たりぃさんの山旅

山旅を愛するたりぃさんが超軽量の道具とデジタルガジェットを使って奥深い山域を旅します

SONY RX0をWebカメラにしてみた

山旅カメラ用に購入したSONY RX0ですが、その起動の速さとタフさから、トレラン用にもスナップ撮影用にも最適なのですが、せっかくの1インチCMOSセンサー高画質を生かしてWebカメラしたくなりました。

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実は上記の専用Webカメラを4月には購入していたのですが、まあまあ画質はイイのですが、カメラ&ガジェット好きにはほぼ何も惹かれるものがないのです。。萌えないのです。はい。デザインも設定(なにもない)も。。。

そうしているうちに、4月末のCanonを皮切りに、各カメラメーカーも自社カメラのWebカメラツールを提供してきましたが、遅れるSONYに業を煮やし、7月末に小型化して格安になったキャプチャーデバイスを購入しました。

※この記事を書いた後、SONYも自社製のソフト+USB接続のツールを提供しましたが、最高でも11Mでの認識(下記外付け製品だと28Mでます)で、画質が〇ソだったので速攻で削除しました。まあ、ソフトをインストールしなきゃならない時点でいらないです。(しかもソフトの出来が〇ソ)

 7/12発注時点で979円、本記事執筆時点8/30で770円という激安デバイスで、怪しさ満載なのですが、約1カ月使ってみた限り結構使えるので記事にしてみました。

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購入はこちらのリンクからどうぞ。

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PCのUSBに差し込みますが、幅があるのでSlim USB HUBでは隣のUSBデバイスに当たってつきませんでしたので、単独で差し込みました。HDMIケーブル(0.7mスリム)と、HDMI-MicroHDMI変換ケーブルを差し込むだけで接続完了です。

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Windows10カメラアプリを起動し、カメラ切り替えボタンを押すだけですぐに認識。ドライバも設定も不要です。

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Microsoft teamsでも同様にカメラを選ぶだけです。28Mで認識。素敵。

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ライト&スタンドと組み合わせてセットします。

ライトは 2,399円(6/15)で購入した、いわゆる「女優ライト」です。スマホスタンドとセットなので買いました。RX0はそのままでもハマるのですが、私のマルチディスプレイセット的に高さが微妙に足りないので、下記のアタッチメントを追加。 

これで高さがばっちり。さらに雲台付きなので三脚に乗せることも可能。高さ調整と安定性、屋外での使用を考えるとカメラ用三脚がベストですので、実はこっちの目的がメインだったりします。1,780円と作りの見た目の割にはちょっと高めですが、これしか見たことがないので即購入しました。

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このようにマルチディスプレイとLEDライトのちょうど間に設置でき、微妙な位置にもすぐに修正可能なのでかなり良い感じです。

ビデオ会議の画面は割愛しますが、24mm画角なので、PC内臓カメラやスマホに比べると室内が大きく映ってしまい、寝室兼和室で仕事している私的には、あまりメリットはありませんが、LED肌色ライトとの組み合わせでお肌の血行が良く映るのは間違いないので、健康的な印象を与えたい職種の方々には大変お勧めです。私的にはほとんど使う場面がなさそうではありますが、妻が、顔出し必須のZoom会議の時に重宝しそうです。

 

その他のTipsです。

HDMIでは電源供給されないので別途USBケーブルを接続して給電が必要。この時PCのUSBに刺すとStorageデバイスとして認識されてしまうので、電源から直接接続する事。

私は下記のテーブルタップにUSB給電口が付いているものを使ってます。

・さらにカメラ側では忘れずに「USB電源供給設定」をONにする事。

・画面に表示される動画像以外の文字などの表示は、カメラのメニューからON/OFF可能。基本的にはすべてOFFにするといい。(下記HDMI情報表示で設定)

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・やっぱり動画撮影を始めるとすぐに激アツになります。RX0唯一の欠点です。。夏には暴走する事も。Web会議中に暴走するとキツイです。。強めのエアコンONが必須。高温時自動オフが標準でONなので、それをOFFにすると少し長く使えますが、最終的には暴走するので、真夏の今はあまり使ってないです。冷却フィンをつける、冷却ファンをつけるなどで対策可能と思われますが、なんのためのコンパクトデザインなのかわからなくなるので、やってません。それならばCanon EOS Kissを接続しようと思います。

※なお、冬は1時間連続でも快適です。

HDMI Micro(Miniではありません)ケーブルは、普通はもっていないと思います。私も初めてです。追加購入する際、HDMIケーブルを好きに選べるという点から、HDMI-HDMI Micro変換ケーブルでの使用をお勧めします。

という事で、RX0の人も、他社デジタル一眼レフカメラの人も、お肌をきれいに写したいとか、好きな画角で撮影できないんだよなぁとお悩みの方にはお勧めです。

ケーブル類を入れても5千円もかからずに実現できてしまいますし、なにより大好きなカメラを見ながらニヤニヤワクワクしながら仕事ができるなんて、在宅ワークだからこそ実現できる事です。

そしてこのキャプチャカードならばWebカメラ化する手順が統一でき、余計なドライバとかアプリを入れなくても済むのが大きなメリットです。さて、明日はどのカメラを見てニヤニヤしようかな(笑)

ソニー デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX0

ソニー デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX0

  • 発売日: 2017/10/27
  • メディア: エレクトロニクス
 

RX0(Mark1旧モデル)は、8/30時点で50,520円です。もうあまり下がりませんね。

魅力的な競合製品もたくさん出てきましたが、やはりこのカメラ的な、ガジェット的な金属の質感とデザインの良さに惚れ込んでよかったな、と思う今日この頃です。たぶん、2~3年のうちにスマホや他のコンパクトカメラも1インチに近いセンサーサイズのカメラを出してくると思いますが、そうなったときでも十分使えるカメラだな、と思わせてくれるのが、このカメラの良いところです。まあ、APS-CサイズのRX0(RX0M3?RX0R?)が出たら買い替えます(買い足し?)

以下は過去のRX0使いこなしの記事です!ぜひ活用ください!