たりぃさんの山旅

山旅を愛するたりぃさんが超軽量の道具とデジタルガジェットを使って奥深い山域を旅します

コロナ対策ランニング - バフ(Buff)ってなんですか

ランニングのソーシャルディスタンスが10m超と言われたからなのか、ランナーは危険、という短絡的な情報の流布が多数なされていますが、歩いていてもソーシャルディスタンスは必要ですからランナーをひたすら非難したところでコロナは避けられません。叩きやすいところを叩いているのかも知れませんが、こういうのに乗じて軽々しく非難するのは好きじゃないですね。そもそも二者択一して解決する局面じゃないです。戦争と同じぐらいに人類の危機であって、チキンレースじゃないんですから。誰もががんばる。共通認識を持つのが大事。

でも、多くの人々が住む都会だとどうしても避けられないのかもしれませんね。知らないけど。10mの距離を取って走ったり歩いたりする事が困難なのでしょう。都内の歩道とかものすごく狭いところに自転車がとめてあったりしますしね。普段からでも電動自転車との接触で死人が出ている都会。致し方ないのかもしれません。

こういう時は埼玉の田舎に住んでいてよかったなと思います。ブランドないから観光客も来ませんしね。長瀞ぐらいですかね、GWに混み合うのは。

まあそういうストレスの溜まっている人々の話はこのぐらいにして、体力の維持、免疫力の維持のために運動は必要ですし、最低限の買い物も必要なので、ランナーに限らず飛沫予防策は必要です。そんな中、山中教授がバフ(buff)も有効である、と言ってくれたおかげでやっと一般の方も「バフとは何か?白いマスク意外でも効果があるのか?」を考える機会になってよかったと個人的には思ってます。この世にはマスクは白でないと許可しない施設とか団体とかも多数あると聞きますから、そんな偏見を払拭する一助になればいいと思います。ポジティブに行きたいですね。

さらに付け加えれば、ストレスの発散と経済の再開とのバランスを真面目に考えて出口戦略を取らないと、日本は二度と立ち上がれなくなってしまいます。ただでさえ落ちているのだから。早く元に戻りたい、という人が多いけれども、もともと元に戻ったところで経済的な優位性などないし、そもそも元になど戻れないのですよ。オリンピックを中心とした投資の波が過ぎ去り、少子高齢化が進む日本の社会に来る現実が、少し速まっただけの話。ここに富士山噴火による大気汚染が来たら食糧が不足するし、首都圏直下型地震が来たら自宅待機も在宅勤務も出来なくなります。

そうしたら本気で疎開しかなくなる。もうコロナでも次の災害でも、いよいよ地方創生待ったなしなんじゃないかなと思うんです。首都のタワマンに住んでいても、自宅の周りですら走るところもなければ、共用して使っているインターネットは遅すぎて在宅勤務もままならない。せめてもの気晴らしにと品川ナンバーでドライブに行けば非国民扱いで石を投げられる(らしいよ)

 

閑話休題

はい、バフの話でしたね。話を戻します。でも私、社会と経済の話が三度の飯の次に好きなので、また出てくると思いますから最初に言っておきます。

 

私にとってのバフは、トレイルランを初めてからなくてはならない相棒です。機能的でカッコいい。これはメリノウールで出来てるから最高のつけ心地である事はもちろん、臭くならないのが一番気に入っている点です。使わない理由がないですね。 

Buff カシミア オリジナル us:one size

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  • メディア: スポーツ用品
 

バフのリンクを紹介しようと密林(amazon)見てみたら、もう売り切れが多発ですね。しかも転売者が凄い値段で出品していたりするケースもある。いつもの光景だけれどもね。評価者数1で満点なんて誰が買うか。一カ月後になっているけどおそらく届かないだろう。

↓こういうの買わないでくださいね。一桁違うと意外と気が付かない人がいるんじゃなかろうか、とか思ってしまいます。他に出品がないと比較も簡単にできませんからね。amazonは場所を貸して手数料を取っているだけなので、amazonブランドだと勘違いしてはいけません。

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ある意味、市場経済原理そのもの。需要が多く供給が少ないから値段が上がる。分かりやすいね。そしてその原理を知って適正価格かどうかを判断するのは市民の責任。ほら、政府は小さくして市場に任せた方がうまくいく、だから民営化が正義って誰か昔の経済学の偉い人が言ってましたが、本当にそうですかね?昔、経済学の教授に、「経済学を勉強するのは経済学者に騙されないためなんだよ」と教えられた事がしみじみ思い出されます。現在の状況は、リアルな経済学の実証実験が強制的に行われていると考える事ができ、勉強教材が溢れていて、ポジティブに考えれば生きている間に二度と来ないない実学を学ぶチャンスです。

今なら世界に先駆けてBIを入れるチャンスですよ!10万円を毎月振り込みます!と言えば実行できてしまう。世紀の大社会実験。くだらない人が集まる物理的な箱もの建設をやめて財源にして配れば、消費の安定化が図れて、時間のある人たちがクリエイティブなフリー素材をたくさん制作し、不安におびえる事なく自宅で暮らせますよ。ただしインターネットにつながりコンピュータがある事が前提にはなりますから、そこが唯一の足かせではあります。でも今の日本ならできるでしょ?資金を投入すべきはデータセンターと回線ではないのかな?

それから有事の経済的イベントといえば、ハイパーインフレーションですね。税収の激減と財政支出の激増がまさに始まっている。まさか日本がこんな目に合うとは!多くの人がそう思っているのではないでしょうか。テレビ見ていると、まっとうな事を考えている学者と御用学者がはっきりわかって面白いですよ。笑顔でたくさんしゃべっているのがまっとうな学者、怒っていたり、能面のような普通の顔して定量的でない事を危険だとか断定的に言っていたりするのが御用学者です。三密が大事だとか(笑)ソーシャルディスタンス言うてるのに距離言わんでどないすんねん(笑)きちんとソースを示さずにしゃべるコメンテーターって本当に役に立たない情報の流布以外のなにものでもないですが、そういう事もわかるきっかけになっていい機会になるかもしれせん。誰が仕込んでいるのかわかりませんが、いつか歴史に残るでしょう。

 

また経済の話にそれてしまいました(笑) 

さて、バフのような口元を覆うアイテムとしては、自転車用のParl Izumiを合わせると5つ使ってます。長さや素材が違うから、季節によって使い分けています。

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今の季節は主にこのスタンダードなバフ。この緑に黄色が少しのデザインが気に入って買いましたが、なんと子供用(CHILD)と書いてあった。でもサイズも同じだから普通に使えています。デザインが子供用なのかな?知らんがな。

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こちらも冬をはじめとしたスリーシーズン用。これはランニング雑誌のcourierの付録ですが、長さと生地が気に入っていて、黒なので通勤用カバンにも入れておいて超寒い日にサッと装着してます。実はこれをたまたまマラソンを始めたときに藁をもすがる思いで買った雑誌(笑)の付録でたまたま手に入れて(何に使うんや、こんなん!と思っていたのはナイショ)から、バフが欲しくなったのです。
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こちらはハーフサイズのバフ。夏のメイン用です。四つ折りにして汗受けにするのが常。でもキャンプ登山でアツアツのシュラカップを持ったら見事に穴が開いてしまってますが、別に普通に使えます。
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こちらはColumbia sportswear のcool max風生地の夏用です。風を受けると涼しいのが謳い文句で、首に巻いて日除けに使いますが、実は風も防いでくれるからあったかくもあるのです。かなり万能に使えます。妻用に花柄を購入しましたが、使い勝手が良いので私もよく借りて使っていますが、上記同様にシュラカップ持ったら穴が開いてしまい、怒られました。
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ちょっと上記のもの(5年ぐらい前のモデル)とは、形とか色とか異なりますが、機能的には下記の「フリーザーゼロ」と言っているモデルが、この涼しいモデルです。

最後は自転車用。これはヘルメットかぶる時に使うためPearl Izumiの極小サイズですが、反対向きに使えばコロナ用マスクの代わりになるかもしれません。まだ、使ってませんが、これも生地が優秀で、あったかいけど暑苦しくなく肌ざわりもよく、極薄で邪魔に感じない優れた逸品です。
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以上の通り結構持ってるのでバフは足りてるのですが、SNSストリームラインに流れてきた、GWに開催予定であった「山寺蔵王ウルトラマラソン」の会場で販売予定だったクールな一品をみて一目惚れ!即注文しました。

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見てくださいこれ。痺れるほどにクールな色使い。バフ史上最高と言えます。しかも漢字で山寺。いいわ〜。最高!この紫が和を感じるし、黄色は夕焼けの色だよねー。ああ、山寺行きたい。幼少の頃の遊び場。

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昔の写真を載せます。この写真は幼少の頃の山寺の天狗岩の鎖場です。これは母に連れて行ってもらってPENTAXの一眼レフで撮ってもらった写真です。こんなところで写真を撮る母もすごいな、とこの写真を何十年かぶりに見て思いました。この岩場を走り回るのが大好きでした。小学校の遠足も含めて何回行ったか覚えてないぐらい行きまして、そのルートと、どのぐらいジャンプしたら次の岩に飛び移れるのかは今でもはっきり覚えています。こんなヒヨヒヨの身体の僕でしたが、この時、筋肉とそれを指令する神経が、生き延びるために必須であることを身体で学びました。今になって感謝しかありません。しかし何人かの先輩がこの岩場で足を踏み外して下まで落ちて行きました。そして中学卒業と共に私がこの地を離れてから少し経って、ここは閉鎖されたと聞きました。天狗の遊び場はもう原則入れなくなってしまいました。

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これは妹です。そして満面の笑みの私。たぶん、鎖を揺らして妹を困らせてるんだと思います(笑)こういうところを楽しくまじめに登る経験は、絶対に学校の勉強をする(他人の教えを有無を言わさず強制的に覚えされられる)前に身体で覚えたほうが良いと思います。今なら大抵「岩場は危ないから入っちゃいけません」「危ないから触っちゃいけません」「危ないから岩場が楽しいとか書いてあるブログなんて言語道断」そういう事を有無を言わさずに叩き込まれますから、不安定な岩場の上で身体の芯を使ってバランスをとる事など学ぶ機会がないのです。

じつ嬉しいのです。生まれ故郷の裏山で開催されるハードなマラソン。いや、このような岩場がゴロゴロある山寺から蔵王奥羽山脈の稜線を南下するのだから、全くマラソンではないし、ウルトラトレイルとして捉えても相当ハードな道のりです。そもそも普通の人はここに登山道があることさえ知らない所です。そんな大会にいつか出たいですのですが、記念バフを購入することができて幸せです!何年か後に必ず出て完走しますよ!

そして注文したらすぐに届いてしまいました。感謝感激!

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上半分が立石寺をモチーフにした黄色と青のコントラストに英語。実にバフっぽいです。対して下半分が紫のグラデーションに漢字で山寺の文字。実に手拭いっぽい。通常は半分に折って使いますから、気分やシーンにによって使い分けられますね。すばらしい使い勝手の良いデザイン。大好きです😍

トップページのサムネイル画像だけでも結構良いので是非ホームページご覧ください。

今回発送いただいた品は、丁寧にお手紙やエイドで提供予定だったと思われるスポーツ麦茶なども入っていて、がんばって準備されてきた思いが伝わってきます。必ず出てみたい。そして面白山・瀬の原山・熊野岳をメインフィールドとして育った私は、必ず地の利を生かして完走します!その風景と色合いと匂いと、そのほとんどの地形を私の身体が記憶しています。息子も出場させておいて絶対にぶっちぎってやる!50代で10代の息子に勝利。夢です。

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息子のbuffも載せておきます。これは大人用と書いてありましたが、これも同じサイズ。こっちの方がよほど子供用のように思えますけどね。本人お気に入りです。こういうのは自分が好きで装着するだけで気分が上がるデザインである事が大事ですね!大好きなものを装着して近所の人がいない河原対岸を走る。今できる事はそれだけ。でも嬉しい!