たりぃさんの山旅

山旅を愛するたりぃさんが超軽量の道具とITガジェットを使って奥深い山域を旅します。

息子、初キャンプ登山。再び雲取山を経て三峯神社へ

https://www.instagram.com/p/BjOXekeH5Fu/

今回のハイライトはInstagramのリンクから。(上記画像をクリック!)

もう一年前に行った山旅の記録なので、思い出しながら書いてます。すでに2019/3/31を持って閉鎖してしまった奥多摩小屋を目指す山旅。この素晴らしかったサイトを記録し、願わくば復活して欲しいという意思を込めて書きました。

2018年GW、初めてのキャンプ登山は、息子が体調不良になってしまって1人で行ってきたけど、1週間後に回復した息子に話をしたら、絶対行きたい!との事で再び雲取山へ行く事にしました。1度行ってるから道もわかるしね、うんうん、楽勝だよね、と思って出かけました。

しかし、実際はそうではなかった。この時期の山の天候は非常に変わりやすいのだけれども、予想を超えて凄い寒波に見舞われました。でも、予想外の事が次々に起こるのが山の面白さでもありますね!天候急変のリスクもとっていざ出発!

1週間前は快晴で初夏の陽気でした。その様子はこちらからどうぞ。 

今回は少し気温が下がりそう。というより前回が暑すぎで、今回は5月らしい気温になりそうだった。

今回のファストパッキング装備はこちら

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私のパッキング。711の梅がゆとか、どん兵衛きつねとか、チリトマト、ドライカレー、ヴィバークレーションなど温まれそうな食べ物を中心に、ダウンシュラフIsuka 700FPを持参。あとオレンジジュースが必需品。元気が出るので。これら装備品は主にトレイルランニング大会の必需品装備経験+登山経験+バイクツーリング経験から来てますが、UTMFを筆頭にうるさいぐらいの必須携行品の指定がある大会に一度は出ると、生きて山から自力で帰ってくるための軽量装備を学ぶ事ができるので、非常にお勧めです。特に軽量な防寒具はトレイルラン装備の技術革新の賜物だとしみじみ思います。しかも、まだまだ現在進行形で毎年すごいグッズが出て来るからワクワクしますね!
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中二の息子には自分でチョイスさせたところ、大好きな親子丼、丸善のジューシーチキンレモン味、梅干し各種、シーフードカップラーメンなどをチョイス。いいねえ。だいぶ自分で選べるようになってきた。よしよし。ちなみに息子は背格好は似ていますが、食の好みは私と全然違います。今回で言えば、同じ好みの持参品はオレンジジュースとつぶあんトッピングぐらいですね。まあ、好き嫌いがない方ではあると思ってます。ちなみに私には嫌いなものはありません。雑食です!だから太ってしまうんですが。。。

JR奥多摩駅から石尾根縦走路を行く
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今回もJR奥多摩駅から石尾根にとりつく。この東京都の水瓶をトラバースする尾根道は本当に気持ちが良い。結構な距離があるため、健脚登山者とトレイルランナーが多く、初心者が少ないため実に快適な道のり。幼少のころ、母親に「登山は0合目から登るのが本当の登山なんだ」と教えられているから、息子にも先導してそれを体験させるのが僕の役割なんだと思ってる。これは経験してみないと絶対にわからない。

石尾根縦走路の名峰鷹ノ巣山からの眺め

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鷹ノ巣山の山頂から。富士山が美しすぎて時を忘れる。

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富士山の横にも奥多摩の稜線がフレームいっぱいに連なっている。

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富士山の絶景を眺めながら、最近定番のカップラーメンと抹茶ラテをいただきます!今回も、他の登山者も皆カップラーメンでした。

奥多摩小屋キャンプ場へ到着して設営します!

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さて、今回の目玉は、ファイントラックのツエルト2ロング、緑バージョンです!

機能性を重視したとき、このツエルトは、透湿性の生地にエアダクト付きで結露せず、身長が高い事を考慮したロングバージョンのため足元や荷物収納性で有利だし、ストックと専用の2mm細引きで自立できる上に軽量です。なんとこれでたったの680gです!内訳は、本体340g、ガイライン40g、トレッキングポール300g(カーボン2本)!しかもトレッキングポールは他のテントを使った場合でもいつも持っていく事を考えると、実質380gですよ!!!最軽量のストックシェルターより100g重いだけで、これだけテントに迫る快適性を得られるのですから、決して高い値段ではないと思います。

またファイントラックの通常のツエルト2はオレンジ色ですが、いかにもエマージェンシー的な色合いがあまり好きではなかったのですが、ロング以上の大きめのモデルには普段でも使いやすいようにモスグリーン色が設定されている事があります。ただ、近くの店舗で見つけられなかったので、実物を見ずに思い切ってAmazonでポチリましたが、これは大正解で、ご覧のように風景に良い感じに溶け込んでくれます。いいですねぇ、この色合い。空と木々と地面が美しく見えます。いはやは、自然です。f:id:tullysuzuki:20190209135223j:image

タープと同じ原理で設営するため、先にガイラインを45度の方向に置いて4隅をペグダウンしてからストックをグイっと立てればあっという間に、5分もあればテンションがかかった糸に吊るされた立派なテントが出来上がり、中に入る事ができます。降雨時でも役に立ちそうです。

テントとポールの間のロープに30cmほど隙間があるため、ここを洗濯紐がわりにして乾かす事ができて、実に便利なつくりとなっています。ストックの先端には小物のグローブとかBuffとかをひっかけて乾かす事も出来、ヘキサタープ好きのたりいさんにはたまらない仕様です!いやあ、何回フィールドテストしたんでしょうか。改善ポイントが見当たりません。すごいなぁ。関心関心。ほんとに関心。
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Captain Stagのザブトンをすのこ替わりに使うと靴を脱ぐのが楽で汚れません。さらにそのままスライドしてツエルト下に簡単に押し込んで収納できます。ストックを写真のように少し横にずらしておくと出入口が広がって良い感じになります。

ここで両サイドにペグダウン用のループがあるのですが、息子が小枝を拾ってきて、そのままぐりぐりと地面とループをつないでみていました。そうすると。。。
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こんなに広大な空間に広がるんです!!!身長175cm強で肩幅広めの2人が寝ても、肩にテントが触れて不快になる事がありません!
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なかなかの創意工夫が結果につながり、大満足の息子とツーショット(*´▽`*)

この通り、175cmの身長でも余裕の空間!
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ただし、適切なサイズと太さの小枝を見つけなければならないので、いつも同じクオリティで広くできるかどうかについては少しリスクがあります。利点はもっていく重さがゼロgという事ですね!極細の細引きを持って行っても良いかもしれませんが、大抵は枝があるので、たぶん今後もこれかな。
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さて、テント場から少し降りたところにある水場へ水くみに。GWということと、2018年度限りで閉鎖してしまう奥多摩小屋キャンプ場を最後に楽しもうというたくさんの人のテントが林立していました。

さて晩御飯の時間ですよ!
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さて、晩ご飯を作ります!今回は、ファストパッキング料理として、軽量・高速・常温保存かつスパイシーでインスタント感のない食事をテーマに、創意工夫料理を。

こちら常温保存ができる丸善ジューシーチキンの辛いタンドリー味。コンビニでもつまみコーナーに売っている事があります。これは数ある常温保存のチキンの中でも、ほんとにジューシーで柔らかいです。ただ、取り出すときに汁がこぼれやすいので注意してください。ゆっくり開けるか、飛び出るのが前提でティッシュを使うか、工夫しないとウエアが汚れて臭くなって大変な事になります。これをあらかじめ切っておきます。

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お湯を入れて出来上がったサタケのドライカレーにチキンをのせたら出来上がり!どうです?この見た目。目にも鮮やかです!!

同じころ、息子の親子丼も出来上がり、二人同時にいただきます!!

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もう味は言うまでもなくおいしいのですが、さらにGSI Outdoorのスパイスミサイルから、あらびきガーリックパウダー、コリアンダー一味唐辛子をふりかけて、さらにスパイシーなインドカレー風に!!元気が出ます!!! 

GSI Outdoors Spice Missile

GSI Outdoors Spice Missile

 

 これは6種類のスパイスをコンパクトに持ち歩く事ができる優れものです。現時点の私の中身は、上から、コリアンダー(いわゆるパクチー/シャンツァイ)、ガーリックパウダー、一味唐辛子花椒パウダー、ゆず皮パウダー、トリュフ塩。いろいろ試してみて、山の上だとガツンと濃いめのスパイスが良いと思い、このチョイスになっています。この商品の唯一の欠点は、穴の大きさが大中小あるけど、中が1つしか付属しない事です。小は目詰まりしやすく振りかける時間もかかるので辛くなりすぎると困る唐辛子ぐらいしか出番がなく、中が2つだと良いですね。実際は大1、中1、小2です。大は詰め替え用の仕切りです。

なお、このスパイスミサイルは自宅でも大活躍します。今までスパイス用ケースに6本を格納し、それを一つ一つ取り出して使っていたものが、これ1本で済んでしまいます。また、2種類のスパイスを一振りでかけられるのも特徴の一つです。そのため、山での調理時間短縮と料理のおいしさを両立できる、素晴らしい商品なのです。少しお高いと感じるでしょうけど、料理好きならぜひ手に入れてほしい一品です。たかがインスタント食品が、香り高き一品に変わりますよ。

素晴らしき奥多摩小屋キャンプ場を堪能する
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夕日に照らされて良い感じのモンベルテント。この色とカタチ良いですねぇ。もっとも多く見かけたテントですが、色まで揃うことはあまり無いですね。f:id:tullysuzuki:20190209135233j:image

陽が落ちると空気が冷たくなり空がますます澄み渡り綺麗になっていく。何も聞こえない。ここは本当に世界を代表する大都市東京都なのか?

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ここは携帯の電波がまったく通じないから、通話している人も歩きスマホしている人もおらず、車のアイドリング音ももちろん無い。実にマナーのいい人々が集っている素敵なキャンプ場。大都市の日々では、歩きスマホをしている輩を見ない日なんて最近経験してないよね。もっと早く来ればよかったな。
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富士山と共に紅色に染まる山々。さながら屏風に描かれた風景画のような景色が目の前に180度に広がっている。時を忘れてひたすら撮影に没頭する。今は、携帯性と防水性、それにそこそこの画質が得られるからiPhoneしかもっていかないけれども、こういう風景を撮っていると、もっと良いカメラを持ってこようかという気になってくる。コンデジを処分して購入したAPS-Cミラーレスの中でも一番軽いCanon M100もあるが、やっぱり400gちょっとあり重くて嵩張るからトレラン/ファストパック装備には向かないので持っていく事がほとんどない。やはり高級コンデジか、高級アクションカムか、どちらかがほしい。画像センサー1.0型以上で軽量なものが欲しいところです。

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日が落ちると静寂と暗闇と共に、壮絶な寒さがやってきた。焚火で暖を取る。火は実に暖かい。

雲取山に向かいますが極寒です!

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翌朝、あまりにも寒く、あまり寝た気がしない上に手がかじかんでいるのでご飯を作らずにさっさと撤収し、着込むだけ着込み、ジェルを飲んで早々に山頂に向かって歩き出しました。ツェルトはストック外したらガイラインつけたまま丸めるだけだから、撤収もとても素早く出来ましたよ。ファストパッキングの真骨頂ですね!

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日が昇ったらどんどん暖かくなってきて元気が出てきた。
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 雲取山登頂!この新しくなった標識かっこいいなぁ。甲斐駒ヶ岳のように朽ち果ててどこ来たかわからないような事もないだろうから良いですねぇ。

三峯神社へ下山を開始しますf:id:tullysuzuki:20190217144847j:image

日が昇って暖かくなった秩父路を下る途中で温かいどん兵衛を食べます。いやー、実に美味しい!!
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ズルズルと音を立ててうどんを食べていたからなのか、崖の上から鹿が降りてきて、物欲しそうな目でこっちを見ています。それにしてもこんなに近くまで寄って来る鹿を初めて見ました。幼少のころに山形の山の中で見た鹿は、素早く崖を駆け上っていく姿を一瞬見る程度で、すぐに逃げて行って、とても追いかけて写真を撮るような場面に出くわしたことがなかったから、新鮮であると同時に、襲ってきたらちょっと怖いなと警戒モード。

でも息子にも目に焼き付けてほしかったから、崖を素早く降りる様を眼下に焼き付けるように言いながらiPhoneを取り出し、少し鹿に近づいて勢いよく足で地面を踏んづけたら、素早く崖を降りるデモンストレーションをやってくれました。そして撮影に成功!

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人間が崖を下るときも、この足さばきや、スルスルと身体を動かすのを真似するのが良いんですよ。私がカモシカステップと呼んでいるものです。しなやかに素早く落ち着いて足を踏み替えたいものです。

三峯神社はGW真っ只中だった

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三峯神社まで快適に降りると、のんびりしていたので昼過ぎに。そうしたらご覧のようにバス待ちで300人ぐらいが並んでいて、さらに道中渋滞のためいつバスが来るのか全くわからないという。そうですね、1日の白い気守り配布の日も渋滞で動かないけど、今日はGWだもんね。
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仕方ないのでまずは腹ごしらえに秩父名物わらじカツ丼!これはこれでサクサクして美味しいソースカツ丼でした。登山の後だと格別のおいしさです!ざるそばも最高!!

忘れられた三峯神社表参道
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その後は、三峯神社表参道をダウンヒル!ほとんど人がいない快適な道をひた下ると、途中にものすごいパワースポットが!これは見る価値があります。言葉と写真で伝えるのは難しいところ。とにかく神聖な気を感じます!!!バスになんかもったいなくて乗っている場合では無いですよ!
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太すぎる壮大な杉の木がずっと続く表参道。神様が走り抜けるべき道と言うべき美しい道を僕たちも走り抜ける!
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水が滴るトレイルから上を見上げると、そこには美しすぎて心を奪われる景色が広がっていました。大昔に神々のためにデザインして作ったのか、はたまた神である自然が作ったのか。。。何枚も写真を撮っているからなかなか進みません。ここ、表参道はロープウェイが廃止されてからすたれてしまったものと思われますが、今回の山旅でもっとも素晴らしいところだったといっても過言ではない景色でした。
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表参道入口近くの豪快な音を立てる竜門の滝。神の修行場でしょうか?細く勢いの良い細い滝に感動。これもぜひ実物を見てほしいです。写真だと百分の一ぐらいしか良さが伝わりません。

三峰口までのロードは酷い道のり
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国道に出ると少し歩道があるけど、半分ぐらい、そう30分ぐらいは車道歩きのため緊張を強いられる。できれば日暮れ前までにここを通過したい。ぜひとも表参道登山口から三峰口駅までは歩道を整備してほしいなあ。

あと、真っ暗なトンネルもあるので高輝度の後方用フラッシャーライトの持参をお勧めします。 

NITE-IZE(ナイトアイズ) シンチマーカー レッド NCM-03-10

NITE-IZE(ナイトアイズ) シンチマーカー レッド NCM-03-10

 

 私はこのNITE-IZEのイエローとオレンジを持っています。薄くて引っ掛けるゴムが付いていて使いやすいので、登山、トレイルラン、自転車、通勤の時も使いまわしています。
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今回の旅のお供、ultimate directionのfastpack25と30。山旅の相棒としては最高のポケット類と防水ロールトップのメインコンパートメントです。

新しく西武秩父駅に出来た祭りの湯
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秩父鉄道三峰口までロードを歩き、三峰口駅からお花畑駅経由で西武秩父駅へ。そこに新しく出来た祭の湯へ。GWのためか入場制限があったけど20分ほどで入場。入ったら人数制限しているだけあってか快適空間。西武鉄道が、京王電鉄高尾山口駅に出来た極楽湯に対抗して作った後追いの温泉だけあって良い作りです。露天風呂から武甲山も見えて素敵です。ビールも最高!

さて、今回初のキャンプ登山にして、大満足だった息子とは、その後、2泊3日でのファストパックBBQ登山を敢行しました。その記事はこちらからどうぞ。記事の順番は逆ですが、どちらも素晴らしい山旅でした。 

2020/1/13追記:

今回紹介した軽量グッズは、フィッティングが重要になるので、実物を見ることも重要です。オンラインストアだとそのあたりが口コミに頼るしかないところが大きいですが、やはり定期的にお店には通いたいところですね。私は御徒町OD-BOXとお茶の水&池袋L-Breathが軽量ヲタクとしてはお気に入りです。L-Breathの品揃えの事前確認と店舗に在庫がないときの購入には、オンラインストアが使えます。値段は大体同じですね。