たりぃさんの山旅

山旅を愛するたりぃさんが超軽量の道具とITガジェットを使って奥深い山域を旅します。

甲斐駒ケ岳キャンプ登山⑨黒戸尾根を下山します

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おはようございます。少し雲がある7月16日早朝の七丈小屋の第二キャンプ場からの眺めです。今日も実にすがすがしい雰囲気。暑すぎなくて良いですね。

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朝ごはん第一弾は、おなじみアマノフーズの中華粥!今回初めて食べるのでドキドキしながらお湯を注ぎます。ガスバーナーは静寂のキャンプ場にはうるさいので不向きで、最近はアルコールバーナーばかり使っていますが、やはりガスバーナーの火力と手軽さは素晴らしいですね。2人前以上作りお湯がたくさん欲しいときはガスが良いです。
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見た目はこの通り普通の粥ですが、そのうまさ、絶品すぎて言葉がありません。山の上という特別なスパイスを加味しても、これは味わい深く、中華街で食べる粥と何が違うのか僕には説明できません。鶏肉入りとほたて貝柱入りと、どちらもおいしいです。これはこまったなぁ。白米のアルファ米など、ますます出番がなくなる気がしてきました。なぜならこれはたった30秒で熱々を食べられちゃいますから。
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朝ごはん第二弾は、無印良品チキンラーメンに九州産味噌汁の具を入れ、だし油揚げと桜えびをトッピングした、スペシャル和風カップラーメンです!これが、今、マイブームで一番おいしいカップラーメン!これも熱湯を注ぎ、トッピングを載せている間に完成してしまいます!そして一味唐辛子をふりかけ、熱々を食べるだけ!!
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2日間活躍してくれたツェルトロングも、今日でおしまいです。実に快適で名残惜しいなぁ。テントと違い、ストックを外してクルクルっと丸めておしまい。まさにタープの収納と同じ手軽さです。これは荒天のビバーク時にもきっと役に立つに違いない。なお、まったく結露しませんでした。だから収納も楽チン。設置の速さではストックシェルターの方が上ですが、快適性を言ったら比較にならないほどこちらの方が上です。テント代わりならこちらがおススメ。
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朝、空の半分が何かやってきたかの如く雲で覆われていました。真ん中の隙間からUFOが出てくるような雰囲気でしたよ。上空だけ寒気が流れているのかな?
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朝のドリンクは、息子と一緒に飲めるカフェインレスの抹茶ラテです。これは、甘くて糖質補給になる上に、香りがよくテンションが上がる飲み物としても非常に良いです。色も緑茶のグリーンが綺麗ですね。
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さて、軽くなった荷物を縛り付けて、いざ黒戸尾根を下ります。僕はひげが伸び放題、息子は産毛程度ですね。30才も違うから仕方ないのですが、年の差を感じますね。少しテント場もガスってきました。
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下りの鎖場は正直、恐怖です。でも、2日前に来た道なので、ほとんど記憶しているから、どう行けば良いのか大体わかっていて、登りより気持ちは楽だった。代わりに、疲労している身体が言うことを聞かない。
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慎重にはしごを降ります。この、40度ぐらいのはしごが一番面倒でバランスを保ちにくいです。四つん這いが確実安全、腕で支えながら二足歩行でも行けるところがあります。技術レベルに合わせて選んでいいと思います。
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垂直はしごを真上から。垂直はしごを降りたところも、またはしごがある。一歩も踏み外せない。ただ、確実に行けば難易度は低め。はしごもしっかりしてます。
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垂直はしごからの眺めは最高です!(写真は登り時のものです)
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下っている最新のはしごの右横には、昔使っていたと思われる朽ち果てた木のはしごが打ち捨てられている。昔の修験者は、このような不安定なはしごで登っていたという事だ。すごい。
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唯一の登り返しの渓谷にかかるはしごの水平橋。これはこれですごく恐怖を覚える橋です。この後、晴れて徐々に暑くなり、足も痛くなり、走らずにゆっくり下りました。途中でたくさんの登山者とトレイルランナーとすれ違い、また、素早いおじさん登山者に追い抜かれました。かなり慣れている様子で、つづら折れを迷いなく踏み込んでいました。私は途中で追いかけるのをやめて慎重に行きました。ケガは良くないしね。息子は元気について行ってました。すごいな、成長したな。下りで僕の先を行くなんてね。その後もこんな斜度登ったかなあという程の急斜面で疲れました。いや、しかし、本当に暑い。水も無くなりそうだし、ぬるくて不味いからテンションも上がらない。ほんと、下りの方が辛かったです。
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懸命に下った先に待っていてくれた、ゴー!と音を立てて流れている尾白川。トレラン装備なので何も濡れて怖いものはありません。ザックを降ろしたらすぐにドボン!息子は少し驚いていましたが、僕がドボンしたら即付いてきました。この透き通った透明感、最高ですね!
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もうね、想像よりも冷たくて、結構悲鳴を上げざるを得ない状況。でもむっちゃ気持ちいいからどんどん中へ入っちゃう。水着を着て喜んでいる小さな子供達を尻目に、息子と2人で泳いで、流され、水を掛け合って、子供か!?という雄叫びをあげて楽しみました。ああ、最高。ここが最後というのが幸せすぎます、黒戸尾根、最高です!疲れた足も火照った身体もあっという間にアイシング完了です!
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尾白川の後は、駐車場に戻って瓶のコカ・コーラを堪能!これは間違いないやつです!なぜ、瓶だと缶より美味しいんでしょうね。わかりませんが美味しいのです。もう笑顔しかない状況。お疲れ様でした。

 

この後、混んでいたけど近くの尾白の湯に入って蕎麦を食べ、南アルプスを後にしました。中央道の渋滞には辟易しましたが、南アルプスがよかったので+-ゼロです。右車線の追い越し車線だけが混み合っているのはなぜなのか、考えて走っている人はどれだけいるのだろうか。制限速度以下で無灯火で走っている車の運転手は、本当に免許を持っているのでしょうか。そしてなぜか大抵は真っ黒ガラスのこうきゅうなくるまです(笑)

 

参考コースタイム

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七丈小屋まで6時間ジャストでした。コースタイム6:35なので、90%ぐらいです。
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2日目は11:33。コースタイム10:10なので、116%でした。仙水小屋から長衛小屋間だけトレイルランでしたが、その他は全部渋滞だったし、昼食に1時間休んだので、まあこのぐらいですかね。
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下山は5:05。ピッタリコースタイムと同タイム!河原で30分ぐらい泳いだからこんなとこですね。

キャンプ装備だとやはり遅めとなりますが、コースタイムとほぼ同じ時間で行けて無理はない感じでした。むしろトレイルラン装備の2日目が一番時間がかかるとは想定外でした。

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なお、山梨県の山のグレード表による分類では、技術的難易度D(上から2番目)、体力度6(1-2泊が適当)になっているので、参考にしてください。

 

今回この記事を書こうと思い立ったのは、キャンプ登山+トレイルランをしたいと思ったものの、山本健一さんのトレーニング合宿の話ぐらいしか参考情報がありませんでした。メタボ予備軍のたりぃさんと中二の息子の山行きではあまり参考になる情報がない中で、今までの登山、キャンプ、バイクツーリング、MTB、トレイルランの知識をミックスして、いろいろ模索した事を書き綴りました。他にもっと良いもの、方法など、教えていだければ幸いです。

 

また南アルプスには登りたいです。次は北岳間ノ岳鳳凰三山に登りたいですね。

 

紹介した食料についてはこちらをどうぞ。

tullysuzuki.hatenablog.comキャンプ登山の先頭記事はこちらからどうぞ。

tullysuzuki.hatenablog.com