たりぃさんの山旅

山旅を愛するたりぃさんが超軽量の道具とデジタルガジェットを使って奥深い山域を旅します

めざせ白馬ロング完走!イントロダクション

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みてください、この絶景。白馬国際トレイルランの終盤、八方尾根からの眺めです。こんな気持ちのいいところを走ってみたかった!1年前の2017白馬国際トレイルランを走った時のハイライトです。ここまでたどり着き、本当に走ってよかった!と心から思いました。そんな人を一人でも増やしたい、サポートしたい。この時僕はそう思ったのです。

「フルマラソンより長い距離の山道を走るにはどうすればいいの?」「ロードとの違いはなに?」 

 といった疑問があるのではないでしょうか。私の場合、2013年に東京マラソンを完走したのでいい気になって43kmのトレランに参戦しましたが、わずか25kmでリタイアして悔しい思いをしたために、本格的にトレーニングを始めました。 

そこで私の4年間のトレラン経験と、UTMF/STY 78km/20時間の完走経験から、白馬ロングトレランを完走するための走り方とトレーニングの話を五回にわたってお話しします。 

<めざせ白馬ロング完走!目次> 

①トレイルランのための筋肉トレーニング 

②トレランの技術:登る技術、下る技術 

③食べなければ長くは走り続けられない 

④お金でロング完走を買う方法 

⑤足が終わったときの対策 

 

この記事は、私が現在所属する会社のトレイルランニング部、この部はまだ発足から1年半の新しい部なのですが、部の目標レースとなっている白馬国際トレイルランニングのロング走、つまり54km走の完走のために、私が1年前から執筆した対策法です。 このレースの特徴は、夜間走行がない、エイドの充実度は普通(感動する程のものは無いが充足している)、比較的走れるパートが多い、といったところです。

 

弊社は平均年齢が34歳と比較的若い会社なので、トレイルランニング部でも私のような40代はマイノリティであり、月次の練習会でのガチな体力勝負では勝てる事がほとんどないのですが、50kmを超えるロング走、つまりウルトラトレイルの世界では、むしろ40代、50代の方が活躍するという世界です。なにより30kmを超えたあたりから気力と精神力と経験が求められるようになりますから、そこは私の出番です。 

 

そんなわけで2018年白馬ロング走対策本部長に就任して指導した結果、昨年の完走者3名から7名に倍増する事が出来ました! うれしい!来年も倍増したいです!

 

この記事は、完走メンバのフィードバックを反映してブログ化にあたって少し修正を加えたものです。この記事を読んでウルトラトレイルの世界に挑戦し、感動する完走者が増える事を願ってやみません。走るの大好きな若者も、メタボ気味のおじさんも、「50kmを超えるウルトラトレイル完走」を目指すために参考になると思います!

 

なお、トレイルランの世界では、50kmは一般的にミドルと言われており、80km以上をロングと呼ぶ事が多いようですが、ここでは白馬国際トレイルランのロングの事を指しています。80km以上の完走を目指すには、夜間走と寒さ対策をしなければならないので、それは別の機会に記事にしようと思います。

 

内容は、トレイルランのための体のつくり方や、斜面を走るテクニックについての基礎的な内容をコンパクトにまとめて書いています。ジョギングはしているけど、仕事忙しいし時間ないんですよね~という人向けにまとめたものです。

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この記事を書いた、たりぃさんの自己紹介

山育ち

まず初めに私のバックグラウンドを話しておきます。私は山形県の山寺近くに生まれ、遊び場が山寺の急な岩場や蔵王連峰に連なる名もない山々で、冬の体育授業は クロスカントリースキーというと格好いいですが、ひたすらグラウンドをスケーティングして、自分の足で小山に登り、滑り降りてまたスケーティングを繰り返す、というものでした。おかげでスケーティングで斜面を登れます(笑)

登山に目覚める

また、山好きの母に連れられて数々の山形の山々に登りました。蔵王連峰出羽三山(月山、湯殿山羽黒山)、鳥海山 などなど。特に山形県最高峰の鳥海山(2,236m)に、小学生の頃に母に連れられて0合目から山小屋1泊で山頂まで登った経験は今でも鮮明に覚えています。すさまじく辛い蒸し暑い樹林帯の5合目までの道のりと、素晴らしい絶景の5合目から山頂までの道のり。僕はその時、明らかに登山の虜になってしまいました。母にとってはしてやったりだったと思います。そして、僕の身体に我慢する事の重要性とその先には必ず楽しみがあるから我慢も楽しいという事を浸み込ませていった瞬間でもありました。

マウンテンバイク

社会人になって上京し、街乗り用に購入したマウンテンバイクで山々を走りました。最初は横浜港北ニュータウン多摩ニュータウンの丘陵地帯、その後、東北・関東・甲信越の山々に担いで山に登ったり、マウンテンバイクジャパンシリーズに登録してXCレース、耐久レース、ダウンヒルレース、デュアルスラロームレースにも出ました。特に新潟に転勤したときに、仲間と走る耐久レースの楽しさと、ダウンヒルの技術を磨くことに没頭しました。

運動から遠ざかった日々からのランニング復帰

結婚した後、しばらく運動から遠ざかっていましたが、子供とともに出た親子1kmレースで自分の足で走ることを初め、フルマラソンに2回チャレンジした以外はトレイルランニングの面白さにハマって現在に至ります。

そんなキャリアのため、山の上り下りには10年以上の経験がありますが、ロードを走るということに関しては経験がほとんどありません。ですので急坂のレクチャはいくらでもできるのですが、ロードを速く疲れずに走る技術はほとんどありません。ぜひ疲れずに速くロードを走る方法をレクチャしてくれる人を募集します! 

今後のレース計画

 2019年の目標はUTMF167km!と決めていたのですが、あえなく落選してしまったので、今、気持ちはウルトラマラソンに向かっています。この世界にもまた面白いものがありそうなにおいがするんですよ。その先にはトライアスロンとか、TJAR415kmとか、いろいろ未知の世界が広がっています。いやあ、うれしい悲鳴(笑

 

さて、記事の続きはこちらからどうぞ!

②トレランの技術:登る技術、下る技術 

③食べなければ長くは走り続けられない  

④お金でロング完走を買う方法 

  ⑤足が終わったときの対策 

 

なお、2018年はここに書いた経験を生かして彩の国100kmと上州武尊山75kmを完走しました!下記の記事をぜひ読んでください。ナイトレースが好きになるかもしれません。

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★その他のトレランレース記事はこちら

初の泥格闘レースは、終わってみるとなぜか楽しいレースでした。 

2017年の白馬国際トレイルランは快晴でした!実は豪雨は今年が初めてだったらしいです。

憧れのUTMFの半分を走るSTYに出場して、ギリギリ完走しました!このレースのおかげで、ますますUTMF熱が高まりました。

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