミン Instinct Dual Power Graphite 小

ガーミン Instinct Dual Power Graphite 小

  • 発売日: 2020/07/16
  • メディア: スポーツ用品
 

 今ならコレが一番良さそう。小さくシンプルでバッテリーが持つのが素敵。

 ウルトラトレイル向けならEnduroも良いですね。

しかしですね、私的には丸ディスプレイではなく、(遠視なので)視認性が良いバンド型ディスプレイが好きで、Vivoシリーズに期待したいところなのです。でもvivosmart4じゃないんです。vivosmart hrjと比べてしまうと、横表示できないからフォントサイズ小さいし、常時表示できないからアクティビティ中の視認性悪いし。vivosmart5に期待したいですがもう3年も音沙汰がなく、出るのは丸型とトノー型ばかり。。。もう少し待つか。。。

ソーラー充電とモバイルバッテリー - 登山でリモートワーク?!

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縦走登山に行きたいけど、なかなか休みも取れない。だったら山の上で仕事をしたらいいじゃない。この記事は、そんな縦走登山+ノートPCで仕事ができるのか、という妄想記事ですw

 

リモートワークの道具たちと重量

出先での仕事をする道具といえば、IT関係の私の場合は次の3つでほぼできます。

1)スマホ

今やほとんどのコミュニケーションはスマホでできます。というより、スマホの方が操作がシンプルで、通話とかなら逆に使いやすい場面も。通知もわかりやすい。大抵のアプリもある。リモートワークしていると画面は大きいほどいいなぁと思うので、iPhone 12 Pro Maxのような大型ディスプレイモデルが欲しいところです。 

2)ノートPC

でも、パワポやエクセルで資料作成とか、ちょっと直しておくとかの修正とかはスマホはやはり苦手。あとWindowsでしか動かないマクロとかあるのでやっぱりノートPCが必要になってしまうことはあるのですよね、残念ながら。それに、12インチぐらいの大きさの画面がないと表示が見えにくいアプリも現実あります。でも見えないんです~って言いにくいのが現状。

3)ヘッドセット 

出先だとノイズキャンセリングと口元マイク付きのヘッドセットがはやり便利というか、必須ですね。家でもノイズは拾わない方が何かと便利です。

 

 以上の3つをもって行けば仕事できます!というのがこの記事の前提です。

在宅の道具は以下の記事にも参考にしてみてください。

 

 

ワーケーションに必要な電源の確保

ノートPCといえばACアダプター。100VのAC電源が必須です、という時代は終わり、今はUSB-CのPowerDelivery(PD)仕様に準拠していれば、DCで給電が可能な時代になりました。

1)モバイルバッテリー

じゃあモバイルバッテリーもUSB-Cでつなげばいいじゃん!そうではあるのですが、大抵の小型モバイルバッテリーは2A程度の出力なので、10Wぐらいの電力しか給電できません。そうすると大きな電力を必要とするノートPCには、オフラインでしか給電できません。つまり、使いながら給電することはできないのです。まあ、それでもACアダプターを持ち歩くよりは軽いのではありますが、ACアダプターの代わりを目指すならば45W(9A)以上は欲しいところです。

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そこでこちらの一品。私が買ったのはこちら!45WでAC直刺し充電ができ、USB-Cに加えてUSB-Aが使える一品。60Wや100Wのものより軽く、10,000mAhで276g。AC直刺しができることを考えると結構軽くてコンパクトです。

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45Wでオンライン給電ができるのか。これはノートPCの仕様にもよりますし、アクセサリの接続容量にもよるので、なんとも言えませんが、hpとLenovoの純正が45WアダプタのノートPCに刺したところ、うまく給電できました

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ただ、このような警告メッセージが出たので、もしかしたらクロック周波数とかを下げてパフォーマンス不足を補っているとかがあるかもしれませんが、まあ、目に見えて遅くなることはなかったから大丈夫かな。

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ただし、USB-Cハブを取り付けて、USB機器などを接続し、USB-C PDでハブに給電してみたら、9ポートのハブの場合、上記メッセージが出て給電できませんでしたが、3ポートハブの場合はOKでした。なるべく外付けUSBなどは使用しない方が良いでしょう。まあ、出先であればハブとか使わないと思うので気にしなくても良いとは思います。

しかし、この優れたモバイルバッテリーはクラウドファンディングで昨秋に入手しました。なぜか普通にAmazonとかでは売ってないんですね。

Amazonで今買うなら以下のような品ですかね。意外とないんですよ、45Wで10,000mAhで軽量のモバイルバッテリーって。だからコレが出たときは飛びつきました。

下記の品も45W/19,200mAhですが、422gもあります。値段は私が購入した6,500円より若干安価ですが、重さが1.5倍以上ありますので、正直、持ち運ぶ時は軽さは正義だと思う私としては微妙です。

容量は小さいですが、130gの以下のものを2つ持つ方がよかったりするかもしれません。しかも65W給電モデルです。ブランド微妙ですが、試してみたいです。 今日で2,780円です。このへんは人柱になってみるしかないですね。

2)モバイルソーラー充電パネル 

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さて、山の上で充電する場合、ソーラーバッテリー一択になりますね。

主に3種類があり、左から①モバイルバッテリー一体型、②Eneloop給電型、③USB出力型、です。

①モバイルバッテリー一体型は、手軽で良いと思いがちですが、何個か買ってみた結論として、一体型でソーラーパネルが良いものはほとんどないということと、良いパネルが出ても買い替えができないのがネックです。なのでほとんど使っていません。この4枚パネル版でもダメですが、1枚パネル版とか、ほとんど無意味に等しいぐらいの能力ですから、こちらもおススメできません。満充電に5日ぐらいかかるものもザラにあります。よーくAmazonレビューなどを読み込んでスペック通りに使えているのかチェックしてみてください。

パワーフィルム PowerFilm 「USB + AA SOLAR CHARGER」(ソーラー・チャージャー)です。2012年当時8,500円で購入しました。この頃は、小型のモバイルバッテリーというのがあまりなく、Eneloopが最小のモバイルバッテリーでした。その米国仕様が付属するという商品。画期的でしたね。しかもこの米軍も採用といううたい文句の製品は、充電効率と、パネルの軽さ、しなやかさ、耐久性が抜群で、ザックに取り付けるのに最適でした。これは今でも現役です。ただし、Eneloopから給電するのに別に給電用ケースを利用しなければならず、スマホに充電するには4本使用するタイプでないと満足に給電できないので、充電は早いけど、給電はあっという間、さらにスマホが満充電にならないという結果に。もちろんノートPCへの給電も難しいです。ただ、Eneloopに充電できるのでいろんな機器に使えます。

③右の2つは、左からSuaoki7Wと14Wです。今はこのようなUSB-Aでモバイルバッテリーに給電するタイプが良いですね。こちらは好きな大きさのモバイルバッテリーを組み合わせられるし、2つの小型バッテリーを交互に充電すれば、一つは給電用にできたり、2つの機器(ノートPCとiPhoneとか)にUSB-C給電できたりします。

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このSuaokiの14W仕様にBaseus GaNバッテリーを繋ぐのが今一番のお気に入り。快晴だと約8時間ほどで満充電できるほどの性能です。30L-60Lぐらいのザックを背負うのであれば長さも十分。20Lぐらいのトレランザックならば7Wですかね。

でも今はこの商品は売ってなくて、類似品だけど、以下の16Wとかがよさげです。どんどん進化しちゃうので、その時評判がいいものを選ぶのがコツなのかな。あとは長さがザックに取り付けられるか、ループがどれだけあるのかが重要です。ザックに取り付け前提だと、上下にループがないとバタバタして使い物になりません。値段はどんどん下がりますから欲しいと思ったときが買い時。私のは3,999円で買いました。この品は1つのベルトとループが2つあり、ザックへの取り付けも完璧ですし、一日で満充電とかマジで神ですし、ジーンズ生地もかっこいいし、素晴らしいの一言に尽きます。

いかがでしたか?これで山の上を歩きながら充電ができ、キャンプ地でノートPCを繋いで、果たして電波は入るのか?という問題や、キャンプ地で仕事できるのか?という問題はあるものの、バッテリーの心配はしなくても大丈夫。下山して温泉地でACコンセントに直刺しすれば即充電が可能にもなります。

意外とかさばりコードが邪魔なACアダプターを持ち歩かなくて済むので、出張などでも大活躍しますね。なんといってもモバイルバッテリーと兼用で、細いUSB-Cケーブルが長さや色を自由に選んで使えますから。

SONY RX0をトレランで使い倒す - ストラップ編

RX0を使っていると、やはり超小型であるがゆえに落ちそうで不安なことは間違いない事ですね。

そして左側についているストラップホールに、携帯やスマホ用のストラップを何度か試してみましたが、どれも腕に通すのが面倒だったり、RX0らしい気軽に取り出す事ができずストレスを感じているとき、100均で見つけたこちらのリングストラップが良い感じだったので紹介します。

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これは、とても短い紐がついた、ゴム(シリコン)製のリング。ただ、それだけなんですが、実にシンプルでコンパクトで、ポケットに収納しても全く装着しているのが気になりません。それに超軽量。ここ大事。

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ポケットから取り出してこのように握るだけでちょうどグリップできるのです!ゴム製なので、意外ときちんとホールドできてしまいます!

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更に崖っぷちで手を伸ばして撮影するなど、落ちたら不安だなぁというときには、このように小指に引っ掛けて握れば、万が一の時も安心です。軽量なRX0だからこそできる技ですね!

なお、RX0M2はストラップホールがM1とは逆の右側にあるので、上記のRX0M1のように左手持ちにはなりません。M1では、左手での片手シャッターにするか、両手持ちで右手シャッターにするかのいずれかですが、M2では、右手での片手シャッターになるのかな?片手撮りメインならM2の方がやりやすいし、両手持ちも併用するのならM1の方が良いかもしれません。どちらも甲乙つけがたいが、両方出すところがSONYの良いところですね。

RX0M3も楽しみだなぁ。それかRX0R。フルサイズセンサーとか積んできたらどうしよう。サイズのバランス的には、まずはAPS-Cセンサーからが良いかもしれません。レンズももう少し明るいレンズが付いたりすると面白いですねぇ。

それと、遠視の私向けに、フォントサイズが大きくできる仕様にしてほしい。切実な願い。高齢化社会向けに、ぜひ。ニーズあります。

ちなみに私はストラップつける前からまだ一度も落としたことはありませんが、落とさない安心感で被写体に集中できますから、効果は絶大です。

たぶん、こちらも100均ものとほぼ同じ品です。似たようなものがたくさん売っていますが、持ち手がゴム(シリコン)でホールド時のフィット感のために丸みを帯びている事が重要かなと思います。

 

 

この方法、実は超小型ナイフのスパイダルコ・レディーバグに、ジッパータブをつけて握りをよくする方法の応用とも言えます。

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スパイダルコレディバグは刃渡りわずか43mmで、ナイフとしては使いにくいと言われる事もありますが、このようにジッパータブを取り付けています。

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普通に握ろうとするともちろん全部の指がかからず力が入りませんが、

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こうやって握りしめる事で手のひら全体でグリップして43㎜ナイフとして使う事ができます!

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わずか18gの超軽量で43㎜ナイフが使えますから、トレイルランの救急セットの中にも常備できるし、ファストパッキングの時には、たとえばキャンプの時、ステーキ肉を切る際にもこれ一本で済ませてしまいます。そうする事で重い包丁や長いナイフを持たずに軽量化できます。43㎜って短いと思うかもしれませんが意外と使えるんですよ。

スパイダルコレディバグ3には、いろんな刃の種類がありますが、私は塩に強いH1鋼を使用した”ソルト”の直刃を使用しています。実は選んだ理由は黄色で直刃の方がカッコいいからという軟派な理由なんですが、まあ、結果オーラーです。

VICTORINOX(ビクトリノックス) ランヤード 4.1824 【国内正規品】

VICTORINOX(ビクトリノックス) ランヤード 4.1824 【国内正規品】

  • 発売日: 2012/03/08
  • メディア: スポーツ用品
 

 Victorinoxは周囲がゴム(シリコン)になっているのでホールド感が抜群です!黒以外に、赤、オレンジがあります。黄色にはオレンジをセット、黒には黒をセットしたりしてカラーコーディネートができるのも良いですなぁ。それから、このジッパータブ/ランヤードをRX0に使ってみるのもありかもしれません。

 ジッパータブっていろんな形や色のものが他のメーカーからも出ているので、各色そろえて気分を変える事もできるので、おすすめです。