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Funtrails 秩父&奥武蔵25km
今年初めてのレースを走ってきました。実に一年ぶりのレース。
自宅を出るときは曇りでどうなるんだろうと思いながら西武秩父線に乗りトンネルを超えると、そこは快晴の武甲山が迎えてくれました!
横瀬駅からスタート地点でもありコースでもある羊山公園の姿の池。実にキレイ♪快晴のレースも数年ぶりなので、本当に気分が高まり、抑揚が抑えられなくなったけど、大自然の中だから抑える必要ないんだよね。それに会場についたらもっと高揚している仲間がたくさんいた~♪
受付するとエイド食の饅頭を手渡される。今年はコロナ対策で事前配布です。途中で食べたけど饅頭って最高だね!
こんな世の中ですが、感染対策を徹底して開催されているFuntrailsのみなさんに感謝。
後ろでは久しぶりにお見かけした「おっくん」こと、奥宮俊介さんです。いつも元気をもらえる笑顔をありがとうございます。
参加賞はトートバッグ!赤と黒がありましたが、迷わず赤をチョイスします!妻が喜ぶデザインです♪案の定、帰宅したら飛びついていました。大きさも良く、持って帰るのにも最適でした!
順次5グループのWaveスタートで最後尾グループを中盤から出発。Wave方式は筑波マラソンでも取り入れていましたが、山道入ってからも混雑しなくて実に良いと思います。すこし競ったけど、暑いし、歩道橋あたりからマイペースモードに突入してクルージング。
序盤の森を抜けた先の、イノシシ小屋。今日はランナー多いからイノシシいませんね。快晴で汗ばむほどの気温です!そしてこれから上るハードな二子山を眺めて一服。
芦ヶ久保エイドの先からの延々と続く上り坂。試走していても長く感じます。この後も長い長い。。。でも写真撮らずに結構淡々と進みました。
今回は楽しむのが目的ではありましたが、なんとか歩かずに5時間切りを目指していました。横瀬駅に向かうロードの上り坂で一度だけ歩きましたが、それ以外はほぼ歩かずに走り切り、4:57でゴール!なんとか3分前!やったー!!
25kmトレイルレース装備品の紹介
リクエストが多いので、今回のパッキングを紹介します!FuntrailsはUTMFと同じぐらいに装備品が厳しく多めなので、日帰りのトレイルラン(日没リスクあり)に行くときも参考になると思います。食料はとにかく試して自分の好きなものを!味変、味覚変、成分が重要。タイトルがAmazonリンクになっているので詳細知りたい方はクリックしてみてください。
1)左下の食糧(上から):
- Mag-on(マグネシウム入り。足釣り防止に。甘み控えめ、酸味強め。お試しパックがおススメ)
- WASP 低GIアップルハニー(甘いのが欲しいときに:実物は小型パッケージ)
- スーパーヴァーム顆粒 (アミノ酸、30袋入りがお得。ノーマルも味がさっぱりでお勧め)
- TOP SPEED(天然アミノ酸。激坂前にこれ一本でパワー注入!これも多数パックがお得)
- STCヌートリション(パワー注入に。これは味も良いのでお勧め)
- ENEMOTI(エネモチ) (これ東北の携帯食”ゆべし”そっくりな味です。和食好きな人に)
- ライスピュレみたらし団子味(醤油味でほっとできます。ジェル嫌いな人に)
- UHA HAPPYデーツ フルーツグラノーラ 4本入り×10個(グラノーラがあると味覚変更できて良いですよ)
- MEDALISTエネルギージェル(味がいい。特にグレープ味とコーヒー味はいい。甘すぎないから飽きない)
- TOP SPEED ULTRA MINERAL TABLET(3g×20粒) TP2(水を補給したら必ずこのミネラルタブレットを入れてミネラル欠乏を防止。しょっぱくて飽きない味)
2)左上のパッキング品:
- Uniqlo UltraLightダウンジャケット(超コンパクトで温かさが程ほど。暑がりなのでピッタリ)
- [ザノースフェイス] ストライクトレイルフーディ(昔のGoretex Windstopperモデルを愛用。軽量で防風透湿のものを。行き返りも使用できるデザインが良いと思う)
- オンヨネ ブレステック 3L レインパンツ(よほど寒くない限り使わないので安いけど透湿素材のこちらを使ってます)
- 黄色のキャップはワゴンセール品にビバンダム君ワッペンを縫い付けたものを使用。
- SEA TO SUMMIT eVentコンプレッションドライサックXS(上記パッキング品をすべてこのサックに入れてギューギューに締め上げてコンパクトにできます!練習時は着替えも詰め込みます!)
- ※12/5追記:なんとコンプレッションドライサック XXSが出ていました!これ、画像がXSで説明もXSなので分かりにくいですが、XSの容量が最大6.0Lから2.0Lなのに対してXXSは最大3.3Lから1.3Lとなっています!これは迷います。たぶんXSに半分ぐらいしか入れていないので、XXSの方が小さくなりそうな気がします。うう、夏用にほしい。。
3)真ん中のパッキング品(ザックの中に上のドライサックとこれらを詰め込みます):
- 救急セット(コンパクトなものを。中身は絆創膏、ポイズンリムーバー、テーピングテープ、針金、虫刺されクリーム、超小型ナイフを入れてます)
- SOLエマージェンシーウ゛ィウ゛ィ(超コンパクトなマミー型でおススメ。一泊登山でも寝袋&カバーの替わりに使える)
- moltenホイッスル黒(プラスチック製の軽くて小型で、必ず玉入りの大音量モデルを。ビバーク時に楽に鳴らして居場所を知らせる事が可能)
- TNTORミニ超薄型モバイルバッテリーケーブル内蔵わずか4mm 2500mAh(この厚さたった4mmのバッテリーでiPhone8を2回充電できます!)
- MARSQUESTサングラス ウェリントン型(ラフに扱っても折れない軽いフレームのものを使ってます。ロード走行が長い時にあると走りに集中できる)
- 熊撃退スプレー 携帯 護身用(クマよけスプレーで一番小さい。効くか試した事ないけど精神的安定効果はある。まずはホイッスル最大音量、その後近寄ってきたらコレを握りしめる!)
- PETZLアクティック コア(最新は450ルーメン!私の3年前のは200ルーメン。日没程度なら余裕で照らせるし、レースでも使える。登山でも使える赤色LED付きのコレがおススメ。バッテリーも緊急時に乾電池も使えるのがイイが、バッテリーパックは交換が楽&明るいのでおススメ)
4)右側の装着品(着ていくものです):
- finetrackエバーブレストレイルグローブ(軽くて防風透湿、脱着しやすい。岩場にも。夜は寒いのが難点)
- シーダブリューエックス アームカバー(ジャケットを着るほどでもないけど寒い場合の温度調節に最適)
- [バフ]多機能ヘッドウェア ネックカバー(今回は冬用フルサイズを頭に、夏用ハーフサイズを首に。折り方と装着位置でいろいろな使い方ができる)
- drymax Trail Run 1/4 Crew トレイルランニング(放熱性に優れマメができにくい靴下。クッションもあり)
- マーモットのTシャツ(薄くて軽いけど保温にも防風にも優れる)
- [ミレー] ドライナミックメッシュノースリーブ(松潤が着て有名になったドライレイヤーのアミアミ仕様の後発モデル。空気層が大きいので冬向き。夏はFinetrackの方が涼しい)
- finetrackクロノショーツ(登山用ハーフパンツですが最強です!温かい、撥水がイイ、ポケットが適度にタイトで揺れない、さらにジッパーついてるから崖っぷちとかでもスマホとカメラが絶対に落ちない、鍵も入る、余ったベルトの揺れ防止専用ポケットがある、通気性が良い、など完璧な作り)
- RaidLightレースナンバーベルト(Tシャツに安全ピンを通したくないのはもちろん、後で上下左右位置を自由に変更できるので、雨が降ってきたら腹の部分に移動すれば体幹冷えるのを緩和できるのでレインウエアを取り出さなくても済む、カメラマンが居たら見える位置にバッチリ移動する、など様々なメリットが得られる)
全く新しい走りができるシューズALTRA Olympus 4!
今回のシューズはRenewalしたAltraのオリンパス4.0 / OLYMPUS 4.0 !今流行りの厚底靴スタイルでスタックハイトが33mmもありますが、それだけじゃないんです。厚底の中身がマシュマロのような感触の柔らかいエラストマーのようなものが入っていて(黒い部分)、ぶにっとつぶれるのですが、その上下の青い部分はカッチカチの素材で、ソールはVibram社のMegaGripソールでおおわれており、さらにそれが左右に二つ割れているのが最大の特徴です。
それにより着地時に左右のどちらかだけ石ころなどを検知したとすると、どちらかだけがぶにっと瞬時に潰れて衝撃を吸収してしまうのです!!!
※12/5追記:マシュマロの正体はエラストマーの一種であるEVA(Ethylene-Vinyl Acetate)(エチレン酢酸ビニル)が用いられているそうで、俗に発砲ゴムと言われているものだそうです。まあゴムですね。スポーツ用途ではメジャーなのですね。詳しくは下記のアルトラサイトを参照ください。
OLYMPUS史上最高の安定性を持ったMAXクッションシューズ「OLYMPUS 4」 | ALTRA-ランニングシューズ
つまり、
「何も考えずに足を置いても平気!」
という事なのです!!!ふわっ、しゅぱっ、シャカッ!こんな感じの足置きで下れてしまいます!!!
まるでMTBにリアサスペンションがついたときの衝撃と同じぐらいに衝撃を受けています。トレイルランニング界のロールスロイスとでも呼びましょうか。もう次元が違います。下りが苦手な人に一度試してみてほしいです。また、登山で足をひねるのが怖くてハイカットを履いています~という人にも是非履いてほしいです。この僅か329gで超軽量な靴なのに、足ひねりの心配がないんですよ。僕が購入したこの黒/青モデルならばレースの雰囲気よりも登山の雰囲気ですし、なんなら会社にも履いていきましょうか、というぐらいにシックで落ち着いています!
普段はこのぐらいの厚さの黒い部分ですが、これが、
根っこを踏んだら、このようにぶにっと潰れ、硬いVibramメガグリップソールも一緒にい横方向に持ち上がるので、人の足はそのまま無意識で通過できてしまう訳です!!
このように、左右が独立して衝撃を吸収できるようになっており、潰れた方もメガグリップが食い込みますが、もう片方の方も適切になったメガグリップの面が、エラストマーによる上からの押し付けもあって強力に刺さりますのでほとんど滑りません!!
これにより、感覚的には2倍ぐらいのスピードで進めますし、何よりも、足置けるかなぁと不安になって足が出ないあの感覚を一切持たずに、とにかく前方の母趾球の置き場として適切だなと思う一点だけ見つけてしまえば、どうにでもなってしまうシューズです。
さらにさらに、前傾姿勢を強めにすればするほど、スピードを上げれば上げるほど、反発力による推進力が増してきて、さらに加速します!もう腸腰筋がこれまでにないぐらいに動かされます。思わず雄たけびが止まらなくなる僕。これは野生の走りとして最高の出来だと思います。試しに2倍速ぐらいで走ってジャンプをしてみたら、まだ3倍速ぐらいまで行けそうでしたが、ちょっと腸腰筋が危なそうだったので止めておきました。とにかく低速でも高速でも安定するシューズ。こんな靴を待っていたんですよ~。
ALTRA Olympus 4は、現在日本で発売されているのは、この赤と、白/黒/赤の2種類のみなのですが、海外ではこれらに加えて青と、私が購入した黒/青モデルが存在します。なぜ青を入れないのか、私にはまったく理解できないので、当初買う気がまったくなかったのですが、私はこちらのサイトから購入しました。
いまならBlack Fridayで激安!!!
海外から発送ですが、わずか3日で届きました!送料高めなので、何足かまとめて買う人にはお勧めします!!
※12/5追記:とはいえシューズに頼って走るにも、基本的なランニング足ができていないと着地はできません。これについてはアルトラのFAQに下記の良記事がありましたので、ぜひ一読ください。
Q:長距離を走ると、脚の攣りなどに悩まされています。何か良いシューズはありますか。 | ALTRA-ランニングシューズ
つまり裸足の走りを身に着けることが必要だとALTRA自身が言っていますね。ALTRAってなに?裸足?ワラーチ?アサーチ??正しい走り方に矯正したいと思っているけど良くわからないという方は、下記の記事をぜひどうぞ。私の一番のおすすめはアサーチです。ただし沼に落ちても責任は持てませんよ。。
私の専門は山旅、FastPack、超軽量登山なので、こちらも良ければ参考にしてください。
トレイルランで使っていたGarmin Vivomove styleはレース直前に突然死してしまいました。。もっとも心拍さえ測れれば、ペースは身体に聞けばいいので、vivosmart HRJで十分なのですが。心拍計と高度計だけをシンプルに表示してくれる小型の腕時計が欲しいですなぁ。ディスプレイはスマホの方が大きくていいですわ。時計はバイブが鳴れば十分。